しゅーげいず
ギターの弦を切り続け、ドラムのスティックを折り続け、やがて人差し指の隅から血が出た。17歳。暑苦しいライブハウスで私の睫毛が汗と涙に潤んで心が八月。あどけない顔立ちに似合わず色っぽい表情をする彼女は、激しいカッティングによって欠けたピックを拾い上げ、わたしの右耳とお揃いだと笑う。ドロップアウトラバーズ。お互いにしか伝わらない秘密の合言葉で人生のテンポを合わせるのに必死だ。ハイスクール・シンドローム、私だけが気付いていた。どうやら彼は皆に愛されていたらしい。私のよすがはまた別の誰かのよすがで、手放した方が良いとさえ思えた。わからないことばかりで嫌になる、私は愛を知って死ねるのだろうか。知らなくていいことばかりを知り続けて今日まで生きてきた。「ずっと忘れないでね。」と君に伝えようとしていたら知らず知らずのうちに鼻血が出ていた。


途中で歌詞出てくるの好きすぎて爆散しました。