東北北海道縦断駅巡り25夏(35) 留萌本線 石狩沼田駅 ~留萌まで行かなくなった留萌本線の終着駅~
北秩父別駅から留萌本線の下り列車に乗車しました。
列車は「深川留萌自動車道」と並走して北西に進み、雨竜川を渡ると町に入ります。
ホームが見えてきました。ゆっくりと入線して・・・
終点の石狩沼田駅に到着でございます。

石狩沼田駅は雨竜郡沼田町北1条3丁目にある留萌本線の現在の終着駅。元々は途中駅でしたが、2023(令和5)年4月の当駅~留萌駅間の廃止に伴い終着駅となっています。
"留萌まで行かない留萌本線の終着駅"となっちゃいました・・・
また、かつては札沼線が乗り入れていましたが、1972(昭和47)年6月に新十津川駅~当駅間が廃止されて単独駅となっています。札沼線の「札」は札幌、「沼」はここのこと・・・直通列車が走っていたのかはわかりませんが、当駅は札幌とひと路線で直結していたんですね~(驚)
更に歴史を遡ると・・・
1910(明治43)年11月、当駅は留萠線の深川駅~留萠駅間開通に伴い沼田駅として開業。これは駅が設置された土地(農場)の所有者の名前が由来だそうです。当時の所在地名は雨竜郡上北竜村だったそうですが、1922(大正11)年には駅名に合わせて沼田村に改称・・・人名が駅名となり、更には地名となりました。
1924(大正13)年4月に現駅名に改称。これは同年3月に上越線(当時は上越南線)の沼田駅が開業したためだそうです。後に開業したほうに駅名を譲るパターンは珍しい気がします。知名度が影響したんですかね?
そして、2026(令和8)年4月に留萌本線の深川駅~当駅間の廃止に伴い廃駅となる予定です。
現在の駅構造は単式ホーム1面1線。駅舎はホームの南西側に面しています。
北西側、終点側から見た様子。左にみえるのは島式ホーム跡で、かつては2面3線に跨線橋もあったそうです。札沼線が乗り入れていた頃は現在の単式ホームに発着し、留萌本線は島式ホーム側に発着していたそうです。
振り返って留萌方面。右画像は線路終端のアップ画像。おそらく両開きの分岐器があった辺りに設置されたのだと思います。また、かつての札沼線は現在の線路終端よりももうちょっと先で左(西)のほうに分岐していたようです。
ホーム側から見た改札口の様子。それでは出場します。
駅舎正面。1972(昭和47)年11月改築だそうです。玄関は雪の多い地でよく見かける構造で、出入口は両脇にあります。また、建物が駅前より少々高いところにあるため小階段になっています。
独特の外観ですね。カウントダウンによるとこの日はラストランまであと183日でした・・・。
地図を見ると、駅は沼田の街の碁盤の目の北東の角を斜めに掠めているので、駅前は町はずれといった感じかなと思います。
駅舎の目の前にバス停があります。町内を走る町営バス以外にも、沼田と深川を結ぶ都市間バスが発着しており、列車代替になり得るものかと思います。逆に留萌方面は、町営バスがせいぜい旧・恵比島駅付近まで行くくらいだと思います。また、深川から留萌に向かうバスは、当駅から遠く離れた国道233号を経由しているので、(需要はないのかもしれませんが)留萌方面に行くには不便なのかもしれませんね。
駅舎内の様子。簡易委託駅ということで窓口が開いていました。
窓口で深川までの乗車券を購入しました(フリーきっぷを失くしたので・・・)。
それでは15分後の折返しに乗車します。当駅で下車した方のほとんどがお名残乗車だったようで、折返しに乗車していました。
出発は16:40。往路はほぼ歩きでしたが、復路は列車でのんびり深川駅まで戻ります。