レポート

有限会社アンタイ

2007/07/23

TDB企業コード:270875267 埼玉県さいたま市北区 食品スーパー経営 民事再生法の適用を申請 負債30億円

「埼玉」 (有)アンタイ(資本金3465万円、さいたま市北区宮原町1-560、代表及川孝氏、従業員100名)は、7月20日さいたま地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。

 申請代理人は難波幸一弁護士(さいたま市大宮区宮町2-28、電話048-645-2026)ほか1名。

 当社は、1990年(平成2年)3月に不動産管理業を目的に設立され、95年にスーパーの経営に業種を転換していた。生鮮食品を主体に扱うほか、惣菜や日用品の販売を行い、旧大宮市の東大宮に「フレッシュセンターイーズ及川店」を開店。その後は、県内の川口市や上尾市、坂戸市などに「フレッシュセンターイーズ」の店名で出店するほか、首都圏の東京都板橋区や神奈川県横浜市、厚木市に出店するなど多店舗化を進め20を超える店舗を構え、2006年1月期には年売上高約140億8000万円を計上していた。

 この間、積極的に出店する一方で不採算店は閉鎖するなどスクラップアンドビルドを進めていたが、近時は出店ペースに比べ店舗の閉鎖が上回るなど、2007年1月期の年売上高は約127億1300万円にダウン。加えて、低価格販売による収益力の低下や店舗開設にかかる借入れ負担に加え店舗の閉鎖処分の負担から余裕のない資金繰りを強いられていた。こうしたことから、一部取引先への支払いが遅れるなど信用不安が表面化、資金調達も限界に達したことで法的手続きによる再建を選択した。

 負債は約30億円の見込み。