M1 Mac で Xilinx ISE 14.7 WebPack を使う
Spartan-3 など Xilinx の古い FGPA の開発環境を MacBook Air M1 に構築します。Parallels を使い、Windows 11 Arm 上で動作させることができましたので、手順を記録しておきます。
インストールパッケージのダウンロード
AMD のサイトから、ISE アーカイブの 14.7 をダウンロードします。
14.7 Windows 10 および Windows 11 というのもありますが、これは VirtualBox を使って動かすバージョンですので使いません。
ISE Design Suite - 14.7 Full Product Installation の Windows 7/XP/Server 用フル インストーラ― を使います。
AMD のユーザ登録が必要です。
ダウンロードした tar ファイルを展開します。
ISE のインストール
何か問題があっても元に戻せるように、Parallels のスナップショットを作ります。
Parallels の Windows 11 Arm を起動し、xsetup.exe を実行します。
WinPCap と Cable Drivers はオフにします。
もう一度。
WebTalk で止まってしまうので、タスクマネージャを起動し、xwebtalk.exe を終了します。
インストールが完了します。
VC++ 2008 runtime libraries の警告は無視(OK)します。
ライブラリの入れ替え
以下のパッチをダウンロードします。
xilinx-ise-win10-hang-hotfix\nt\libPortability.dll を以下のフォルダに上書きコピー。
C:\Xilinx\14.7\ISE_DS\common\lib\nt
C:\Xilinx\14.7\ISE_DS\ISE\lib\nt
C:\Xilinx\14.7\ISE_DS\EDK\lib\nt
xilinx-ise-win10-hang-hotfix\nt64\libPortability.dll を下記フォルダに上書きコピー。
C:\Xilinx\14.7\ISE_DS\common\lib\nt64
C:\Xilinx\14.7\ISE_DS\ISE\lib\nt64
C:\Xilinx\14.7\ISE_DS\EDK\lib\nt64
VC チェックの回避
VC++ 2008 runtime libraries のチェックをしないように、環境変数を設定します。
デスクトップの ISE Design Suite 14.7 のリンクを右クリックし、ファイルの場所を開く。
settings64.bat を右クリックし、その他のオプションを確認、編集。
set XILINX_VC_CHECK_NOOP=FALSE を追加し、保存。
同様に、デスクトップの Xilinx PlanAhead 14.7 のリンク先の、planAhead.bat を編集。set XILINX_VC_CHECK_NOOP=FALSE を追加。
ライセンス登録
ISE Design Sute 14.7 を起動します。
ライセンスファイルがメールで届きます。
Manage Licenses タブ、Load License… で、ライセンスファイルを指定します。
32ビット版 PlanAhead の設定
PlanAhead は 64ビット版が動かないので、32ビット版を起動するように設定します。
デスクトップの Xilinx PlanAhead 14.7 を右クリックし、プロパティを選択。
リンク先に -m32 を追加し、適用。
PlanAhead が起動できるようになります。
ISE から PlanAhead を起動する、バッチファイルを編集します。
C:\Xilinx\14.7\ISE_DS\PlanAhead\bin の rdiArgs.bat の 16, 17, 18, 20 行をコメントアウト。
32 行の win64 を win32 に変更。
ISE の Tools メニュー、PlanAhead から起動できるようになります。
参考情報
以下のサイトを参考にさせていただきました。



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