北海道完乗の旅19夏(39) 札沼線 新十津川駅 ~1日たった1本、廃止間近の終着駅~
滝川駅近くのホテルで5日目の朝を迎えました。7:00に起床~。
この日は札幌で地下鉄と市電を踏破する予定ですが、せっかくなので末端区間の廃止が決定している札沼線で札幌入りを考えての滝川宿泊でした。札沼線の終点のある新十津川町へは滝川からバスが出ていますのでこれを利用します。新十津川発の列車は1日たった1本・・・その出発時刻10:00に間に合うように9:00前に宿を出ます。

宿から一番近い北海道中央バスのNTT前という滝川市街のバス停からスタートです。(画像は一つ前のバス)
乗客はおばあさんがお一人。滝川駅の北側にある国道451号を西に進んで石狩川を渡ります。川を渡ると国道275号を南に進み、新十津川役場というバス停で下車します。後払い230円也。
バス停そばのファミマで飲み物を調達してから新十津川駅に歩いて向かいます。この辺りは以前にも訪問したことがあったので要領はわかります。駅までの道中では同業者風(笑)が数名ほどすれ違って行ったので、既に列車は駅に到着しているようです。駅に到着すると予想通りテッチャンで大賑わいでした(苦笑)
新十津川駅は樺戸郡新十津川町にある札沼線の終着駅。
開業は1931(昭和6)年10月で当時は中徳富駅と呼ばれていたそうです。その時は既に廃止された区間である石狩沼田~中徳富(新十津川)間を結ぶ札沼北線の終点だったということは最近知りました。その後、札幌方面からの線路が延伸開業して中間駅となりますが、1972(昭和47)年6月に今度は石狩沼田方面が廃止され再び終着駅となりました。両方向の終着駅を経験した駅は他にあまり聞いたことがありません。
駅舎は1953年築という木造ですが、1986(昭和61)年3月の無人化の後に駅務室側の左半分が取り壊されてコンパクトなものとなっています。
駅前には青や黄色の花々が咲いており綺麗に整えられています。そういえば、駅横にポニーがいたと思いましたが、今回は見かけませんでした。
駅構内の様子。この駅は無人駅だったと思いますが、窓口が開いていました。列車が来る時間帯だけ観光案内所として開いているようです。
そこでは十津川町のご当地入場券が販売されていました。一応十津川町の代表駅になるんですかね。
そして「終着駅到達証明書」がおまけでついてきました。まだ列車には乗ってませんがいただいておきます(笑)
あらあら寂しい・・・時刻表。
前述したように列車は10:00発の1日1本のみ。4年前の訪問時はそれでも3本はあったのですが・・・。夕方到着して朝出発するという形ならまだわかりますが、朝到着してすぐ折り返していく運用なので、地元の方は利用しづらいのではないでしょうか。まさにテッチャンのための駅・・・。
それではホームに向かいましょう。まずは振り返って駅舎反対側の様子。
駅構造は単式ホーム1面1線です。
出発待ちの車両はキハ40-402の単行。左が線路終端側から、右は札幌方から。
札沼線の愛称は"学園都市線"。サボには「新十津川」の表示がなかったのが残念。
レールを覗いてみます。左はかつて石狩沼田まで続いていた線路終端方面。右は札幌方面。
そして駅名標と名所案内。ピンネシリ山は札沼線の西側車窓に見える山の名です。
さて出発の時間となりました。車内は折り返しと思われる乗客でほぼ満席状態。後ろ向きのボックス片割れシートが空いていたのでなんとか着席します。
観光案内所の方?のお見送りを受けてこの日の最終列車は出発します。