本ウェブサイトでは、利便性向上を目的にクッキー(Cookie)を利用します。クッキーの詳細についてはプライバシーポリシーをご確認ください。本ウェブサイトを閲覧する場合は、以下のクッキー利用を「同意する」をクリックしてください。

占部まり

宇沢国際学館 代表取締役/医師
紹介文章
故・宇沢弘文氏の長女。東京慈恵医科大学卒業、1992~4 年、メイヨークリニックポストドクトラルリサーチフェロー。現在は地域医療の充実を目指し内科医として勤務。2014年、宇沢弘文氏の逝去に伴い、宇沢国際学館の取締役に就任。講演録などを編集した『人間の経済』(新潮新書)の上梓につなげるなど、氏の思想を伝える活動をしている。

関連する記事一覧

「資本主義の光と影」スタディツアー・レポートvol.3 森田真生さんと舩橋真俊さんの対話:「遅れ」のプロセスが明らかにするもの

2022年5月1日に、京都大学 人と社会の未来研究院が、日本を代表する経済学者・宇沢弘文(うざさ・ひろふみ、1928〜2014)が提唱した「社会的共通資本」の理念を継承・発展させることを目的に創設した「社会的共通資本と未来」寄附研究部門(以下、本研究部門)。2023年4月14日から17日、本研究部門では、宇沢の長女であり本研究部門の発起人の占部まりさん、特定教授でソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)リサーチディレクターの舩橋真俊さん、独立研究者の森田真生さんらとともに、スタディ・ツアー「資本主義の光と影」を開催し、ベネッセアートサイト直島(BASN)が活動する大島、直島、豊島の三つの島をめぐりました。ツアー中は、毎晩1時間ほど舩橋さんと森田さんが、その日に見学した場所を振り返りながら言葉を交わすセッションが重ねられました。初日の大島青松園と直島の美術館、二日目の産業廃棄物処分場跡地(以下、産廃跡地)と豊島美術館などで見聞きしたこと。同じ風景のなかを歩く体験を共有するなかで、ふたりの言葉は絡み合いながら生成するように思われました。本記事では、最終日に豊島エスポワールパークで開かれた「特別フォーラム『資本主義の光と影』」を軸に、先立つ二日間のふたりの対話を編み込みながら書こうと思います。
2023/12/05

「資本主義の光と影」スタディツアー・レポートvol.2 豊島・産業廃棄物不法投棄事件跡地と豊島美術館

2022年5月1日に、京都大学 人と社会の未来研究院が、日本を代表する経済学者・宇沢弘文(うざさ・ひろふみ、1928〜2014)が提唱した「社会的共通資本」の理念を継承・発展させることを目的に創設した「社会的共通資本と未来」寄附研究部門(以下、本研究部門)。2023年4月14日から17日、本研究部門では、宇沢の長女であり本研究部門の発起人の占部まりさん、本寄附研究部門の特定教授でソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)リサーチディレクターの舩橋真俊さん、独立研究者の森田真生さんらとともに、スタディ・ツアー「資本主義の光と影」を開催し、ベネッセアートサイト直島(BASN)が活動する大島、直島、豊島の三つの島をめぐりました。ここでは、3回に分けてスタディ・ツアーのようすをレポート。大島青松園と直島の美術館やギャラリーについてお伝えした前回に続き、本記事では豊島の産業廃棄物不法投棄事件の跡地、そして豊島美術館についてレポートします。
2023/11/27

「資本主義の光と影」スタディツアー・レポートvol.1 国立ハンセン病療養所・大島青松園と直島の美術館

2022年5月1日、京都大学 人と社会の未来研究院は「社会的共通資本と未来」寄附研究部門(以下、本研究部門)を創設しました。本研究部門の目的は、経済成長に関する先駆的な研究で世界的な業績を挙げた、日本を代表する経済学者・宇沢弘文(うざわ・ひろふみ、1928〜2014)が提唱した「社会的共通資本」の理念を継承・発展させること。社会的共通資本の理念を気候変動や格差拡大など現代社会の課題解決につなげ、学問分野の垣根を越えてさまざまな社会的セクターと連携し、未来に向けた社会的インパクトの創出を図ることをミッションとしています。2023年4月14日から17日には、宇沢の長女であり本研究部門の発起人で、今回のツアーを企画担当した宇沢国際学館代表取締役の占部まりさん、本寄附研究部門の特定教授で、ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)リサーチディレクターの舩橋真俊さん、独立研究者の森田真生さんらとともに、スタディ・ツアー「資本主義の光と影」を開催。ベネッセアートサイト直島(以下、BASN)が活動している直島、豊島、瀬戸内国際芸術祭の会場である大島をめぐり、最終日にはフォーラム(ハイブリッド開催)が開かれました。BASNは、格差の拡大と弱者へのしわ寄せを生む、資本主義の“影”の部分にアートという手法で光を当て、未来への希望を生み出しています。これから、3本の記事でスタディ・ツアーのようすを抜粋してレポート。本記事ではまず、ツアーの背景となる本研究部門とBASNについて紹介したのち、1日目に訪れた大島青松園と直島のアートサイトについてお伝えします。
2023/11/20

「死」が切り離されてしまった現代から、健康の未来を考える

ミラツクで取り組むオンラインメンバーシップROOM。今回は「健康の未来」をテーマに、内科医・宇沢国際学館代表取締役・日本メメントモリ協会代表理事占部まりさん、理化学研究所生命機能科学研究センター老化分子生物学研究チーム上級研究員 砂川玄志郎さんをお招きした対談を行いました。 医療の発達に伴い、多くの人が天寿を全うする時代ではありながらも、当事者である患者の心身が取り残される日本の医療現場。「死を想う」をテーマに日本メメント・モリ協会を設立した占部さんに、誰もが前向きに生きられる医療の在り方と新しい健康についてお伺いしました。また、冬眠状態にすることで治療までの時間を稼ぎ、患者の救命率を飛躍的に向上させる「人工冬眠」の研究を進めている砂川さんからは、単なる医療応用の可能性だけでなく、技術が解放された未来に起きうる人権問題や平和利用のための考えを教えていただきました。 途中からは、度々ゲストでお招きしている医療人類学者の杉下智彦さんに急遽ご登壇していただき、まさかの鼎談になるという嬉しいハプニングも。医師三名が繰り広げる、「人工冬眠」と「死」と「自然」が交錯するワンダーワールドをお楽しみください。
2023/02/13

欲深さと、お金の流れと、未来。「新しい経済」をつくるために私たちが今考えていること。

毎年12月23日に開催している「ミラツク年次フォーラム」。一般公開はせず、1年間ミラツクとご縁のあった方々に、感謝を込めてお集まりいただく招待制のフォーラムです。セッション4では、「私たちは経済で何ができるのか」というテーマでセッションを行いました。話は意外にも「欲深さ」というキーワードから経済の話へと展開していきます。今、どのような視点で自らの仕事や社会、未来を見つめ直すべきなのか、ヒントにあふれたセッションとなりました。モデレーターは『NPO法人ミラツク』代表の西村です。
2022/04/07