弁護士資格持たずに過払い請求の疑い、司法書士ら8人逮捕
弁護士資格がないのに消費者金融への過払い金返還請求を繰り返したとして、警視庁保安課は5日、司法書士の甲斐勝正容疑者(67)=東京都中野区新井2=、広告代理店経営、小島辰男容疑者(55)=豊島区南大塚2=ら8人を弁護士法違反(非弁行為)容疑などで逮捕した。同課によると、甲斐容疑者ら2人は容疑を一部否認、6人は認めている。
同課によると、甲斐容疑者らは2009年11月以降、多重債務者に代わって消費者金融約20社に総額約32億4千万円の過払い金返還を請求。約12億7千万円を返還させ、そのうち4億4千万円を手数料として受け取っていたという。
甲斐容疑者らの逮捕容疑は昨年6月16日ごろから計11回、過払い金の返還を消費者金融に請求し、手数料約650万円を受け取っていた疑い。
2005年に改正された司法書士法では、法務省に認められた「認定司法書士」に限り、140万円以下の過払い返還請求を代行することが認められるようになったが、140万円を超える返還請求は弁護士資格が必要。