「女子枠」はずるい優遇なのか?
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・ぴえん超えてふざけるなになってしまったので、この記事を書きます。
「『最高裁判所に何人の女性判事がいれば十分か』と聞かれることがあります。私が『9人』と答えるとみんながショックを受けます。でも9人の判事が全員男性だったときは、誰もそれに疑問を抱かなかったのです」
・ルース・ベイダー・ギンズバーグは、アメリカ合衆国の法律家。
特に性差別と闘った、米国史上二人目の女性最高裁判事だった。
・上記の発言がXにて引用されて、散々な言われようだった。
経緯としては、
1.「女子枠」への反対ポスト(かなり強い言葉)
2.上記の発言画像付きで引用ポストされる
3.さらにそれが引用されて叩かれる
という感じ。
・女子枠を作ること自体に是非があり、女子枠自体が100%肯定されるべきものではないことには、筆者も同意している。効果検証の論文でも、思うような効果が出ないことは報告されているし、一時的な是正措置であって永久に続くものにしてはならないことは明らかだ。
・しかし、その一時的な是正措置のために男性が割を食うのか?という批判は避けられないだろう。その男子学生たちは過去の女性差別の恩恵を直接受けているわけでもないし、自分たちが払うべきツケではないという反論もある。
一番の近道は、一人ひとりが性差別を撤廃するような意識を強く持つことなんだけど、最近は逆に向いている気がして悲しい。
https://t.co/9KKaNNPZj2 pic.twitter.com/74hemGtM4f
— 飴🍬児童福祉施設職員 (@CPF777XYZbook) January 27, 2026
↑(該当ポスト)
・いくつかピックアップして反論してみる。
引用ポストは、要約して載せるものとする。
Q1.男女問わない中で9人が男性になることと、あえて女性を9人選ぶことには大きな違いがあるのでは。女性枠を作ることが問題だ。
Q2.判事になる権利は男が女から奪ったわけではないが、女子枠は奪っている。
A.この女性判事の割合の件で言えば、そもそも「男女問わない中で」という前提が大きく間違っていると言わざるを得ない。
女性は、政治や法律などの公的な場所には入ることができず、家庭の仕事しかできなかったという過去がある。これまでは、透明な男性優遇措置が取られていた、「男性だから選ばれていた」例が、少なからずあったということである。
他にも、1970年代の米国での「オーケストラ実験」では、衝立を置いて審査員から奏者を見えなくしただけでは不十分で、床にカーペットを敷いて「ヒールの音(女性であるという情報)」まで消したところ、女性の合格者が50%上がったという結果がある。 人間はそれくらい無意識に「性別」で能力を判断しているのだ。
男性であることが事実上の参加資格になっていた世界は、数多くある。
判事が男性9人でも不思議に感じないのに、女性9人だと不思議に感じるとすれば、それは差別意識の表れだ、という話である。
今現在の競争が公正であるならば必要ないが、現状残念ながらそうではないと思われるために意識の向上が必要である。
女子枠には、女性だというだけで能力を低く見積もられたり、安全上の理由(極端に男性が多い)やこれまでのイメージから親に理系への進学を反対されたりすることへの是正措置として機能することが期待される。
Q3.平等とは、女性への優遇を指すのか?
A.違う。
しかし、その過程には一時的な是正措置が取られることがある。優遇はゴールではなく、平等への過程としてのみあるべきだ。
女子枠が必要のない社会をみんなで目指すことによって、少しでも早くこれを無くすことができる。
Q4.その理屈なら、ホロコーストでユダヤ人は虐殺されたが故に、ユダヤ人はドイツ人を虐殺してもよいとなる。
A.まず、「職を得る機会(社会的な配分)」と「虐殺(生命の剥奪)」を同列に語る時点で、倫理的なピントがズレている。このような極端な例えは、議論の本質をずらしてしまう危険性がある。
そして、女子枠によって成し遂げられようとしているのは、本来あるはずの対等な権利の復活や社会の是正であって、男性の権利を剥奪することではない。上の例は、復讐のように描かれているが、積極的是正措置は復讐ではない。
・補足として、男性が透明の優遇を得ている場合があるという研究の一部を載せておく。
1.「壊れたはしご」現象: マッキンゼーの調査で、女性は能力不足だからではなく、「最初の昇進」で男性より著しく不利な扱いを受けていることが数字で証明されている(男性100人に対し女性81人。有色人種の女性だと、さらに割合が低くなる)。
2.「貪欲な仕事(Greedy Work)」: ノーベル賞経済学者ゴールディン教授は、長時間労働が可能な人にだけ高い報酬を与える現在のシステムが、事実上の「ケア役割を持たない人(男性)優遇枠」になっていることを明らかにした。
・まず権利とは、決められた牌を奪い合うものではなく、一人ひとりに当然あるものである。その権利が平等にある状態で、初めて公平な競争ができる。
「男女問わず」の中に、暗黙の「男性枠」があった歴史を私たちは認めなくてはならない。これは、だから直ちに男性が悪い!という非難ではなく、そういった歴史的に続く構造への批判である。そして、それと闘い始めている現代は、とてもすごいことを成し遂げようとしている。
・「女子枠」が必ずしも正しいとは私も思わないが、「これまでも十分平等だったのに、現代では女性が優遇されている」という意見には、ここで一度反対を示しておきたい。
性別に関わらず評価される社会は、現状男女が力を合わせて必死に目指さないと届かないものであることをここに記しておく。
・あー疲れた!!いつも書くと疲れちゃうよーー!!
ここまで読んでくれてありがとう♡
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いや、女子枠は差別でしょう。女子だけ簡単な試験を用意したり、女子だけ試験の点数を2割増しにしたりするんですよ。 これは議論の余地なく差別なんですが、「差別を使ってでも理系に進む女子を増やしたいからやってる」んじゃないんですか。そこまでしないと女子が理系に進学希望してくれない。日本…
学歴コンプを拗らせてるから、たまらなくなっちゃうんだよね。
「優遇はゴールではなく、平等への過程としてのみあるべき」 実際にその是正措置の影響を受ける学生にとって、女子枠は過程ではありません。人生に大きな影響を与える転換点です。そして、影響を受ける学生は過去に女性差別をしていたわけでも、受けていたわけでもありません。 そもそも、社会に…
「全ての人に等しく権利が与えられるべき」かつ「社会構造がそこに偏りを産む」ならば割を食うべきは構造や社会であって当事者であるべきではない、と考えています。 一点質問なのですが、例えば入試などでは元々の定員に加えて追加合格という女子枠を設定する形にて両立させるという方法もあると思…