【泉南市】障がいがある子どもに輝ける未来を!「好き」に特化した放課後等デイサービス『オーパ』の魅力
ここで過ごす子どもたちの笑顔を見ていると、「彼ら、彼女らに一体どんな障がいがあるのだろう」という気持ちにさせられます。
好きなことに自発的に取り組む姿は、とても頼もしく、生き生きとしていて、希望に満ちあふれていました。
今回は、軽度・中度の障がいを抱える子どもたちの第3の居場所『オーパ』の魅力に迫ります。
放課後等デイサービスって?
最近、街中でよく見かける「放課後等デイサービス」。この施設がどんな場所か、みなさんはご存知でしょうか?
放課後等デイサービスは、小学1年生から高校3年生までの障がいがある子どもが、授業後や長期休暇中に利用できる福祉サービスです。
ここは、子どもたちが安心して過ごせる居場所であるとともに、自立を促し、社会性を育むための活動の場でもあります。さらに、ご家族が一時的に子どものケアから離れ、日頃の疲れをリフレッシュできる「家族支援」の役割も担っています。
魅力的な多彩なプログラム
オーパの最大の魅力は、子どもたちの「好き」や「得意」を伸ばす多彩なプログラム。
ここでは学習支援はもちろん、運動やパソコンを使った専門的な支援、社会性を育む活動など、子どもたちの個性にあわせた幅広い支援を行っています。
また、校外学習や様々なイベントを通して、子どもたちは楽しみながら多くのことを学び、貴重な成功体験を重ねています。
アットホームな6つの事業所
オーパは、現在、市内に6つの事業所を展開し、それぞれの特色を活かして子どもたちの成長をサポートしています。各事業所には、教員、保育士、理学療法士、言語聴覚士、児童指導員などの免許保持者が在籍しており、多角的な視点から一人ひとりの成長に寄り添った支援を行っています。
「放課後クラブ・オーパ」では、主に小学1年生から2年生を対象に、宿題のフォローや自主学習の時間を設けて、自ら学ぶ姿勢と基礎的な学習習慣を培います。また、読書を通じて語彙力や理解力を高め、基本的な読み書きのスキル習得を目指します。
さらに学習だけでなく、遊びや共同作業を通して、協調性、コミュニケーション能力、ルールを守る大切さといった社会性を身につけています。
取材にうかがった日は七夕(7月7日)でした! 冷凍パイシートで、お星さまのカタチのパイ菓子を作るそうですよ。
指導員の説明に真剣に耳を傾け、楽しそうに取り組んでいる姿が印象的でした。
ここでは、下校時間が早い低学年の子どもたちが放課後の時間を過ごします。どの事業所でも、学習時間は30分と決まっており、継続することを大切にしています。勉強が終わったあとは、閉園時間の17時30分まで、パソコンやゲームをしたり、おでかけしたりと、それぞれが好きなことをして過ごせます。
(イベントがある日は、みんなでチャレンジ!)
子ども一人ひとりの意志を尊重し、指導員はそれに寄り添います。
「オーパ・セカンド」では、小学3年生から5年生を対象に宿題、学習を中心に自立支援やソーシャルスキルトレーニング(*)などの支援を行います。
*ソーシャルスキルトレーニングとは、社会生活や対人関係を円滑に営む上で必要なスキルを身につけるためのトレーニングのこと。
ソーシャルスキルトレーニングといっても、難しい課題があるわけではなく、まずは“苦手克服”から。時計の見方が苦手、分数が苦手、文章が苦手など、1人ひとりの苦手に寄り添い、成功体験を積んでいけるよう優しくサポートします。
そして、とても驚いたのが、イベントやお出かけの予定がびっしり。
このようにオーパグループでは、土曜日や長期休暇を利用して様々な場所へ足を運び、多様な経験を積むことで、子どもたちの社会性を育み、自立心の芽生えを支えています。
また、地域と連携したマルシェも定期的に開催しており、子どもたちが地域の一員として主体的に関わりながら、社会の仕組みを肌で感じ、学ぶ貴重な機会となっています。
「オーパ・サード」では、小学6年生から中高生を対象に、宿題や集団活動、自立支援、受験対策などを中心にサポートします。
下校時間が遅めの子どもたちが通う「オーパ・サード」では、受験対策だけでなく、就職を見据えた面接練習も行っています。家庭的で温かい雰囲気の中、子どもたちは短い放課後の時間を有効活用し、やるべきことを効率よくこなしています。
子どもの得意を伸ばし、将来に繋げるサポートを行う「オーパ・ネクスト」では、特に就労・自立を見据えITスキルを伸ばす支援に重点を置いています。
ここでは、パソコンに初めて触れる子どもには、電源の入れ方から丁寧に指導します。
一方、就労を目指す子どもやある程度スキルがある子どもには、WordやExcelの基礎から応用までしっかりレクチャー。その他にも、タイピングやScratch、プログラミングも学ぶことができます。また、勉強が苦手な子どもでも安心して取り組めるよう、絵を見て学ぶ「すらら学習」を導入しています。学年問わずゲーム感覚で楽しく学べるので、無理なく学習を進められるのが魅力です。
ゲーム用のハイスペックパソコンでは、マインクラフトやフォートナイトなどのゲームや、eスポーツを楽しむこともできますよ!
