消化器内科 沖田総司

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消化器内科 沖田総司
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フランスのパスツール、ドイツのコッホによって微生物に対するワクチンの基礎が作り上げられたのは、ジェンナーの発見後およそ100年後経った1880年代のことでした。パスツールは「強い病気を起こすものから弱い病気を起こすものを人工的に作り出してそれをワクチンにする」という考えを打ち出しました
糖質はブドウ糖になって、エネルギーとして使われます。たんぱく質もまた、アミノ酸に分解されたあと、最終的にはブドウ糖に変換されて、エネルギーとして使われます。脂肪はグリセロールと脂肪酸に分解され、グリセロールはブドウ糖に、脂肪酸はケトン体に変換されて、体のエネルギーとなります。
ブドウ糖は効率のよいエネルギー源である反面、体内にブドウ糖が余ってしまうと乳酸としてたまり、細胞を酸化させてしまいます。細胞が酸化するということは、神経や血管も傷んでしまいます。神経や血管が傷んでしまうと、全身のさまざまなところに不調が出てきます。一方、脂肪酸から作られる短鎖脂肪
特に60歳以上の高齢者における発症例が多く、これは幼少期に感染したことによるものと推定されています。また、海外から日本へ結核が持ち込まれるケースも増えています。肺結核にかかっているかどうかはX線検査で知ることができます。また、結核菌に感染しているかどうかはツベルクリン検査でわかりま
小説「銀河鉄道の夜」などで知られる岩手県の宮沢賢治の家も、裕福な資産家ではありましたがそのような家の一つだったと言います。村人は賢治の家の前を通る時は鼻をつまんで小走りで通り抜けたと言います。賢治の妹も若くして結核で亡くなりましたが、その24歳の妹が26歳の賢治に、熱で喉が渇くので庭
戦前の日本では、結核をはじめとする感染症が多かったのですが、終戦の前後に導入された予防接種、X線診断、結核治療薬などが効を奏し、結核による死亡者は1947年の146241人をピークとして減少を続けています。しかし、2020年でもまだ毎年1万5000人の発症ならびに2000人前後の死亡者が発生しています。
慢性肝炎はB、C型によるものが多く、長期にわつり肝障害が続きます。D型肝炎はB型肝炎ウイルスと重複して慢性肝炎を引き起こします。急性肝炎はA、B、E型によるものが多く、発熱や全身倦怠感、黄疸などの症状がでますが、自然治癒することが多いです。急性肝炎が著しく重症化したものは劇症肝炎と呼ば
B型肝炎ウイルスはおもに血液など体液を介して感染します。感染経路としては垂直感染と水平感染があります。垂直感染は母から子への感染で、出生時に産道で感染する場合や妊娠中に子宮内で感染する場合があります。水平感染は性行為や不衛生な医療器具の使用、入れ墨やピアスの穴開けなどによる感染で
1796年にイギリスの開業医エドワード・ジェンナーは、ウシを飼育している家や地域では、牛痘にかかる天然痘にならないという話を耳にしました。そこで牛痘にかかった人の膿を用いた安全な牛痘法を考案し、ジェンナー家の使用人の息子を実験台にして実験した結果、この牛痘法が有効であることを発見し、
視床下部のすぐ上には感情に関係する大脳辺緑系があり、強いストレスがかかわると大脳辺緑系から視床下部に刺激がいって、血流を悪化させるのです。その結果、自律神経のバランスが乱れ、自律神経失調症、うつ、パニック障害といった心の病気を引き起こしたりします。逆にいうと、視床下部の血流がよく
n3系脂肪酸(EPA/DHAなど)は、アレルギーや血管・腸などの慢性的な炎症を抑制する働きを持つ必須脂肪酸です。青魚、亜麻仁油、えごま油などに豊富に含まれ、炎症性物質を減少させることで、生活習慣病や免疫調節の面でも健康維持をサポートします。
