「落ちたら面目丸つぶれ」山本一太群馬知事、わな猟免許試験に合格 クマ撃退に一歩
群馬県の山本一太知事は19日の定例会見で、「クマ対策」の一環で「わな猟免許試験」を受験し、合格したと公表した。試験は14日に県庁内で実施され、知事を含む庁内の「クマ撃退チーム」の16人全員が合格した。「落ちていたら、知事の面目丸つぶれだったが、公務の合間を縫って勉強したかいがあった」と胸をなでおろした。 クマによる被害が全国で続発する中、群馬県は昨年10月、荒廃した里山の整備支援などを盛り込んだ新たな「クマ対策」を発表。知事を筆頭に狩猟免許取得を目指すチームの設置も盛り込んでいた。 知事が免許取得を宣言したこともあって、14日の試験には、クマ撃退チームを含め従来の3倍にあたる104人が受験。適正検査(視力・聴力・運動能力)と知識検査(筆記)、最後に技能検査(鳥獣や猟具の判別など)を受けた。 今回、取得したのは、箱わなとくくりわなで、今後は「なわ猟」に挑み、「来年度中に散弾銃の免許も取りたい」。ただし、銃を扱うには県による狩猟免許のほかに県警による銃の所持許可が必要。銃刀法に対する知識も求められるなどハードルは高いという。