木古おうみ氏の炎上についてふり返る

 Twitterで下記のツイートが話題になっていた。

 ・関係者の皆様には謝罪をしているのに、肝心の長谷川氏に謝っているとは思えない文面
 ・突然出てきた「スキゾイドパーソナリティ障害」
 ・まさかの「長谷川氏を提訴します」
 ・そもそも(【謝罪】ではなく)【声明】
 という、半年ごしに炎に油を注ぐ内容である。

 これを機に、そもそも、木古氏はいったいどうして炎上したのか、というのをふり返ってみたい。


 当時についてまとめてある記事を貼る。

 本来であれば実際のツイートを貼るべきなんだが、木古氏のツイートは発端のものからして消されているので……。
 ざっくりまとめると、

 ・「大学の同級生が『ガイジ』という言葉にキレた直後に、『将来言ってる奴らの子が障害児になればいい』と言っててボロ出るの音速すぎだろと笑った」などと木古氏がツイート

 ・それに対し、長谷川氏が「これ私のことだよね」と反応、大学生の当時木古氏が「ガイジ※ポイント、略してガイポ」という文言をサークル内で面白がって使用していたことを指摘して反論
  ※ガイジ……「障害児」の略、つまり障害者のこと。何の障害かは問わない(多分)

 ・木古氏、反論しつつ長谷川氏をブロックしたため、長谷川氏は対抗して別アカウントを作成して反論を続ける

 ・木古氏、最終的に「学生時代の不適切な発言」について謝罪をするも、鍵アカウント内で「メンヘラと知恵遅れには謝らない」「仕事が増えた」などと言っていることをファンに暴露される

 という感じ。
 その後、木古氏の面白ツイートなどが掘られ、さらには國學院大学時代の文藝部員(つまり木古氏や長谷川氏と同サークルだった人)が長谷川氏のほうを「ファンネル飛ばして」などと批判したり、現役の國學院文藝部員が謝罪する(下記ツイート)など、次々と延焼していった。


 その結果、木古氏の発刊予定が消えた、という話もある。

 現状、名前のあがっている「きさらぎ異聞(ノベル)2巻」「ヤシキガミ団地調査録2巻」、ともに発刊されていないようだ。(ヨドバシ、Amazonともに取り扱いできない旨の表示、あるいはページ自体が存在しない)(なお「きさらぎ異聞」はコミックが原作であり、コミックには木古氏は関わっておらず、つつがなく発売されている)
 作家の言動で作品の販売を取りやめる、というのはよろしくないとわたしは思うが、上記のような言動をする作家の責任を取りたくないと出版社が考えるのは無理もないだろう。

 ここまでは事実の話。ここから先はわたしの感想なので、事実だけを知りたかった人は上記のTogetter(今はposfieというのか?)や、下記に「まとめのまとめ」を作られている方がいるので、そちらをご覧ください。


 なぜ木古氏がそんなに炎上してしまったのか、わたしが見ていた限りでは、原因はぱっと思いつくだけで七つある。
 もっとあるかもしれないが、バレンタインデーの夜中に何を書いているんだという気になってしまったので、とりあえず七つを書いておく。ちょうど七草大麻粥とおそろいの「七」だし


 1.「ガイポ」という言葉が駄目

 まあ、まず炎上の原因となった言葉がだいぶアウトである。
 今回の声明で、「自分もスキゾイドパーソナリティ障害を抱えており、自虐も含めた言葉だった」と書いてはいるが、仮にそれが事実であったとしても……いや駄目でしょ、となる。
 ただ、これを言ったのは大学生の頃という話であるので、「若く未熟なころに面白いと思って言ってしまった。今は反省しています」と早期に言えば通じただろうに。それでも叩く人はいただろうが、今よりはマシだったろう。まあ、それが言えたら苦労はないよって話なんだろうが……。


 2.記憶を捻じ曲げている

 ひとつめのTogetterの、木古氏の発言と長谷川氏の反論を見れば分かるが、二人の発言には齟齬がある。

 ① 発端となった言葉
 木古氏:長谷川氏が「ガイジ」という言葉にキレた
 長谷川氏:木古氏が「ガイジポイント略してガイポ」という言葉をサークルで流行らせたことにキレた

 ② 長谷川氏が(善行に?)“目覚めた”要因
 木古氏:親の金で遊びに行った資料館
 長谷川氏:バイトで稼いだ交通費で行った無料の国立施設

 あとは「ATM夫」発言なんかもあるが、クリティカルなものは上記の二つかなと思う。
 ②については、長谷川氏本人のことなのだから、言わずもがな長谷川氏の発言の方に信憑性がある。①についても、木古氏が「自分は『ガイポ』などという言葉を作っていない」と言わない以上、まあ長谷川氏の言うことの方が事実なのだろう。
 これが単なる思い違いか、あるいは木古氏が意図的に捻じ曲げて話をしているのか、氏の頭の中のことなので、実際のところは知りようもない。しかし、「意図的に捻じ曲げた」と感じた人が多かったようだった。
 なぜかというと、次の項の話があるからだ。