n3系脂肪酸(EPA/DHAなど)は、アレルギーや血管・腸などの慢性的な炎症を抑制する働きを持つ必須脂肪酸です。青魚、亜麻仁油、えごま油などに豊富に含まれ、炎症性物質を減少させることで、生活習慣病や免疫調節の面でも健康維持をサポートします。
石川県、早くもインフル注意報発令 過去2番目の早さ ワクチン接種率の低下影響か 感染者数、1週間で2.7倍(北國新聞社) #能登半島 #震災 news.yahoo.co.jp/articles/645a1 しかし、①~③のことを行うためには生化学反応を支配する酵素が必要となります。
インフルエンザの治療方法は、重症度や持病の有無によって変わります。特に、気管支炎や心臓疾患、腎臓疾患などを抱えている場合には、インフルエンザが重症化するリスクが高くなります。インフルエンザの治療薬には、内服薬、吸引薬、点滴薬があります。早期の段階で使用すると高い効果が期待でき、発
日本国内でインフルエンザ診療の評価が高い医療機関は、総合的な医療レベルが高い大学病院や国際的な評価を受けている総合病院です。また、感染症の診断・治療に迅速に対応できる体制が整ったクリニックも推奨されます。
ところがウイルスは、このようなことを行うのに必要な酵素をもっていません。そのため、寄生した宿主細胞のもつタンパク質合成機構や代謝機構、さらにはそれらを稼働するためのエネルギーを利用して、自分自身の複製を行わなければなりません。それが寄生と言うことなのです。
インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型の三つの型があります。このうち、冬に流行する季節性インフルエンザを引き起こすのは、A型とB型です。インフルエンザにはさまざまな種類があるため、一度かかっても同じシーズン内に違うインフルエンザウイルスに感染することがあります。 #医学 #医療
セロトニンについては、日本におけるセロトニン研究の第一人者、東邦大学名誉教授の有田秀穂先生によって、多くのことが明らかにされています。脳内のセロトニンを活性化させるには、リズム運動、朝日を浴びること、ゆったりとした呼吸を1日20分ずつ、毎日継続して行うのがよいこと。 #脳 #脳内物質
一方で、ステーキやハンバーグなどの動物性たんぱく質のとりすぎは要注意です。基本は、魚、そば、玄米、納豆、海藻、野菜などをしっかり食べることが、セロトニン活性にも重要になります。また、グルーミング(体や心の触れ合い)もよいとされています。これについては、アメリカ・ウィスコンシン医科
腸内環境が整うと腸内細菌がセロトニンの前駆物質(その物質が生成する前の段階の物質)を沢山作り、それが副交感神経である迷走神経を介して脳のセロトニン活性にも影響します。潰瘍性大腸炎やクローン病のような腸の病気には特に、セロトニンが深く関わっていると考えて間違いないでしょう。
潰瘍性大腸炎やクローン病の患者さんのなかには、3分の1~半数くらいにうつ症状があるといわれています。心が不安定な状態では、自律神経のバランスも整いません。ですから、脳内のセロトニンを活性化して心を安定させることは、病気の改善にも重要な意味をもつのです。しかも、セロトニンの9割は腸に存
潰瘍性大腸炎やクローン病の改善には、セロトニンの活性も関与していると考えられます。セロトニンは脳内の神経伝達物質です。さまざまな働きがあり、特に注目されているのが心の安定に関係する働きです。セロトニンには心を癒し、平常心や前向きな気持ちをもたらす作用があり、脳内のセロトニンが不足
β-エンドルフィンもその一つです。β-エンドルフィンは脳内麻薬と呼ばれ、疼痛改善効果はホルヒネの20~50倍といわれています。視床下部の血管がよくなり下垂体からのホルモン分泌が正常倍すると、β-エンドルフィンの分泌も高まり、痛みを抑えることに役立ちます。
なかでも、自己免疫疾患に大きくかかわるのは免疫系です。感染症やガンは免疫の反応が足りていない状態、アレルギー性疾患や自己免疫疾患は免疫が過剰に反応している状態です。星状神経節ブロック療法は、そのどちらの機能異常も正常化させることに役立ちます。ホルモン系に関しては、たとえば、視床下
