小泉幼稚園が3月閉園
小泉幼稚園が3月閉園
気仙沼市は、少子化の影響で園児数が減少している市立小泉幼稚園を3月末で閉じる。60年以上前に民間施設として始まり、昭和の時代から地域の子供たちを受け入れてきた歴史に幕を下ろす。
3~5歳児が通う小泉幼稚園は、1961年に私立小泉幼児園として開園。78年に旧本吉町に移管し、開園から65年になる。
開園時は58人の園児が在籍したが、少子化の影響で近年は2021年度の19人から毎年減少。本年度は入園児がなく、年中、年長児合わせて4人となっており、うち3人が3月で卒園する。本年度の入園児がなく、26年度の園児募集は停止していた。
市子ども家庭課によると、残る園児1人は4月から津谷幼稚園に通う予定という。
保育所、幼稚園の再編計画をまとめた市児童福祉施設等再編整備計画で、小泉幼稚園は認可保育所である津谷保育所の認定こども園化に合わせた統合を検討することにしていたが、園児の減少が著しい小泉の閉園を先行。津谷保育所のこども園化は、津谷幼稚園の統合を含め、「保育ニーズなど状況をみながら検討していく」(同課)としている。
来月下旬には閉園式を行って長く地域に親しまれた幼稚園に別れを告げる。市子ども家庭課は「地域に愛され、子供たちの成長を応援してもらった施設で感謝したい。今後も子育て環境の整備に努める」と話している。
1987年に完成した木造の園舎は老朽化しており、解体を予定している。