 3.(いわゆる)「ファンネル」を飛ばそうとした

 木古氏のツイートにこんなものがあった。

 「長谷川氏の顔やファッションに言及するのはやめてね」と言っているのだが、長谷川氏いわく、「容姿いじりはひとつも来ていない」とのこと。

 つまり「長谷川氏の容姿を中傷するな、と言うことにより、逆説的に『長谷川氏は中傷されるような容姿をしている』と言いたい」という、高度な(皮肉です)中傷であったということだ。
 この発言に代表されるように、木古氏のツイートには、「長谷川氏を何がなんでも、どこかしらを叩きたい」という思惑が透けて見えるものが多かった。そう思われたために、上記2項に挙げた“記憶違い”や、挙げなかった齟齬についても、「長谷川氏を貶めたいがために意図的に嘘を言っている」と感じられたのだろう。
 だから裁判なんてしたって意味がない。だって、誰も容姿の批判なんかしていないのに、「容姿の批判はやめてね」なんて言い出したのは木古氏のほうなんだから。


 4.鍵アカウントでイキった

 「イキった」という言葉は好きではないのだが、他に表現しようがない。
 当時のリークが下記だ。(元ツイートは消えているため、画像をアップしているツイートを貼っている)


 なお、当時はリークがなかったスクリーンショットもある。

 
 この「七草大麻粥」というアカウントだが、木古氏のアカウントである。


 ・木古氏本人のツイートした、pixivへのリンク先に「七草大麻粥」というpixivアカウントの作品が存在した。
 ・当該pixivアカウントがプロフィールに掲載しているアカウントと同一である(アカウント名が一致している)。

 なお、現在、当該pixivアカウントはTwitterへのリンクを削除している。さもありなん。
 「メンヘラと知恵遅れには謝っていない」「編集さん側からは何かあったら他社とも連携取ります!と言われて仕事が増えた」。
 鍵アカウントの中でこんなことを言っていたら、そりゃ「表面上謝っただけで、反省していない」と誰だって思うだろう。


 5.鍵アカウントの内通者が木古氏のファンだった

 下記のツイートを見てもらえば分かるとおり、木古氏の鍵アカウントのフォロワーはわずか31人であった。

 「だから鍵の中でイキっていた」というのは間違いなくあるだろう。そのアカウントを、木古氏が運用していると知ってフォローしているのは、まず間違いなくコアなファンだ。
 そのコアなファンが、鍵アカウントのツイートを暴露したのである。いわゆる「内通」だ。
 その理由がふるっていて、「真に我を貫けるならこの世の全てが敵に回っても己の誠を貫けるはずだ」と思ったから、だという。この場合の「己の誠」というのは「『ガイジポイント』や『知性と感性が凡庸』といった発言」をさすそうだ。(「知性と感性が凡庸」は木古氏の下記ツイートから)


 「ファンが鍵アカウント内通ってなんのこっちゃ」と思うかもしれないが、実際のツイートは下記のまとめの「フォロワー30人の鍵垢での陳謝後の発言が晒される」の項にある。

 つまり、ファンに「うわべだけの謝罪なんてダサいことをするな、あなたは善人じゃないだろう、それを貫け」と言われているわけで、これがウケた。
 まあ……うん。しょうがない。正直おもしろい。真のファンと言ってもいいかもしれない。
 なお、木古氏には愛は伝わらなかったのか、内通した相手に連絡を取ろうとしていた形跡がある。下記まとめの「木古氏、裏垢にて再度差別発言」項。


 6.木古氏が「生き物苦手板」(注)の住人だったことが発覚した

 (注)知らない人は検索しない方がいい。「昆虫や生き物(犬猫など)が苦手・嫌い」という人の集まる匿名掲示板(旧2ちゃんねる)の板のひとつ。逮捕者の出た虐待事件が有名。事件についてのリンクを下記に貼る。
 ※リンク先は暴力的な表現を含みます。


 「これが一番許せない」「笑って見ていたけど真顔になった」という人もいるようだ。
 人間の障害者に対する侮辱は笑って見られるが、動物への虐待は無理、というのも不思議な話だな、と、(精神障害者である)わたしなんかは思ってしまうが、まあ実際、「グロ画像(動物のものだろう)のリンクを貼って泣かせていた」と公言していたこともあり、障害者に対する口だけの加害より、動物の命を弄ぶことをよしとする態度が毛嫌いされたのであろう。
 実際のツイートは下記まとめの「「生き物苦手板」との関連を公言、問題視される」の項。