星状神経節をブロックすると、交感神経の働きの一つである血管収縮作用が制御され、脳の視床下部の血流が一気によくなります。視床下部は、生命がもつホメオスタシス(恒常性維持)機能の中枢で、生命の維持に重要な自律神経系・内分泌(ホルモン)系・免疫系をコントロールしています。このホメオスタ
星状神経節ブロック療法とは、ペインクリニックでよく用いられている、麻酔薬を使った保険適用の治療法です。潰瘍性・クローン病の患者さんたちも行っていて、これらの病気の改善に大きく役立っていると感じます。では、星状神経節ブロック療法にはどのような作用があるのか、説明しましょう。
星状神経節ブロック療法は、武蔵野病院名誉院長であった故・若杉文吉先生が確立した治療法です。頸部にある星の形をした交感神経節に局所麻酔を注射し、過剰に反応しすぎている交感神経を一次的にブロックするというものです。注射に抵抗がある人や、小さなお子さんには、注射ではなくスーパーライザー
睡眠不足が腸に悪影響を及ぼして潰瘍性大腸炎やクローン病のリスクを高める可能性 - GIGAZINE share.google/EIVIw8JSgeIJd2 「body(体)」「Mind(心)」「Spirit(魂)」の三つに総合的に働きかけることが、病気克服のポイントであるということです。 #医学 #医療 #炎症性腸疾患 #潰瘍性大腸炎
線維筋痛症は、症候群です。「線維筋痛症」とはいっても、「線維筋痛病」とはいいません。「○○病」とは、どこか特定の臓器、細胞に起きた病理現象をいいます。それに対し「○○症候群」は、原因は何であれ、共通の集まりをいいます。線維筋痛症では、共通する症状が「痛み」です。こうした場合に「○
また、骨代謝も悪くなって骨粗鬆症が起こり、骨折しやすくなります。シミ、しわ、たるみなど皮膚の変化(皮膚の炎症)も起こって全身的に老化が進行します。白内障も起きやすくなります。 さらに、不妊症や不育症も起きます。「老化」といわれる現象の多くが血糖値スパイクを原因にしています。 #医学
86.6%に、低血糖または、起立性低血糖が見られる(ヘッドアップティルト試験にともなう血行動態調査による)。心臓のポンプ機能の低下が92%。線維筋痛症の痛みの背景には、こうしたさまざまな生命現象の低下が起きていることがわかってきました。これらはまさに、免疫力の低下、自然治癒力(ホメオスタ
医療用麻薬も、ガン末期の患者さんだけでなく、慢性的な痛みのある患者さんにも使えるようになりました。しかし、向精神薬や麻薬には依存性があり、中毒になりやすく、さらにさまざまな副作用があります。したがって、これらのクスリは「麻薬及び向精神薬取締法」により、厳しく管理されています。
麻薬取締官は、身を挺して私たち国民を麻薬や向精神薬の不正使用から守ってくれています。ところが現在は医療の名の下に、麻薬や向精神薬が無制限に処方されている側面があります。安易な診断により、医師がつくってしまった麻薬中毒患者が急増しています。医療用麻薬もかくれて使う麻薬も、基本は同じ
CRP(C反応性蛋白)の基準値は一般的に0.30mg/dL以下(または0.34mg/dL以下)です。炎症や組織障害の指標であり、0.3を超えると体内で何らかの炎症やウイルス・細菌感染が起きている可能性が示唆されます。1.0mg/dLを超えると軽度〜中等度の炎症、10mg/dL以上で高度な炎症(重症感染症など)が疑われま
身体の表面を覆っている筋にも影響が表れます。低血糖では筋が十分に代謝できず、代謝不全を起こし、疼痛(筋痛)や疲労、しびれ、けいれん、こむら返りなどを起こします。このように低血糖や低血糖スパイクは、全身に症状を及ぼします。
腸は、長さが7mもあります。血糖値が下がると便秘になりやすくなり、また、腸管の自律神経失調症(アウエルバッハ神経叢やマイスネル神経叢などの自動能)が興奮して下痢を起こしたり、腹痛を起こしたりします。また、腸の動きが悪くなると、腸のなかにいる腸内細菌が繁殖し、ガスを発生し、腸が腫れ、