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凡人現役生の入試は運ゲーだ(京大不合格体験記ver2)




……うーん。
落ちたやつに
受験は運ゲーだ!
そう言われても説得力のかけらもないかもしれません。


いや、もしかしたら逆にあるのかも…?
(ただ負け惜しみであることは間違いない)



ーーーー


どうも浪skyです。


前置き

今回はタイトル通り、もう一度合格体験記を書き直したいと思います。
前のやつは、落ちてから一か月以内にかいたもの書いたものであり、どちらかというと感情的な内容となっています


まあ前に出した方でも、一応反省すべきところを書き出してはいます。が、
前に出した方はどちらかと言うと
自らの負の感情を吐き出す
もとい
落ちた現役生の少しでも傷を浅くしたい
という狙いのほうが大きかったです。
(なんせ開示が返ってくる前であり、細かい敗因分析は不可能だった)

だからこそ、この体験記Ver.2では
2025年度入試の開示の結果を踏まえた上での反省点や、
実際に浪人して河合塾の先生に色々質問して感じたこと、
それから導き出される一つの入試観
を述べたいと思います。


この記事は現役生への警鐘です。(特にA判定とった人、なんだかんだで自分は賢いって思ってる系の人)
↑去年の冬の自分

周りから賢い賢いと持ち上げられてる進学校の現役生は是非とも明日は我が身の精神で見ていただけると幸いです。


きっかけ①

6月某日、私は19歳の誕生日を迎えました。
まあ、浪人して迎えてる時点で人生史上最悪の誕生日です。本当は大1として迎えたかったのに…

正直これだけでお腹いっぱいの誕生日なのですが、さらに最悪なイベントが二つありました。


私には三歳下の妹がおり、私の母校に現在進行形で通ってます。そして彼女はとある恐ろしいものを持って返ってきました。それは…

母校の合格体験記です。


グサっ!!!


この時点で浪人生活は二か月にもなっていました。モチベーションの記事でも話しましたが…

いくら落ちたときに涙を流すほど悔しくても、悲しくても、その感情は2か月も、なんなら一か月間すら持ちません
現実はアニメみたいにはいきません。

ですが、この合格体験記は私が3/10に負った、かつての古傷を抉って抉りまくりました。
忘れかけてた不合格の痛みを思い出しました。

同じ文学部志望で受かったK君の体験記、マジで刺さる。
一緒にうかろと言ってくれたK君ごめん。

痛みを思い出し、自然と受験を振り返ることになりました。これが一つ目のきっかけ。


きっかけ②

もう一つは、河合全統記述の返却です。
なんとB判定をとってしまいました。

まあ、問題はそこではなく…

5月は現役生が弱く、母集団のレベルが低いはずです。なのにも関わらず、去年の秋の自分に偏差値が負けていました。ゑ?

もしかしたら、去年の秋は成績が安定していなかったのかもしれません。たまたま上振れただけなのかも。これも、受験をしっかり振り返ろうと思うきっかけになりました。


分析(自分用、これは飛ばしてOKです)


一つ総じて言えることは、戦略が甘かった、ということです。特にダメージコントロールが下手くそすぎた

開示の結果をもとに、科目ごとに振り返っていきます。

…とはいっても、開示を見る限り英数が原因で落ちたので、この2科目だけ。

数学に関しては…
戦略が甘かった、これに尽きます。不合格体験記にも書いたとおりです。

不合格体験記に書いたとおり、ダメージコントロールもそうですが…

そもそも何完するのを目標とするかを決めてしまっていたこと。これも合格を遠ざけてしまった要因だと思っています。


2025年の2月時点での自分は
次のような安直な考えをしていました。
「夏は0完やったけど、秋に2完できたので本番は3完かな〜」



そんな感じで適当に突っ込んだのが良くなかった…
実際、数学を解いている最中、1時間が経過した時点で1完もできていませんでした
ゆえに、焦ってしまった。

落ちた後になって気づきました。
せか京に書いてある、池谷先生の言葉は正しかったと。
すなわち、何完すればいいかはケースバイケースである、ということが…

というか、受かった友達に聞いているとみんな2完+aしかしていませんでした。(しかも彼らは合格者平均を越えていた)

