以前から一回は乗ってみたいと思っていた日産フェアレディZ(RZ34)を借りれるタイミングがあったので、今回はその感想について語りたいと思います。
今回乗ったのはフェアレディZ(RZ34)のバージョンST(6MT)です。
評価は良かった点と残念な点を挙げて、最後に感想をまとめます。
【良かった点】
どの角度から見ても格好良いエクステリアデザイン
適当な角度から写真を撮影しても感じられる格好良さ、フェアレディZは格好悪さの死角が非常に少ない車であると言えます。
車といえばどうしても格好悪く見えてしまう角度があったりしますが、フェアレディZはそれがとても少なく感じます。
運転だけでなく写真を撮る楽しさも感じさせてくれる車は他に多くありません。
写真写りの良さだけでも所有満足度上がると思うので、エクステリアデザインに関しては非常に素晴らしいの一言に尽きると思います。
フェアレディZのエクステリアデザインの一部は初代フェアレディZをオマージュしているそうです。
どこか懐かしいレトロさを感じつつもしっかりと新しい見た目、レトロさとトレンドのデザインを上手くかけ合わせた唯一無二なデザインではないかと思います。
フロントデザイン、リヤデザイン共に他の車には無い非常にユニークなデザインで、間違いなく遠目からもフェアレディZだと分かります。
車において大切な存在感は間違いなくトップクラスの車ではないかと思います。
またしっかりとマフラー左右一本出しでエクステリアにおけるフェイク要素が無いのも好感が持てます。
走る気にさせる装備と演出
今どき珍しいアナログの3連サブメーター(ブースト計・ターボ計・電圧計)が搭載されています。
今までスポーツカーに乗った時にブーストやターボの数値なんて気にしたことがありませんでしたが、付いていると気になりますよね。
走行中は基本見ることはありませんが、付いているだけで走りのやる気が湧いてきます。
また少し写真では分かりづらいですが、デジタルメーターをスポーツモードにしている時、タコメーター上部にスーパーGT車のようなシフトインジケーターが表示されます。
5~6千回転くらいでインジケーターが光り初め、レッドゾーンまでいくと赤色になります。
この演出がめちゃくちゃ格好良かったです。
スポーツカーってただ早いだけではなく走りをやる気にさせる演出も大事だと思っていて、フェアレディZはそういった走りの演出が満載だなと感じました。
パワフルなV6ツインターボエンジン×運転しやすい6MT
フェアレディZバージョンSTに搭載されている3LのV6ツインターボエンジンは405馬力、475N・m(1600-5600回転)を発揮します。
信号の少ない一般道、高速道路と走りましたが文句ないほどに速いですね。
これだけハイパフォーマンスなので当たり前といえば当たり前ですが、踏み切れないほどに十分すぎるパワーです。
またそれに組み合わされている6MTですが、これもまた非常に運転しやすかったです。
そもそもパワーあるのでエンスト知らずといった感じでした。
またここまでハイパワーな車をマニュアルで運転したのは初めてなのですが、一般道であれば2速と3速だけでも十分なくらい余裕ありました。
そんなにたくさんシフトアップしなくてもだいぶラフに乗れるのは良い点ですね。
【残念な点】
価格不相応で時代遅れなインテリアと装備
フェアレディZの不満点はインテリア質感の低さと快適・運転支援装備の非充実具合です。
この2点が不満点の9割くらい締めてるのではないかと思うレベルですね。
まず内装質感は600万円超えの車としてはありえないレベルの低さです。
・手のよく触れる部分にピアノブラックを多様する。
・ステアリングスイッチが一枚の板みたいで操作感が最悪
・センターコンソール周りがあまりにもプラスチッキー
・エアコン操作パネルがマニュアルエアコン風オートエアコン
といった具合です。
内装で一番良く目にして触るステアリングやエアコンダイヤル周りの質感が著しく低く、頻繁に見る・触る部分の質感を何とかしてほしいですね。
運転支援及び快適装備についても同様で価格不相応です。
・バックカメラの画質がとにかく悪い
・アラウンドビューカメラがない
・パワーシートが前後高さしか調整できず中途半端(角度などは手動)
・シートメモリー機能はない
・レーンキープアシストシステムがない
・自動防眩ミラーではない
・リバース連動ミラーが付いていない
といった具合です。
他メーカーのこれよりも価格の低い車では付いているorオプションで付けることのできる装備が多くフェアレディZには付いていません。
【まとめ】
どこかレトロだけど今風で新しい唯一無二なエクステリアデザインですし、一目でも遠目でもフェアレディZだと認識できる非常に素晴らしいデザインだと思います。
また走りの面においても6MTの運転のしやすさであったり、有り余るエンジンパワーは非常に魅力的でした。
エクステリアデザイン及び走りの面においては文句のない車だと思います。
反面インテリア質感の低さと運転支援・快適装備の非充実具合は価格不相応で、総額700万円を超えるであろう車にしては残念すぎる内容だなと感じました。
中でも頻繁に見る・触る部分の質感の低さはただちに改善してほしいレベルでした。
エクステリアデザインや走りに関しては大きな不満もなく、好きになる部分・良いなと思う部分もありましたが、内装や運転支援装備・快適装備面において細かい不満点が多く、少しでもその不満点を改善をしてほしいなと感じた一台でした。