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Conversation

【原発復興が厳しいという現場の話】 先日原発の現場から悲壮な声を聞いた。やや専門的だが内容は以下の通り ①ABWRのメンテナンスのサプライチェーンが崩壊しかけてて、もはや原発(ABWR)を増やすのは不可能に近い。市場が小さすぎる。市場に任せるには柏崎刈羽の再稼働は遅すぎたかもしれない。それでも何とかしたいなら国策メンテ会社作るしかなくなるだろう。 ②規制で原発が高くなりすぎた。100万円/kWする。1基130万kWで1.3兆円して、順調に行っても回収20年で膨大なリスクがあるとなっては誰も投資しない。政治家、官僚、経営陣は認められないかもしれないが、おそらく大型原発は大間、東通で最後になるだろう。 ③小型モジュール炉(SMR)に期待が集まってるが、SMR向けの新規の規制がないと作るにも作れない。また国内で実証されてるSMRとなると高温ガス炉に限られるだろう。国内に知見がないSMRは立地自治体の反対運動を乗り越えられない。ただ高温ガス炉で作られるのは一義的には熱なわけで、そこからまた電気を作るのは効率で考えるとナンセンスで電力会社は投資しない。水素が必要な鉄鋼業などが投資すべき案件だろう。火力の水素化のための水素を作るというアプローチはあるのかもしれない 政治家に伝わってほしい。