本記事は私だったらどうするかなぁというものを考えるものであり、推奨するものでは一切ありません。最終的な投資決定は、ご自身のリスク許容度に基づいて慎重に行ってください。
と、いつもの予防線を張った所で今回のお題はMSTUです。
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MSTUという銘柄があります。これはMSTRの日々の値動き2倍の銘柄で、いわゆるレバレッジETFというやつです。MSTRは元マイクロストラテジー現ストラテジー社という会社で、ビットコインをとにかくたくさん買う会社です。借金してでも買う。そういう会社。
この銘柄、最近まですごく調子が良かったのですが、直近のBTC暴落に伴い超絶暴落しています。借金してまでビットコ買っていた分、暴落もとてつもないものになっており、今やmNAVが当時1.5倍以上あったものが1倍前後まで落ちました。
以下MSTRのチャートです。
434ドルぐらいあったのが、今では170ドル。約60%近く下落していることがわかります。ひどい!
対してBTCはこのぐらい。
12.2万ドルから9万ドル。約27%の暴落。明らかに暴落のすごさが違います。
というのも、プレミアム価格がついており、BTCをレバレッジを利かせて買っていたので当然、BTCが下落したらレバレッジをかけていた分急激な下落が起こるのはなんとなくイメージとしてもあっていると思います。
そんな、すでにレバレッジをかけてBTCを買っているMSTRをさらに2倍レバレッジETFにする時点でアタオカ尋常じゃないことがお分かりかと思います。
さて、ではMSTUは今どうなのか。
20.92ドルから1.2ドル。なんと95%近く暴落しています。草wwwwwwwwww
なお私はすでに購入しており大損害を被っています。ダレカタスケテ‼
ではここまで下落したMSTU君。さすがにもう買ってもいいかどうかを考えます。
基本的にBTCの動向をチェックして考える
まず最初に、MSTRは少し前にMSCIに組み込まれたらしく、そこから資金が流入していたとのこと。MSCIとはいわゆる「日本を除く先進国の株価動向を示す代表的な指数」らしいです。※グーグル先生でそう書いてあった
つまるところ、インデックス投資ですね。ビットコ嫌いの人もMSCIを通して勝手にMSTRを買ってしまうという状況。
が、昨今ではこのMSCIから外れるかも・・・という報道もちらほら見られます。
ではMSTRはもう終わりでしょうか。それは私にもさっぱりわかりません。
なので、基本的にはBTC買いでいいと思っています。現に私はMSTRより多くBTCを持っています。
以前より何度も言ってるかもですが、BTCは超長期的に見たら待ってたら勝手に右肩上がりするし、インデックス投資よりも明らかにパフォーマンスがいいからこれ一択でいいと思っています。
が、日本の税制を考えるとBTCだけだと非常に不利なため、しかたなく株式も持っている感じです。で、MSTRについてですが、借金してまでBTCを買ってるので最悪破綻リスクがあります。そうなると、全財産投資するのは難しいです。私が金融リテラシーゼロなのでその辺全く分かってません。
が、税制は非常に有利である以上、株式でも一定のポートフォリオを組まざるを得ません。なので投資対象であることは変わりなし。
また、MSCIから外れたとしても、大量のBTCを持っているのは事実。レバレッジ効果で再びバブルが来ない可能性はあるものの、BTCを持ってるんだからBTCが上がれば必然的に勝手に株価が伸びることを期待したいところです。
よって、今後の値動きとしてmNAVが1倍となっているので、この水準ぐらいは出てくれることを期待したいです。※ただの願望です。
ではその前提に立った場合、MSTUを今買うべきでしょうか。
まず、MSTUは値動き2倍で超絶やべぇ銘柄なのはお伝えした通りですが、MSTRが破綻する可能性を考えると、MSTRもMSTUも実は同じリスクになります。だって会社が破綻して株価が0ならその2倍銘柄も2倍なのだから、どっちにお金入れても同じってことだからです。以下過去記事。
つまるところ、「会社は破綻しない」という心構えができるのであれば、MSTUに投資するのはアリだと思っています。破綻しないのを条件としつつ、破綻してもいい金額だけ投資すると。
つまるところ、どの価格帯でインすればいいかだけを考えれば良くなります。
ではどこでインするか。
何度もお伝えしていますが、MSTUはアタオカなので、基本的に買えない方がいいです。2倍レバレッジETFは本当にとんでもないボラになるので、常人が持っちゃうと精神が不安定になり、普通の生活が送れなくなること請け合いです。
では「買えなくても仕方ないよね」でも「万が一でも可能性あるよね」っていう水準を推察することになります。
BTCのバブルと底の歴史
では次にBTCの歴史を振り返ります。以下は全チャート。
