「みなのもの、うつろめ~!」
「今日はヒプナーの命令通り、同時視聴配信!」
「伊倉が催眠でひどーいことされてるとこを、実際に一緒に見ながら実況してくね!」
「あ、もちろん伊倉は全部他人事に感じるように命令されてるんで、どんな恥ずかしくても気にならないのでご安心を」
「おおー…早速落とされてるね。伊倉、ちょっと堕ちるの早くない?耐性なさすぎんか」
「うんうん、やっぱ復唱暗示っていいよなー。服まくってるのに頭真っ白…」
「ん、『この時どんな感覚だった』?そりゃもう、言われたことで頭いっぱいだったかなー?」
「そこまで普通に話してたのに、「服たくしあげろ」って言われたら、もうそれするしか考えられなくなっちゃってさ」
「あ、言われたからたくしあげなきゃ。って感じ?まぁここまで明瞭じゃなくて、もっとぼーっとしてたけども!」
「これはー…あ、芋虫にされてるやつだね!伊倉ってば、必死にうねうねしちゃって……」
「虫化ってのはほんといいですなぁ…あ、ヒプナー!『どんな気持ちなんだろうねー』じゃないでしょ!」
「虫が何か人間っぽいこと考えるわけないんだから、頭真っ白だよ!前進するだけの芋虫に決まってんじゃん!」
「全く、伊倉の好み分かってれば、暗示の解釈とかもわかってくれると思うんだがなー…」
「お、ついに服脱がされるとこだ。ごめん!さすがにここは一旦画面隠すわ!みんなも手元の動画ファイルで見てね!」
「こんときはー…あ、そうだそうだ!もう完全に忠誠誓ってる人形状態だったなー」
「感覚はいつもと同じなんよ。でもなんか、頭の真ん中に『自分はご主人様のお人形だ』ってのがぐるぐるしとって」
「だからもう、命令されても触られても嬉しくてしょうがなかったなー…あれはねー、癖になる。よくないよ~」
「お、もうすぐ御開帳だな?ヒプナーども、ちゃんと見てるなー?今日ばっかりは変なこと考えてもいいんだぞ?」
「あっはは!伊倉めちゃめちゃ笑顔じゃん!いやまぁ、命令こなせたら幸せって言われてるし当たり前だけどさ~~」
「…さて!じゃあここらでついにメインイベント!伊倉が一瞬だけ正気に戻るぞー!」
「もちろん、体は固定されるから配信は切れないし、助けを求めたりもないから安心してな!」
「じゃ、ご一緒に。さん!にー!いち!」
「………え?」
「あ…あぁぁぁぁぁぁ!やだやだや」
「…はい、正気おしまい!いやー、見苦しくなかった?大丈夫?伊倉としては、まぁ素面なら確実に黒歴史どころじゃないよね」
「というわけで、今日の配信はここまで!伊倉の記憶とアーカイブは削除される予定だよ、ごめんね!」
「でも、ちゃんと録画したのをヒプナー様専用ページに上げとくから、こっそり使ってくれい!」
「ではヒプナー様たち、催眠人形伊倉の目にご注目!」
「……うつろめ~」
なるほど叡智じゃねーの