「鬼教官」の抜き打ち検査…超厳しい海上自衛隊の寮生活
自衛隊の幹部候補生学校とは
自衛隊の幹部自衛官になるためには、陸・海・空それぞれにある幹部候補生学校を卒業する必要があります。
広島県江田島市にある海上自衛隊の幹部候補生学校には、172名の候補生たちが在籍。1年間の寮生活を送りながら、訓練漬けの日々を過ごしています。
スケジュールは分刻み!
候補生たちの寮生活は、驚くほど厳しいもの。
朝は6時に起床。素早く着替えを済ませたら1分でグラウンドへ集まり、冬でも毎日のように乾布摩擦と体操を行います。
体操までの所要時間は、起床からわずか15分以内。その後、食堂へ移動し、5分で朝食を済ませます。
毎日分刻みのスケジュールをこなし、わずかに与えられる自由時間も、全員が自習に励んでいます。
恐怖!鬼教官の抜き打ちチェック
候補生たちが寮生活の中で最も恐れるのが、自習の間に行われる抜き打ちチェック。
「赤鬼・青鬼」と恐れられている教官二人が候補生たちの部屋を回り、少しでも汚れているところや乱れがあると、ベッドのシーツを引きはがしたり、本棚の中身をばら撒いたり、容赦なく部屋を荒らします。
この抜き打ちチェックは、まるで台風が来た後のように部屋中が荒らされるため、通称「江田島台風」と呼ばれています。
流し台に水滴が1滴残っていることさえ、許されません。
寮生活の中でここまで厳しいチェックを行うのは、限られたスペースの艦内で規律ある生活を送るための大切な訓練だから。 艦内では、些細な不備が大事故にもつながりかねません。
そのため、教官たちは少しの乱れも見逃すことなく、厳しく指導にあたっています。
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