青線は半減期バブルと崩壊後の底付近を表したものです。
何が言いたいかというと、基本的にバブル崩壊後の底は、前回のバブル頂点付近でなんとかリバウンドしてくれていることがわかります。
この流れが今後も続く場合、前回の高値圏である6.9万ドルぐらいから購入していいことになります。
今回も同じ理屈になるか不明ですが、米国大統領ですら認めつつあり、ETFが標準搭載され、法定通貨は飽和状態な今の世の中、それ以上下がってそのまま停滞する、というのはなかなか考えにくいかなと個人的に勝手に思っています。
よって、この6~6.9万ドルぐらいをターゲットに考えます。
次にMSTRについてはmNAVを1倍でいったん見ます。これが0.8とか0.6とかまで下がったらBTC以上にもっともっと下がるのでMSTUは目も当てられない状況になりますが、いったんは1倍とします。
では、BTCが今の価格から6.9万ドルになったら何パーセント下落するかを見ます。
91,493ドル→6.9万ドルなので、24.58%減となります。
ではMSTRで考えると、
177.18 × 0.75415 = 133.62ドル
となります。これ以下に指値をすれば、mNAVが1倍であれば悪くない水準かなぁと。
ここで問題なのがMSTUの存在です。
こいつは「日々の値動き2倍」なので、単純に暴落率を2倍にするだけではわかりません。ではどのように求めればいいでしょうか。
正確な数字は分かりません。なぜなら日数によってその低下率が大きく変わってしまいます。なので、ここは決め打ちで何となく規模感を確認するしかありません。
ではどうやってその規模感を考えるか。ここは同じ2倍レバレッジETFである「QLD」と指数の「QQQ」をもとに考えていきましょう。
やることは簡単。QQQが24.58%下落した日を見て、その日の「QLD」の株価を比較して、どのぐらい暴落しているかをチェックすればいいのです。日数とかが違う可能性は大きいですが、おおよその目安にはなるでしょう。
結果として似たような値の日を抜粋。以下QQQの終値です。
QQQの終値チェック
2021/12/31:397.85ドル × 0.75415 = 300.0409867421551
2023/03/03:299.68ドル (まぁまぁ似たような値↑)
ということで、QLDの2021/12/31と2023/03/03の終値を見れば大体わかるはずです。
QLDの終値チェック
2021/12/31:44.51ドル
2023/03/03:21.73ドル
21.73 / 44.51 = 0.4882
つまり、約51.18%下落することになります。指数だと24.58%下落なので、まぁまぁそんなもんかなって気もしてきます。
ではMSTUの現在の株価に0.4882を掛ければ、何となく水準が見えてくるかなと。
現在のMSTUの価格から買う水準を考える
1.20ドル(2025/11/28現在) × 0.4882 = 0.574584ドル
この辺からなら、まぁ持ってもいいかなぁ。もちろん、mNAVが1倍の話なので、0.9倍とかまで考えると、0.57ドル以下で買うことも考慮しないといけないし、前回バブルの頂点が6.9万ドルだったので、貫通したら6.5万ドル以下まで一時的にでもガツンと下がって5万ドル台になる可能性も否定できません。
むしろ、それぐらいの悲観的な気持ちで指値をしておいてもいいかなと思っています。
そう考えるのは、私がすでにBTCを大量保有しているからです。これがもし、日本円しか持っていない状況なら、おそらく今からでもナンピン買いで、MSTUが0.5ドルぐらいになるまでしっかり買っていくことになると思います。いや、最初はMSTRを買いつつ、BTCが7万ドル切った当たりからMSTUに積み立て先を変えるとか、そんな感じにしていくと思う。
しかしながら、もうすでに十二分にリスクを取っているので、今この水準からMSTUは私だったら買わない。
最初に何度も述べてるように、MSTUは常人が持つものだと思っていないので、むしろ、「買えなくてラッキー」って思った方がいい枠だからです。理由として、過去記事に通り、3ドルとかの段階でMSTUを買ってしまって50%以上の下落を涙しながら持っているので、買ってしまって不幸になっているからです(涙)
以下過去記事。大失敗しました。
本人まとめ
- MSTU4.1ドルぐらいから少しずつ3.5ドルに向かって買うようにする
- 買えなくても全く問題ない。むしろ買ってしまうと気になって夜しか眠れなくなるので買えないでいいまである
- ただし9月までが勝負の期限。それを超えたらもう買わない=半減期ボーナス時期がずれて目論見と異なってしまうため。
上記は9月までが勝負だと思ってやりましたが大失敗。
今から勝負するなら、2025年のバブルは来ない可能性も考慮して、次回バブルである2029年まで持つ胆力があるかどうかを自分自身と相談しながら買った方がいいことになります。悩ましいですね。
