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概要

2006年7月に映画公開。2011年7月に2作目の「カーズ2」が、2017年7月には3作目の「カーズ/クロスロード」が映画公開された。

物語は擬人化された自動車を中心とする乗り物たちの世界となっており、などの動物も自動車の姿をしている。人間と異種族が同じ世界に同居しているトイ・ストーリーモンスターズ・インク等と異なり、人間のキャラクターは一切登場しない。

また主人公であるライトニング・マックィーンを除き、登場する自動車のキャラクターは全て実在する世界各国の有名車種をモデルにしており、日本車をモデルにしたキャラも登場する。

専門家からの評価はそれなりだが、物が物だけに関連グッズが全世界的に売れたため、ピクサーの映画でも知名度は高い。トミカをはじめミニカーの世界に新たなジャンルを築いたと言っても過言ではないだろう。

ストーリー

彗星の如く現れた新人レーサーのライトニング・マックィーンは、天性の性能とセンスで、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍していた。

しかし世間からの注目で有頂天になっている彼はとにかくわがまま。ピットクルーが愛想を尽かすほどの問題児であり、お抱え運転手(トレーラー)であるマック以外に友人は一人もいないという有様だった。

カリフォルニア州での「ピストン・カップ」のシーズン最終決戦が決まった際、大手石油会社のスポンサー獲得を狙っていたマックィーンはいち早く現地入りして好印象を持ってもらおうと、半ば強引にマックに夜通しで運転させていた。

しかしマックの居眠り運転と途中で出くわした暴走族のイタズラが原因でマックィーンは迷子となり、人気のない砂漠のど真ん中にある「ラジエーター・スプリングス」という田舎町にたどり着く。

パニックになって暴走する内にメイン通りをめちゃくちゃにしたマックィーンは、地元の交通裁判所の決定でアスファルトの再舗装を命じられる。

しかしプライドが邪魔をして舗装工事は早く進まず、レースまでの時間も刻々と過ぎていく。

何度も脱走を試みるなど半ば自暴自棄になっていたマックィーンだったが、次第にレッカー車のメーターと弁護士兼モーテル経営のサリー・カレラとの交流を深めていく。

メーターとは近隣の農場や荒野で童心に帰って遊ぶようになり、唯一の同年代であるサリーとは懇ろな間柄となる。

サリーは都会でのエリート生活に疲れ果てていた慰安旅行中に偶然たどり着いたこの町の雄大な自然美と住民たちの温かさに惹かれて移住した事を明かし、またこの町がかつては「ルート66」(国道66号線)の中継地として大いに賑わっていた事をマックィーンに伝える。

また、マックィーンは自分に工事を命じたレーサー嫌いの老判事ドック・ハドソンが実は50年代を代表する伝説の名レーサーであったことに気づく。彼は最後のレースでの大事故から復帰した際、新人や若手たちに出番を取られて居場所がなくなっていた寂しい引退劇から、レース全般を毛嫌いしていたのだった。

自分はそんな薄情な連中とは違うと食い下がるマックィーンであったが、「お前は自分ではなく誰かのために本気で何かをした事はあるのか?」と問いかけられる。

マックィーンは道路の補修工事を完遂させた後、住人たちがそれぞれ営む店を利用して交流を深める。装飾も直し、町が賑やかだったころを再現して彼等を励ます。しかしドックがマスコミにタレコミをしたことで慌ただしく町を離れる事になる。

そして迎えたカリフォルニアでの最終決戦。いまいち調子が出ないマックィーンがピットを見ると、ドックをはじめ応援に駆け付けたラジエーター・スプリングスの住人の姿が。

果たしてレースの行方は?そしてラジエーター・スプリングスで過ごした経験を得たマックィーンが取った行動は?

