「女性を買う」のは、どんな男性なのか。夜が深くなるころ、新宿・歌舞伎町を歩いた。
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新宿・歌舞伎町。夜が深くなるにつれ、ラブホテル街を行き交う男性の数が増えていく。この町で「女性を買う」のは、どんな男性なのか――。
1月中旬の数日間、通りにいる男性たちに、話を聞こうと声をかけた。
人通りは多い。だが、こちらが「記者」と名乗った途端に身を引く人が多い。10人以上に断られた後、「名前も職業も出さないなら」という条件で、ようやく一人の男性が話に応じてくれた。
年齢は40代。都内の会社に勤め、今日は仕事帰りだという。見た目は、どこにでもいそうな普通の会社員。管理職でもあるという。歌舞伎町に来るようになったのは1年ほど前だと話す。
「きっかけ? ネットです。ここで路上売春をしている女性がいることをネットニュースで知って……」
最初は周囲の視線が気になったが、何度か足を運ぶうちに慣れた。これまで4、5回「買春」している。風俗店も利用していたが、写真とのギャップに、がっかりすることが多いという。
「その点、路上では相手を自分の目で見て選べる安心感があります」
男性には妻と子どもがいる。「バレたらどうなりますか?」と尋ねると、「そりゃあ、家も仕事も全て失います」 と、苦笑した。
地方から出張で東京に来て、買春へ
別の男性にも話を聞いた。30代前半で、地方から出張で東京を訪れたという。
「同僚から『歌舞伎町では簡単に女性を買える』と聞いて」と話す。好奇心もあって来たという。彼女に買春したことが知られたら、「その時点でアウトです」
男性たちが恐れているのは、警察の摘発ではない。家庭や職場を失うという、社会的な制裁だ。

















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