「「「ノベルスキーさん、ノベルスカヤさん、お誕生日おめでとうございま~す!」」」
頬を撫でる風にほんのりと柔らかさが混ざってきた三月二日。この日はノベルスキーマンションの管理人、ノベルスキーとノベルスカヤの誕生日だ。
「皆さんありがとうございます!」
「こんな盛大に祝っていただけるなんて、何とお礼を申し上げればいいのやら……。本当にありがとうございます!」
マンションの住民たちによるサプライズのお祝いに、二人は相好を崩した。知らぬ間に準備されていた飾り付けやプレゼントの数々は、聞けば住民全員で用意したのだという。
「プレゼントを準備するの大変だったんですよ」
「そうそう。ノベルスキーさんとノベルスカヤさんが持っていない本を調査したり、お二人に贈りたい本を聞いて回れば幾つか被りが出たり」
「本以外のプレゼントのプレゼン大会も開かれたりね」
「自分で作れば被らないから、と本を作る人もいれば、お二人のイラストを描く人もいたんですよ」
「僕たちのためにそこまでしてくださったんですか!?」
「これはもう偉業の巡回展開催決定です!」
住民たちの用意したプレゼントの山は、ほとんど本の山と言っても差し支えない。二人が買うかどうか悩んでいた本、気になっていた図鑑、住民が手製本した同人誌、随所に作者のこだわりが伺えるイラスト本等々、様々な本が文字通り山の様に積まれている。
本以外には、美味しそうなお菓子やどこからか取り寄せたのであろうハンバーグ、手作りの餃子、目の疲れを癒すためのホットアイマスクに胡乱もある。それだけ管理人の二人が住民たちに愛されているという証拠にほかならない。
「僕たちだけこんなにいただいていたら、何だか申し訳ないです」
「そんなことないですよ! ノベルスキーさんたちにはいつもお世話になっているので、みんなお礼をしたいんですよ!」
「同じ趣味の人たちと日々切磋琢磨したり、お互い意見を交わしたり、素敵なものがあれば情報共有したり……。こんな良い環境を作ってくださったお二人には、感謝してもしきれません」
「今まで周りに絵を描いている人はいても小説を書く人はいなかったので、同じ字書きが沢山いるこの場所が凄く居心地が良くて……。このマンションに出会わなかったら書くのを辞めていたかもしれません。ノベルスキーマンションを建ててくださりありがとうございます!」
口々に感謝の言葉を述べ、頭を下げる住民たちに、ノベルスキーとノベルスカヤの二人もぺこぺこと頭を下げだした。
「それを言ったら私たちだって、ここに住んでくださる皆さんがいるおかげでマンションを運営できているんです。こちらこそありがとうございます!」
「言葉を並べ、物語を紡いでくださる皆さんがいるおかげで、僕たちも毎日楽しませてもらっています。皆さんなくしてノベルスキーマンションなし、と言ってもいいくらいなんですから!」
「ここにいる皆さん。字を書く方々も、読んでくださる方々も、本当に……」
「「ありがとうございます!」」
頬を撫でる風にほんのりと柔らかさが混ざってきた三月二日。この日はノベルスキーマンションの管理人、ノベルスキーとノベルスカヤの誕生日だ。
「皆さんありがとうございます!」
「こんな盛大に祝っていただけるなんて、何とお礼を申し上げればいいのやら……。本当にありがとうございます!」
マンションの住民たちによるサプライズのお祝いに、二人は相好を崩した。知らぬ間に準備されていた飾り付けやプレゼントの数々は、聞けば住民全員で用意したのだという。
「プレゼントを準備するの大変だったんですよ」
「そうそう。ノベルスキーさんとノベルスカヤさんが持っていない本を調査したり、お二人に贈りたい本を聞いて回れば幾つか被りが出たり」
「本以外のプレゼントのプレゼン大会も開かれたりね」
「自分で作れば被らないから、と本を作る人もいれば、お二人のイラストを描く人もいたんですよ」
「僕たちのためにそこまでしてくださったんですか!?」
「これはもう偉業の巡回展開催決定です!」
住民たちの用意したプレゼントの山は、ほとんど本の山と言っても差し支えない。二人が買うかどうか悩んでいた本、気になっていた図鑑、住民が手製本した同人誌、随所に作者のこだわりが伺えるイラスト本等々、様々な本が文字通り山の様に積まれている。
本以外には、美味しそうなお菓子やどこからか取り寄せたのであろうハンバーグ、手作りの餃子、目の疲れを癒すためのホットアイマスクに胡乱もある。それだけ管理人の二人が住民たちに愛されているという証拠にほかならない。
「僕たちだけこんなにいただいていたら、何だか申し訳ないです」
「そんなことないですよ! ノベルスキーさんたちにはいつもお世話になっているので、みんなお礼をしたいんですよ!」
「同じ趣味の人たちと日々切磋琢磨したり、お互い意見を交わしたり、素敵なものがあれば情報共有したり……。こんな良い環境を作ってくださったお二人には、感謝してもしきれません」
「今まで周りに絵を描いている人はいても小説を書く人はいなかったので、同じ字書きが沢山いるこの場所が凄く居心地が良くて……。このマンションに出会わなかったら書くのを辞めていたかもしれません。ノベルスキーマンションを建ててくださりありがとうございます!」
口々に感謝の言葉を述べ、頭を下げる住民たちに、ノベルスキーとノベルスカヤの二人もぺこぺこと頭を下げだした。
「それを言ったら私たちだって、ここに住んでくださる皆さんがいるおかげでマンションを運営できているんです。こちらこそありがとうございます!」
「言葉を並べ、物語を紡いでくださる皆さんがいるおかげで、僕たちも毎日楽しませてもらっています。皆さんなくしてノベルスキーマンションなし、と言ってもいいくらいなんですから!」
「ここにいる皆さん。字を書く方々も、読んでくださる方々も、本当に……」
「「ありがとうございます!」」