主な登場人物

主人公の新人レーサー。真っ赤なボディーとイナズマのステッカートレードマーク。ゼッケンは95番。口癖は「カチャウ!」。

当初は有頂天で自分勝手な性格だったが、ラジエーター・スプリングスの住人との交流を経て成長していく。

NASCARに出場するレーシングカーがモデルだが、明確なベース車は設定されていない。

ひょうきんなロードサービスのレッカー車。全身錆だらけだが、とても活動的。バック走行では彼の右に出る者はいない。

真っ先に彼と打ち解け、最終的にマックィーンの親友となった。

ベースはロケ地のルート66にいたインターナショナル・ハーベスターL-170。

本作のヒロイン。透き通るような水色のボディーが特徴。弁護士でモーテルも経営。

多忙な毎日の中で出会ったラジエーター・スプリングスとその住人に強く惹かれ、町おこしのために奮闘している。彼女とのあくせくしないゆったりとしたドライブが、マックィーンの改心のきっかけの一つとなった。

ベースはポルシェ911(996型)。

医者兼判事の老人で、ぶっきらぼうな性格。当初はマックィーンをよく思っておらず、事あるごとに嫌味を言う。

実はピストン・カップで3連覇した伝説のレーサーで、彼の複雑な半生はマックィーンに大きな影響を与えた。

ベースはファビュラス・ハドソン・ホーネット。

ラジエーター・スプリングスの住人。グイドと共にタイヤ店を営んでいる。イタリア出身で陽気な性格。

ベースはフィアット500

  • グイド(CV:デニーロ・デ・ジローラモ(仏語版を流用))

ラジエーター・スプリングスの住人。ルイジと共にタイヤ店を営んでいる、小型のフォークリフト。タイヤ交換のスピードはプロ顔負けで、続編でもマックィーンのピットクルーとして活躍。

ラジエーター・スプリングスの住人。払い下げ軍用品店を営む退役軍人。厳格な性格で、隣人とのフィルモアとは馬が合わないが、何だかんだ息はピッタリ。

ベースはウィリス・ジープ

ラジエーター・スプリングスの住人。手作りのバイオ燃料店を営んでいる。のんびりした性格で隣人のサージとは馬が合わないが、何だかんだ息はピッタリ。

ベースはヒッピースタイルのワーゲンバス

  • レッド(CV:ルイス・ダニエル・ラミレス(仏語・西語版を流用))

ラジエーター・スプリングスの住人。無口で繊細な消防車。ポンプで花に水をやるのが日課。

ラジエーター・スプリングスの住人。保安官を務める中老のパトカー。街に迷い込んできたマックィーンの監視役。

ベースはマーキュリーの警察用車両。

ラジエーター・スプリングスの住人。ペイントショップを営んでいる。所謂ローライダー仕様であり、ハイドロとカスタムペイントがトレードマーク。

ベースは1959年式シボレー・インパラ。

ラジエーター・スプリングスの住人。ラモーンの妻で、ガソリンスタンド(喫茶店)のママ。面倒見の良い性格。

ベースは1950年代のコンセプトカー。所謂コンパニオンとして全米を回っていたが、ペイントの名手であるラモーンが手を出せないほどに美しいカラーリングに一目惚れし、彼と共に町に残ったという設定がある。

ラジエーター・スプリングスの住人。今は亡き街の開拓者の妻。土産物店を営むお婆ちゃん。

ベースはT型フォード

マックィーンが移動で使うトレーラーヘッド(専属運転手)。新人時代のマックィーンが唯一心を許している相手。

ムチャな行程でうっかり居眠りしてしまい、それがマックィーンがラジエーター・スプリングスに迷い込むきっかけとなる。

ピストン・カップでマックィーン達と争うライバル。大手石油会社ダイナコをスポンサーとし、歴代最高の7回優勝を成し遂げた大ベテラン。本名はストリップ・ウェザース。

ベースは1970年式プリマス・スーパーバード。キングのモデルで本国版の声優を務めたリチャード・ぺティが現役時代に駆っていたマシンをそのまま再現している。

ピストン・カップでマックィーン達と争うライバルで、本作のディズニーヴィランズ。万年2位のベテラン。体当たりでクラッシュを誘発させるなど、ダーティーで卑怯な手を平然と使う。

