写真はディープシークのロゴ。2025年1月撮影。REUTERS/Dado Ruvic
[12日 ロイター] - 対話型AI(人工知能) 「チャットGPT」を手がける米オープンAIが12日、米下院の「米国と中国共産党間の戦略的競争に関する特別委員会」(中国特別委)にメモを送り、中国新興AIのディープシークはオープンAIなど米主要AI企業を標的にしてモデルを複製し、自社AIの学習に利用していると警告した。ロイターがメモの内容を確認した。
オープンAIは、ディープシークが「オープンAIや他の米最先端研究機関が開発した能力にただ乗りしようとする継続的な取り組み」を行っていると非難した。
より洗練された強力な従来のAIモデルに、新しいAIモデルからの質問を精査させ、実質的に従来モデルの学習内容を移行させる手法は「ディスティレーション(蒸留)」と呼ばれる。
オープンAIはメモで「われわれはディープシークの従業員に関連するアカウントが、オープンAIのアクセス制限を回避し、難読化された第三者ルーターやその他の出所を隠す方法を通じてモデルにアクセスする手法を開発していることを確認している」と説明。「ディープシークの従業員が、米国のAIモデルにアクセスし、プログラム的な方法によって蒸留のために出力を取得するコードを開発していたことも把握している」とした。
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さらに、中国の大規模言語モデル(LLM)は新しいモデルの安全な訓練および展開に関して積極的に手を抜いていると主張した。競合モデルの開発のために自社モデルを蒸留しようとしているように見えるユーザーについては積極的に削除しているという。
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