現場には血痕が残されていた
知人が証言「生活保護だと言っていた」
「彼とは去年、知り合いました。家にも2回ほど行ったことがあります。本人が言うには、彼は未成年を誘拐した疑いかなにかで、警察にパクられていたこともあったそうです。『グリ下の未成年の子に自宅のシャワーを貸してあげただけ』だったとは言っていましたが……。起訴はされずに釈放されたらしいです」
警察発表で岩崎容疑者は“無職”とされているが、実際には日雇いの仕事もしながら生活していたという。
「リョウガは“グリ下の帝王”と呼ばれる男性にお世話になっていました。例の別件で釈放されたあと、彼の紹介で解体工の仕事をしていた。
寝泊まりは基本的に、“帝王”の家でしていましたね。自分で借りているアパートもあったので、『大丈夫なん? (家賃)もったいなくない?』と聞いたことがあるんです。そうしたら『生活保護を受けている(から大丈夫)』と言っていました。生活保護を受けながら仕事をしているっていうのが、自分にはよくわからなかったのですが……。日払いの仕事だから問題ないのかなと思って、それ以上は深く聞きませんでしたけど」
男が出入りしていた「グリ下」というと昨今、東京・歌舞伎町の「トー横」の若者たちの間でも横行する、市販薬のOD(オーバードーズ、過剰摂取)が問題になっているエリアとしても知られる。容疑者もまたODに手を出している1人だった。前出とは別の「グリ下界隈」の男性が明かす。
「リョウガは薬を大量に持ってたっすね。僕は薬の種類は詳しくないのですが、シートでいろんな薬を持っていました。たぶん違法じゃなくて、精神安定剤的なやつとか、睡眠薬とかです。
だからとは一概に言えませんが、精神的に浮き沈みも激しかった。昨年末にいちど、仕事を飛んだことがあって、その日の夜にグリ下で倒れているのを発見されたらしく……。本人曰く『バッドに入っていた』(薬の過剰摂取などで気分が落ち込んだり、妄想や錯覚に苛まれたりする状態)とのことでした。常飲していたのは間違いないですね」(同前)
男性は取材中に何度も「あいつはいつかやると思っていた」と漏らした。後編の記事では、容疑者の“キレ癖”や、実際に目の当たりにしたという“恐怖の自宅部屋”について詳報している。
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