球団レジェンドにあと1歩届かず-。日本ハム伊藤大海投手(26)が、「日本生命セ・パ交流戦」の広島戦で今季初黒星を喫した。開幕投手の無傷の5連勝なら、球団では17年大谷(現ドジャース)以来だったが、7回6安打3失点(自責1)で連勝は4で止まった。チームも今季2度目の完封負けで、再び3位に転落した。

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良くも悪くも「ヒロミの日」になった。打席では2年連続安打も放ったが、3回無死一、二塁の第1打席はバントをミスして走者を送れず。さらに守備でもバント処理をミスした。「全部僕というか。バント処理も(打席での)バントも。この流れをもう1個というのを取り切れなかったのは、そこにあるかなと思います」と責任を痛感した。

6回は自ら遊撃内野安打で出塁するも無得点。その裏、無死一、二塁のピンチを招くと、小園の三塁方向への犠打を一塁へ悪送球した。捕球後、一度三塁を見る動作をしたこともミスの要因だった。「もう次の1点は(やれない)って感じだった。でも1個(一塁アウト)だったかなと思いました」と反省した。

新庄監督も「あれはよくないね~」とキッパリ。「あのコースに飛んだら、芝だし、即ファーストですね。(三塁を)見る必要なかった。ああいうミスはやっぱり負けにつながってくる」と指摘した。

伊藤にとっては悔しい初黒星だ。21年に侍ジャパンの同僚として、東京五輪金メダルをつかんだ同学年の森下との初対戦。「先に(マウンドを)降りたくない」と意気込んで臨んだが、7回113球で先に降板。また球団の開幕投手としては17年大谷以来だった無傷5連勝にも届かなかった。「自分で投げ勝ったという試合が全然なかったので、(連勝は)あんまり意識はしてなかった。そういうピッチングで並んでもしょうもない。圧倒的な力でそれは、どっかのタイミングで狙えたら」。自分に厳しいヒロミ流で新たな道を踏み出す。【永野高輔】

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