 7.そもそも「あの辺の人たち」がうっすら嫌われていた

 身もふたもない話ではあるが、木古氏や、(当時)木古氏と仲良くされていた……何ていうんだ?カクヨムホラー界隈?のあたりは、度重なる“冷笑”やら、口の悪さなどでうっすらと嫌われていたように思う。
 分かる人には分かるだろう。「あの辺」がキライ、という感覚。分からない人はまあ、木古氏の属しているグループが嫌われていた、という解釈で問題ない。


 そんなわけで原因を七つ振り返ってみた。
 あくまで「わたしが考えた原因」である。事実をベースにしているつもりではあるが、わたしの主観が大いに入っている。

 それで、炎上をふり返るだけというのも気の毒なので、わたしなりに「ここからどうすれば鎮火できるのか」を考えてみた。精神障害者であるわたしなんぞに気の毒がられたくない、と木古氏は思うかもしれないが、こんなわたしにすら憐れまれる現状を自覚したほうがいいかと存じます。
 あと、とりあえず直ぐにできることとして、アイコン変えた方がいいですよ。


 1.訴訟をやめる

 上で長々書いたとおり、長谷川氏の発信している内容に事実誤認があったとしても、現在の炎上には関係がない。なぜなら炎上の原因となった内容のほとんど全ては、木古氏が自分で発信していたことだからだ。
 なので、仮に民事訴訟で「長谷川氏の言っていることには間違いが含まれていた」という結論になったとしても、「……だから?」という話になってしまう。
 無意味なのでやめた方がいいだろう。


 2.謝罪するべきことを謝罪する

 木古氏が根本的に謝罪するべきなのは、「関係者に迷惑をかけたこと」ではない。
 というか、今確認したら、謝罪するべき点、長谷川氏が公開しているLINEにすべて書いてあるのだが……。

 ・「ガイジ」という差別用語を使用したこと、ひいては木古氏の発言を発端に、「ガイジポイント」「ガイポ」という言葉が流行し、障害者差別を広めたこと

 ・それを長谷川氏にリプライで咎められた際、「臭い善人ムーブととられて当然」「自分の想像力の至らない対象には無関心なことにすら気づかない、帰りの会の女子小学生のようなことを善だと思ってる、狭量な世界観を持ってる」と返答し、長谷川氏を侮辱したこと(また、一方的に返答しておきながら長谷川氏をブロックしたこと)

 ・表面的な謝罪のあとでも、裏アカウントで「メンヘラと知恵遅れには謝っていない」などと発言したこと

 ・その他諸々の過去の問題発言を含むツイート

 である。
 発端となった発言は、最初のうちなら「若く未熟だった、学生時代のあやまち」でギリギリ済んだかと思うが、今までそれを一切謝罪してこなかったわけで、もう「学生時代のあやまち」で通じるフェーズを過ぎてしまっている。
 なので「今の自分が抱えている差別心」に向き合わなければならない。
 問題発言に関しては、正直謝罪など追いつかない量なので、まとめて「今後は自分の中の差別心に向き合います」でいいのではないだろうか? もちろん、今後の言動は見張られていると思って注意するしかない。どうしても文句が言いたかったら、それこそチラシの裏にでも書くとか。


 3.適切な通院とカウンセリング

 正直、「考えのおかしい輩は精神病院に行け」という文言はそれ自体が精神病への無理解であり、ひいては差別心なのではないかと思うが、木古氏は実際、刊行予定だった書籍が出版されなくなるなど、「自分の差別心によって仕事に影響が出る」という事態に陥っている。
 こうなってくるとカウンセリングの出番なのではないだろうか。
 まあ、わたしはカウンセリングに行ったことがないので、実際どうなのかは知らないんだが……。


 4.「お仲間」と縁を切る

 人間関係まで口を出すのはどうかという話ではあるが、「お仲間」とつるんでいる限り、貴殿の差別心は永遠に解消されないだろう。


 以上が「わたしの考える」炎上の解決方法である。
 まあ、これをすべてやったとして、炎上が収まる確証は無い。そりゃ前回、謝罪のあとに鍵アカウントであれだけ言ってた人なんだから、しばらくは粗探しをされるのも仕方がない。
 ただ、これをしなかったら、炎上が収まることは無いだろうと思う。炎上が収まらない、だけではない。「木古おうみ」という名義に文筆を依頼するまともなところは無い。
 その道を往くのは自由だが、きっといばらの道だろう。その差別心は、傷だらけになっても守って生きていかなければならないものなのか、ご自身に一度問いかけてみてはどうだろうか。まあ、貴殿の言うところの「ガイジ」たる、しかも(多分)一回り年上の言うことなんぞ、聞く気にもならないかもしれないが……。



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