東北北海道縦断駅巡り25夏(40) 留萌本線 増毛駅跡 ~日本海の港町のかつての終着駅。たこザンギいただきます~
留萌駅前のバス停から沿岸バスの留萌別苅線に乗車しました。
このバスで2016(平成28)年12月に廃止された留萌本線の留萌駅~増毛駅間の廃線跡を辿ります。
現役時代の途中駅各駅の様子についてはコチラ・・・→→留萌本線(留萌→増毛)
ほとんどが仮乗降場上がりの小さな駅でした。
さて・・・
バスは日本海沿岸の国道231号を南下します。「オロロンライン」を小樽方面に向かう形になると思います。
車窓に見える日本海。奥が留萌市街でその手前に瀬越浜があります。
今回バスの車窓からいくつか駅跡らしき場所は確認できました。遠くからでしっかりは見れませんでしたが、ほぼ跡形もなかったです。
確認できた唯一の線路跡は信砂川の鉄橋でした。「信砂川橋梁」
路線バスは時折国道から離れて各集落に立ち寄ります。
こちらは阿分や舎熊の集落を抜けて国道と合流するところ。真正面に海が見えます。
ある地点から海を離れて丘を登ります。丘を越えると街中に入り・・・
旧増毛駅バス停に到着しました。ここで下車します。後払い現金430円也。
バス停の横には駐車場があり、そのすぐ先に線路終端がありました。
増毛駅の跡地ですね~。今回の駅巡りの最終地点でございます。
増毛駅はかつて北海道増毛郡増毛町弁天町にあった留萌本線の終着駅。留萌本線の留萌駅~当駅間の部分廃止に伴い、2016(平成28)年12月に廃駅となっています。
増毛町は日本海の港町。ボタンエビの漁獲高が日本一。アマエビやタコなどの水揚げも多いそうです。
駅の位置は・・・東の留萌方から海岸沿いに伸びてきた線路が、増毛の港を時計回りにぐるっと西に回り込み、北側の海岸に達するちょっと手前にあります。
廃止時点での駅構造は単式ホーム1面1線。駅舎は線路終端のそばにあり、ホームからは少し離れています。
現在のホーム跡。手前(北側)にスロープがあって駅舎と連絡しています。
ホーム上の様子。左画像が線路終端や駅舎のある北方面。右画像は南の留萌方面。
駅名標も残されていました。読みは「ましけ」・・・「ぞうもう」ではありません(微)
地名の由来は「カモメの多いところ」を意味するアイヌ語から来ているそうです。
似たような駅名で思い出すのは・・・^^;
留萌方面。今も残された線路が右カーブして森の中に消えていきます。
一方の北側、線路終端方面。線路はすぐ先で途切れています。右手(東側)にはだだっ広い空き地があり、その先に漁港があります。この空き地には貨物側線が並んでいたのかな~と想像します。また、線路終端の向こう(北側)には駐車場とバス通り、そして住宅も見えますが、その裏手には・・・
日本海があります。
構内側から見たかつての駅舎。線路終端の横にあります。
駅舎正面。1921(大正10)年11月の開業時からの建物だそうです。ただ、開業時よりは大幅に縮小されたようですね。玄関は線路に対して横(北)向きにありますが、その前(左側)にある長い建物は1991(平成3)年ごろに増築されたトイレです・・・。
こちらが本来の駅舎。トイレが邪魔になって建物全体を確認できませんね^^;
現役末期の頃は無人駅でしたが、「孝子屋」という海鮮食品店が入っていました。廃止後も営業を続けているようです。
駅舎内の様子。待合室だったところは今は完全に店内のようになっています。
お土産にはよさそうな様々な海産物加工食品が並べてありましたが、ここですぐにいただけるものが無いか店員さんに確認したところ・・・
しばらく待てば、"たこザンギ"を出してもらえます。うまし。
駅舎内には留萌本線の写真なども展示されており、食べながら鑑賞できます(微)
さて、帰りのバスまでにはまだまだ時間があります。それまで増毛の街中散歩しようと思います。
増毛の街はコンパクトながらもレトロな街並みで、散策するにはちょうど良い塩梅でした。つづく