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野原銀の介(クレヨンしんちゃん)

登録日:2026/01/14 Wed 02:29:39
更新日:2026/01/20 Tue 14:39:53
所要時間:約 3 分で読めるべ






「むむむ……悔しい……!」


「秋田のじいちゃん、どうしたの?」


「オラの項目よりも先に熊本のジジイの項目が立つとは……!」


野原 銀の介とは、漫画・アニメ『クレヨンしんちゃん』の登場人物。

声:松尾銀三(第18話Cパート - 第389話Cパート、映画:第8作、第9作)(1992年8月31日 - 2001年3月2日)→チョー(第429話Bパート - 、映画:第20作)(2002年3月1日 - )


【概要】

野原せまし野原ひろしの父。野原しんのすけ野原ひまわり、野原芽生、桜チル子にとっては祖父、野原樹、野原菜摘にとっては義祖父*1野原みさえ野原育菜にとっては義父にあたる。

ハゲていることを除けばしんのすけ・ひまわり兄妹と顔の輪郭は非常に似ている。

秋田県大仙市(旧・大曲市)在住。普段は妻・つると長男一家と農業をしているが、時折孫達に会うために春日部にやってくる事が定番になっている。
大体は連絡なしか、手紙が着いたと同時に到着するのがお約束。フットワークが軽いのか筆不精なのか…。

趣味はメイド喫茶通い、ツーリング、グラビアアイドルの写真集を見る等。

【人物】

一言で表すなら「おじいちゃんになったしんのすけ」。
性格は陽気で大らかだが、しんのすけ同様にスケベで綺麗なお姉さんに目が無く、さらには無類のイタズラ好きな点など、しんのすけに大きな影響を与えたと言っても過言ではない人物。ある意味本作のトラブル最大の元凶。
しんのすけの一人称が「オラ」なのも銀の介の影響である*2。 

しんのすけにはよくしょうもないことを教えたり下品な芸を披露しており、「白髪マンモス」や「腹だけ星人」等の下ネタ芸はしんのすけに大いに受け継がれている。
その度につるから怒られるのが常だが、つる自身も銀の介に負けず劣らず下品な芸やイタズラが好きなので、似た者夫婦とも言える。

そのせいかしんのすけとは非常に仲が良く、息の合った掛け合いを見せることもしばしばで、時には二人で悪ノリやイタズラをしでかして怒られることもしばしば。
「バスを間違えて動物園ではなく女子大に行ってしまった際、しんのすけですら知り合いがいない(ななこや忍の通う学校ではない)のに見学した*3うえ、芸*4を披露して生徒だけではなく教員からも気に入られる」というエピソードは、ある意味「でかいしんちゃん」である銀の介の真骨頂だろう。

年齢の割に流行に非常に敏感で初登場時には当時普及率が珍しかった携帯電話を所有していたり、秋葉原のメイド喫茶通いが趣味だったり、自宅の囲炉裏をIH囲炉裏に改造したり、ホームシアターを設置するなど金遣いが荒い。
最近のアニメでもパソコンや最新式5Gスマホを使いこなしたり、テレビゲームが得意だったりとますます高性能じいちゃんぶりに拍車がかかっている。
この「テレビゲームが得意」という背景から、経緯上血のつながりはない樹ともすぐに打ち解けたのが語られており、ある意味ではこの現代っ子っぷりこそが銀の介の長所ともいえる。

また車の運転は非常に荒っぽく、100キロで走っていた特急と並走してしんのすけとみさえを驚かせたり、大曲駅から自宅まで送った際にはみさえから安全運転と釘を刺されたのにも拘らず大暴走した。
つる曰く、免停寸前らしい。

バイクに関しては今でも乗り続けており顔も結構広く、若い頃全国1周ツーリングをした際には、立ち寄った熊本の旅館の女将から1度のみの対面にも関わらず顔を覚えられていたり*5、若いバイク乗りの女性と交流があったりと、その行動力やコミュニケーション能力の高さは間違いなくしんのすけに受け継がれたと言える。
お調子者だが、ひろしが風邪を引いた際には積極的に看病したり、ひまわりの名前を決める際には不安や困惑をする周囲に対し「この子が自分でこの名前を選んだ」と一喝するなど、「年の功」とも言うべき思慮深さを見せることもある。

度々春日部の野原家に遊びに来るが、その際には手紙を出すものの、手紙より大抵早く来て大騒動を引き起こす。遊びに来るたびにしんのすけとひまわりは大喜びだが、逆にひろし・みさえ夫妻を悩ませる。
逆に野原一家が秋田に遊びに来た際には、派手に装飾した自家用車で迎えに来たり、地元の青年演劇団と寸劇まがいの歓迎をしたりと、やたら派手なパフォーマンスを好む。

仲間内からは「銀ちゃん」と呼ばれている。

小山よし治との関係】

しんのすけの母方の祖父である小山よし治とは共演する度に互いの性格の不一致や孫の取り合いなどで何かと張り合う機会が多い。
ただし、銀の介自身はよし治に対して「骨のある頑固親父」と評したり、「よっちゃん」というあだ名を付けたりと割と好意的な面もあり、どちらかと言えばよし治が一方的に嫌っているようにも見える。

尤も、時折2人で協力したり、意見が一致する事もある為、お互いに心底嫌っているわけではない。
特にひまわりの誕生直後は「2人で協力してみさえの負担を減らす」で考えそのものは一致しており、それでやらかした際にはよし治も連名で怒られているし、「祖父なんだからしんちゃんのためになる行動をとらないといけない」自体はほとんどの共演回でお互いに賛成している*6


【余談】

  • そのキャラクター性の濃さからか、番外作品でも出番が多い。
    • スターウォーズのパロディエピソード「クレヨンウォーズ」では野原家の一員として登場している。
      立ち位置的にはオビ=ワンであり、アーシクセイダー相手に古来より伝わる由緒正しき決闘法で激闘を繰り広げた。
    • 他にもぶりぶりざえもんの冒険でも寿司職人(しかも、ボケ役が多めな本編と違ってツッコミ役(主にぶりぶりざえもんへの)という大変珍しい立ち位置である。)として登場している。
  • 初代声優の松尾銀三氏は2001年に急逝したため、以降はチョー氏が引き継いでいる。
    松尾氏はかなりハイテンションではっちゃけた演技が多かったが、チョー氏が引き継いでからはやや落ち着いた声色になっている。


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最終更新:2026年01月20日 14:39

*1 せましの妻である育菜の連れ子

*2 ひろしとみさえが用事で出かけた際に、銀の介が1日面倒を見る事になり、その時に感染ったせい。なおこの時、銀の介はみさえから注意書きを貰っていたが、用意に手間取っている間にしんのすけが勝手におやつを食べたりし、さらには絵本を読もうとしたら銀の介が持っていたグラビア雑誌を一緒に見て意気投合していた。

*3 もちろん真意としては二人とも女の子目当て。

*4 しんちゃんと一緒に眉毛を動かして「毛虫の行進」、など。

*5 逆に常連客と自慢していたよし治は忘れられていた。

*6 だからこそ銀の介の「遊び好き」が生真面目で頑固なよし治に批判されやすいともいえるが