「オーパ・ネクスト」では、ほかにも土曜日や祝日、長期休みには工作やクッキングを行うなど、パソコン以外の楽しみも。
さらに社会見学や農業体験、味覚狩りなど、お出かけや体験活動を通じて一人ひとりの感性を磨き、考える力を伸ばしていきます。
「オーパ・アスリートクラブチャレンジ」では、運動を通して集団活動に慣れ、身体を動かす楽しさを通じて社会性を育みます。
運動が苦手、または未経験の子どもは、「オーパ・アスリートクラブチャレンジ」で成功体験を積んで、「オーパ・アスリートクラブ」を目指します。
「オーパ・アスリートクラブ」では、主に陸上競技やフライングディスクを中心に、個人種目で各種大会への出場や記録達成を目標にしています。
パラリンピックやID選手権などの出場を目指し、毎年全国大会の出場や、一位入賞の記録も! 今年も7月19日、20日に日本ID陸上競技選手権大会、パラ陸上競技記念会が岐阜県で開催され、代表4名が出場しました。
ITスキルを伸ばす支援や運動に特化した支援など、現代社会にマッチしたサポート内容にとても驚きました。ここまで細分化されていたら目標をもって通うことができそうです。
「オーパ・アスリートクラブチャレンジ」と「オーパ・アスリートクラブ」では、近隣の小学校のグラウンドや地域のグラウンドを活用して屋外での練習も行っています。
つい先程まで教室にいた「オーパ・アスリートクラブチャレンジ」の子どもたちが、近隣のグラウンドで縄跳びとフライングディスクの練習に打ち込んでいる姿は、その切り替えの速さと活動の幅広さに驚かされました。
放課後(下校~17時30分)という短い時間の中、目標をもって自主的に効率よく活動しています。
どんな子が通ってるの? どんな子が通えるの?
株式会社GEN 代表取締役 松元 仁志(まつもと ひとし)さんにお話をうかがったところ、オーパには発達障がい、ADHD、軽度から中度の知的障がい、聴覚障がい、先天性による軽度な身体障がいなど、様々な特性をもつ子どもが通っているとのこと。
活動の様子からはそうした障がいを感じさせませんが、オーパは通常学級での学習に困難を感じている子どもたちや、障がいに負けず好きなことや得意なことを伸ばしたいと願う子どもたちにとって、大切な「第3の居場所」として機能しています。
オーパの放課後等デイサービスを利用するには「受給者証」が必要です。これは、各市町村の役所で発行されるもので、療育手帳がなくても医師の診断書や支援学級在籍の証明で取得できる場合があります。発行基準は市町村によって異なるため、まずはオーパに相談してみるのがおススメです。
さらに、オーパでは、保護者の負担を減らすため、学校から事業所、そしてご自宅までの「無料送迎サービス」を提供しています。このサービスにより、現在、泉南市を中心に泉佐野市から岬町に住む子どもたちの多くが、安心してオーパのサービスを利用しています。
地域全体で子どもを支える
今回の取材で特に印象的だったのは、オーパに通う子どもたちが地域全体に支えられていることです。学校との連携はもちろん、児童相談員の方々、練習場所を提供してくださるグラウンドや体育館(武道場)の関係者、そして温かく見守る近隣住民の方々など、多様な人々との関わりの中で子どもたちは成長しています。
将来へ繋がる道を
松元代表は、自動車の整備士から障がい者スポーツの世界へ転身しました。水泳、サッカー、柔道、ハンドボールなど様々なスポーツを経験し、ご自身の骨折を機に理学療法士の資格を取得。和歌山県立医科大学病院でリハビリの先生として勤務中に障がい者スポーツと出会い、和歌山国体のサポートメンバーを務めました。
「障がいのある子どもたちが挑戦できる機会を増やし、子どもたちの可能性を広げたいんです。国は重度の障がい児支援に力を入れていますが、軽度や中度の障がいがある子どもたちには、まだまだ経験の場が少ないのが現状です。そうした機会を増やし、将来へ繋がる道を拓いてあげたいと思っています」
オーパでは、不登校だった子どもが支援を受け、学校に通えるようになったケースも。
ご家族の意向を確認し、今後も地域に求められる福祉サービスを提供していきたい、と松元代表は話します。
子どもの学習や生活に不安を抱えている方は、一度相談してみてはいかがでしょうか。
オーパは、創業11年の地域に根ざした信頼のおける「第3の居場所」です。