ベースは1987年式ビュイック・GNX。

楽曲

オープニング・テーマ

主題歌

本作の主題歌。挿入歌の一つでもあり、マックがマックイーンをインターナショナル・スピードウェイへ運ぶシーンで使用。

エンディング・テーマ

余談/トリビア

●本作の監督を務めたジョン・ラセターは超がつくほどの車好き。そのため主要登場人物は実在するモデルで固めたほか、本国版では本職のレーサー(※)が一部キャラの声を担当するマニアックぶりを発揮した。エンディングではあの伝説のレーサーもカメオ出演。更にはカリフォルニアならではの人らしき車も。英国版ではBBC名物のパワー厨も出演している。

●ルイジの車種がフィアット・500に設定されたのは、宮崎駿監督作品『カリオストロの城』へのオマージュとされている。

●冒頭のレースで登場するレースカー(※)はマックィーンも含めて43台。大半は数秒しか映らないモブキャラだが、1台1台に詳細なプロファイルがある。中には実在の会社をスポンサーとしている車両も。

●キングのスポンサーであるダイナコ石油は、トイ・ストーリー中盤でウッディとバズが喧嘩をしたガソリンスタンドとしても登場している。

●ピクサーのお家芸「A113」は中盤で一瞬写る貨物列車の番号。更にピザプラネットトラックは終盤のカリフォルニアの決勝戦の観客として出演。他のキャラクターに準じて顔がついている。この他にも他のディズニー映画と同様、様々な作品のオマージュ・パロディーが盛り込まれているので探してみよう。

●楽屋ネタを披露したバグズ・ライフやトイ・ストーリー2と異なり、本作のエンディングは人気を取り戻したラジエーター・スプリングスと住人たちを活写。ちゃっかりマックの中の人ネタが仕込まれている(マックの記事を参照)。

●中盤、マックにちょっかいをかける暴走族は同じく車をモチーフとした大ヒット映画を彷彿させるためか、一部でやたら人気がある。そのせいかスピンオフでこんな作品が作られたほか、他の作品でもちょくちょくカメオ出演している。→暴走族(CARS)

●※ピストン・カップの元ネタは実際に存在するカーレース競技「NASCAR」(走行音も実際のものが使われている)。国外ではこのせいか未だにNASCARとN本作やオープニング「Real_Gone」の結び付きが強い(リンク先を参照)。

●特典ディスクでは未公開シーンや初期の構想を絵コンテで見る事ができる。それによると本編とは違い一度トラックサービスエリアにマックが寄り洗車に行くも待ちきれなくなったマックィーンが探しに行っている内にマックが気づかず出発してしまう、マックを追いかけて道を間違えて墓場の森に迷い込む、マックィーンが道路修理の為に目覚めたらロードローラーに変えられていた、近年で判明したものとしてディスク未収録だがレースのゴール手前で突如エンストを起こしたと思ったらボンネットからエンジンが飛び出して前に飛んでいきちぎれる(後者2つはどちらも夢オチという設定)等、結構ショッキングな案が多い。なお当初マックィーンのゼッケンは57番だった。

●日本語吹き替えでダレル・カートリップの吹き替えを担当した福澤朗はアニメへの出演は『平成狸合戦ぽんぽこ』、『それいけ!アンパンマン虹のピラミッド』、『それいけ!アンパンマン手のひらを太陽に』への出演(いずれも当時日本テレビアナウンサー時代に出演)があったが、吹き替えとしては今回が初めてであった。

ディズニーパーク

本作のヒットを受けて、2012年にカリフォルニア州アナハイムにあるディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー内にカーズランドがオープンした。

サーキットや横回転型のアトラクションが3つある他、登場する全住民の店と庁舎がレストランや売店として整備されるなど、ラジエーター・スプリングスの街並みと荒野の風景が忠実に再現されている。

関連タグ

ディズニー ピクサー カルト映画 海外アニメ

アメリカ  自動車 モータースポーツ/NASCAR

ルート66 ラジエーター・スプリングス

車ズ

トミカ ホットウィール レゴ(LEGO):商品展開先

チョロQHG4:同作のディレクター小田桐太郎氏がインタビューで類似性を指摘しており、同作公式サイトでは「あの『Cars』の原点になった!」と宣伝していた。

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