結論として、私だったら0.57ドルになったらMSTUに投資するかなと思います。
レバレッジETFの償還リスク
さて、上記とは別にもう一つ問題点があります。それはレバレッジ比率の変更、もしくは商品自体が償還されるリスクです。
他の銘柄の話ですが、5年前の過去に調べたときに、レバレッジ比率が2倍からそれ以下に変更になったものがありました。以下過去記事。
最後のERXというのは実際2020年3月に3倍から2倍になったもの。これはSECは恐らく関係ない所の話ではありますが、不人気商品の出来高を知る良い機会ですので入れてみました。
ERXという銘柄はもともと3倍レバレッジだったものが2倍になったらしいです。
AIに聞くと確かにそうらしい。以下AI回答。
ERX (Direxionデイリー・エネルギー株ブルETF) は、以前は日次で原指数の3倍の値動きを目指すレバレッジETFでしたが、2020年4月1日にレバレッジ比率が2倍に変更されました。
このように、予期せぬ変更や、最悪償還されて商品がなくなることも視野に入れる必要があります。
もし指値をしていて、購入前にレバレッジ比率が下がったらまだ救いがあります。2倍から1.5倍になった後に最安値を更新して指値に引っかかったら、2倍レバレッジだったらもっともっと下がっていたということなので、ある意味助かるからです。
が、リバウンドの威力は大きく損なわれることになります。とはいえ、リバウンドしてくれるだけマシなので、命は守られるからOKとしましょうか。
最悪償還されたらMSTRに即座に切り替えることを検討するぐらいですね。MSTR自体が終わったらもともと終わってるのでどうでもいいのでまぁOKとします。
まぁ、BTCが6.9万ドルぐらいまで落ちたら、そこから極限まで落ちることはそうそうないかなぁ・・・と思いつつ。そも6.9万ドルまでいくかもわからないですしお寿司。
MSCIリスク
もう一つの問題として、最初に述べたようにMSCIから外されて大量の売り注文が出る可能性があるというものです。こうなると、MSTRはおろかBTCも物凄い売りが出されるとおこと。AIにこの辺を聞いてみた。青字部分AI回答。
現在(2025年12月時点)の市場の状況に基づくと、2026年1月15日に予定されているのは、MicroStrategy(マイクロストラテジー)がMSCIの主要株価指数から除外されるかどうかの決定発表です。もし除外が決まれば、MSCI指数に連動して運用している世界中のパッシブファンド(インデックスファンドやETF)が、機械的にMicroStrategy株を売却(強制売り)しなければならなくなります。現在の価格が9万ドルだとしても、市場での売却が始まれば、一時的に4万ドル〜5万ドル(-50%前後)のレンジ、あるいはそれ以下まで暴落する可能性があります。
なるほど。今回6.9万ドルで計算していましたが、2026年1月15日を境目に一気に落ちる可能性も考慮しなくてはなりません。
ましてやMSTUはレバレッジ2倍とはいえかなりの危険性のある銘柄。BTCが4~5万ドルぐらいまで様子をみるのはアリでしょう。
当然、MSCIから除外されなかったり、全然BTCが暴落しなかったりで結局バブル再開⇒超絶機会損失をした、という可能性もあります。
こういう所を許容するか否か。人生をかけるのかどうか。失っても良い金額なのかどうか。人それぞれ人生がありますから、どこで買うのか、どのぐらい買うのかというのは結局人それぞれって話になっちゃうんですね。
まとめ(※あくまで私の場合です)
- MSTUは買えなくてもいい・・・買えた人は不幸になる!!!ぐらいに思った方がいい・・・
- それでも買うならBTC=6.9万ドルになった辺り,MSTU=0.57ドルぐらいになったら買ってみるかなぁ・・・
- 最悪BTCが4~5万ドルになる可能性があるので、0.57ドルで全力はやらない。ここからナンピン買いをするイメージで、BTCが5万ドルにはいったら全力買いにすると思う。※そこまで来たら次の暴落で下がってもリバウンドの方が強いっしょ論
- MSCIから除外されてもMSTRはBTCを大量保有しているという事実は変わらないので投資対象として見続ける(※そのBTCを売るかもってニュースが肝なので株価終わる可能性もあるが、チャンスでもある。悩ましい)
MSTUのようなレバレッジETFは暴落するときの悲惨さばかり目にしますが、当たればとてつもないのも事実です。なので、
- 自身の目標金額と損失した場合に人生耐えられるのか
- その覚悟があるのか
を今一度考えて戦いましょう。一部の人が人生かけてフルブッパして大儲けしている人もいますが、生存者バイアスがすごいことは理解した方がいいです。成功者の裏に氏者の数がものすごいことも考慮すべきです。
とはいえ、当てたら大きいのよなぁ・・・だから悩ましいのよね。もう知らない!自分で考えろ!!!