<1分で解説>広陵高野球部の暴行被害「認定は困難」 第三者委報告
広島市の広陵高校野球部で元部員が暴行被害を訴えていた問題について、学校が設置した第三者委員会の報告書が公表されました。第三者委員会は、元部員の訴えについて聞き取りやアンケートを行いましたが、暴行被害について「認めることは困難」と判断しました。「広陵高校野球部の暴行被害、第三者委員会が報告書を公表」を解説します。 【経緯を振り返る】広陵高野球部での暴力事案の訴え Q 広陵高校野球部で何があったの? A 元部員は「2023年10月ごろに寮の風呂場で他の部員から下半身を触られたり、熱湯や冷水をかけられたりした」と訴えていました。 Q 誰がどうやって調べたの? A 広陵高校が設置した第三者委員会が調査しました。同級生の野球部全員を含む56人の生徒や、中井哲之監督(当時)、コーチ5人などに聞き取り調査を行い、アンケートも実施しました。 Q 調査の結果は? A 第三者委員会は、元部員が訴えていた88件の被害について「証拠や証言は得られなかった」としています。 また「野球部内の問題が一般の生徒指導ルートから外れ、部内のみで処理される傾向があった」とも指摘しました。 Q 今後はどうなるの? A 第三者委員会は、部員が相談しやすい環境を作るなど、野球部の閉鎖的な雰囲気をなくすように提言しています。