このメリットをどのベンダーさんも言うので、特定の会社がどうとかではありませんが、率直な意見として、CADやViewerベンダーのニーズ理解や提案レベルが足りてないのではと思います。
ずっと議論されてきたことなのだから、ソリューションとしてサービスを提供したいのであれば、メリットと背反をしっかりと並べて、項目としてではなく、数値として出してもらいたいところです。
例えば、
・立上げ期間30%短縮
・問い合わせ件数50%削減
・新人習熟時間20%短縮
・工程変更反映リードタイム半減
みたいな。
3DCADモデルが製品設計や工程計画、生産準備に効果があるというのは周知ですが、それは生データだけで十分とも言えます。
各社が掲げるメリットはモデルの2次加工的なことが必要で、設計や生技などに負荷がかかる背反があります。
量産の製品図を対象としてるはずですが、
結局のところ作成工数と、作成物活用のによる削減工数が見合わないと言うのはずっと前から言われているわけです。
5年前の時点ですらH社では3Dモデルを元に、自動で組み立て順序を算出して、手順書を自動生成し、現場でトレサ含めたトータルソリューションとして展開してますが、ここまでやっても効果が出るのかは怪しい。
習熟目的であれば使用期間や頻度が少なく、作り込みにかける時間をペイできない。
種類が多く品質向上目的であれば、作成時間は膨大となり、結局レア種類の優先度はさがり本末転倒。
設変などの部分修正が手作業で個人のレベルに左右されるなども想定できるところです。
結局、目的と実態がマッチしにくい現状に対して、現場をトータルで本当に楽にしてるのか、提案者の自己満で終わってないかは振り返るべきです。
加えて、
3D CADモデルを何年もの間、『作業効率ツール』としかメリットが謳われてないわけですが、『設計品質向上ツール』としてのソリューション提案もそろそろもっと出ていいはず。
そう考えると、側から設計を中心に、考えるべきではというのが思うところで、例えば部品要素別の組み立て順に応じた、作業時間や品質のばらつきをデータ収集して、部品形状・精度・工順などの特徴とトレンドを紐付け、設計FBを加速させるとか。
作業改善ツールと謳った方が、現場からの問題解決テーマとしてボトムアップしやすい作戦があるかはわかりませんが、効果を出すロジックはCADソフト自体にはないため現場からは策のない思いつき案がきてしまう。
ベンダーにはもっと踏み込んでもらわないと、この数年で言うことの変化のなさに悲しくなります。
Quote
iCAD | 機械設計3DCAD【公式】
@iCADOfficial
知らないと損する…
製造現場で3Dを活用するメリット
設計・製造の両方に効果があるので書いてみた
<設計側メリット>
・部品表・風船などの製図工数減
・作業指示の図面への転記工数、漏れ削減
・現場からの問合せ対応工数減
<製造側メリット>
・図面読解の時間激減
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