米マサチューセッツ州ボストンで2023年9月撮影。REUTERS/Brian Snyder/File Photo
[19日 ロイター] - 米南部ウェストバージニア州
の司法長官事務所は19日、アップル(AAPL.O), opens new tabがiCloudサービスにおける児童性的虐待コンテンツ流出を許しているとして、同社を提訴したと発表した。
マッカスキー州司法長官(共和党)は、アップルが児童の安全よりもユーザーのプライバシーを優先していると非難。声明で「これらの画像は子どものトラウマの永久的な記録であり、コンテンツが共有されたり閲覧されたりするたびにその子どもは再び被害者となる」とし、「アップルの不作為は許し難い」と述べた。
アップルはこれまで、同様の主張をした民間の原告による訴訟で不正行為を否定。今回の提訴に対し、子どもが問題のある画像をアップロードしたり受信したりすることを防ぐ機能を整備しているとし、「進化し続ける脅威に対処し、子どもにとって最も安全で信頼できるプラットフォームを維持するために日々革新を続けている」と反論した。
マッカスキー氏の事務所は、2020年に当時のアップルの不正対策責任者が社内でiCloudを「児童ポルノを配布するための最大のプラットフォーム」と表現するテキストメッセージを送っていたとも明らかにした。
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同事務所によると、アップルのデータストレージプラットフォーム上における児童性的虐待コンテンツ流出を巡り政府機関が提訴したのは初めて。
ロイターがこれまでに報じたところによると、アップルは画像の監視を検討したが、ユーザーのプライバシーと安全性に関する懸念からこのアプローチを断念した。
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