さらに言えば、私の場合でさえ、2完+aできていれば受かっていたのです。

2021年から数年間続いた京大文系数学の易化傾向を考えると、
「3完近くをしないといけないのではないか」
とどうしても考えが固まってしまいそうですが…

何完すればいいかはその時に柔軟に考える、このことを基準に文系数学対策をすべきだったと今でも後悔しています。
予備校の先生の言葉には、素直に従うべきだと私の体験から学んでいただければなと。


数学に関してはまた後に述べたいことがあるのですが、一旦英語へ。



英語に関して。

得点開示の記事を見ていただけるとわかりますが…

「明らかにミスった」
という感覚で受けた数学は、帰ってきた点数も予想と大きく離れていないものでした。


しかし英語に関しては、帰ってきた点数と予想していた点数に大きな乖離が認められました。

さらに、同記事で私は
「もしかすると日本語が不自然すぎたのかもしれない」
と言っていましたが、これは浪人して、先生の質問を通して初めて真実だと分かりました。

英語を日本語と一体一に対応して翻訳する、いわば機械的な訳(ex.materialときたら脳死で材料と訳す)に固執するあまり、不自然な日本語になっていた、というわけです。

本来、訳語は適切に選ばなければなりません。
appreciate your supportときて、appreciateが「〜を正しく評価する」の方の訳にならない、といったような…
そんな基本的なことを現役の時の自分はやっていませんでした。京大はそこの力を問うてるのに

というか、やらなければいけないことであるという認識を持てていませんでした。



入試観


さて、ここまで振り返ってきて、私は一つ思いました。
「これは努力でどうにかなったのか?」
と。

私の場合なんかはそうですが…
一度我流(とはいってもは我流であることにすら気づけなかった)で行った勉強法が、最も信頼性の高い秋のオープン、実戦でヒットしてしまった私は、この方法が正しいと思ってしまったのです。

特に英語の、
「機械的な訳が安全で点数は堅い」
という方針が
誰かに間違っていると指摘されさえすれば私の冬以降の勉強法は変わったかもしれません。もしかしたら、元の世界線では不合格に辿り着くことになっていた、私の運命でさえも。

明後日の方向に向いた努力なんてあまり効果的ではありません。報われる(可能性がある)のは、正しくなされた努力のみです


入試観の結論


現役生として迎えた2025年度京大入試を経て、一つ私が導き出した結論、それは

受験とは水物であるすなわち運ゲーの要素を非常に多く含む、ということです。

さっきの英語なんかがいい例です。
なんせ、私は秋の冠模試で全てA判定をとったのですから。冠だけでなく、共テ型も、記述型も。

自分の勉強法が間違っていたなんて、思いもしなかったということは仕方がないと思います。

自分の勉強法が間違っているか否か

これを知ることができるかどうかは運要素が強いとどうしても思ってしまいます


そして!!

これを知ることができることは、入試の合否の結果に並々ならぬ影響を与えます。間違いなく。




さらに受験は運ゲーだ、という私の主張を補強するエピソードを追加させてください。


さっき言っていた、数学に関しての話です。

二次試験当日、半完を集めることしかできなかった私でしたが

帰りの電車の中で、ひらめいてしまったのです。確率漸化式の問題の解法が。

解答速報を見るとドンピシャで当たっていました。

結果論ですが、この問題が完答できていたならば、私は合格して、今頃こんな記事を書く必要もなかったわけです


これ、実力不足という言葉で片付けていってしまっていいのでしょうか
そもそも、実力不足ならA判定なんて取れません。

数学が終わってから誰とも会話していなかったですし、数学の参考書なんてもちろん見ていませんでした。

でも、解法が頭に浮かんだのです

元々その問題を解くための知識も、思いつくだけの経験も積んでいたのです。
ただ、思いつくのが間に合わなかっただけ

おそらく、そういう問題のことを
相性が悪い問題
というのでしょう。私はそう思いました。


入試の恐ろしいところ

なんといっても酷いのが…
こういう悪運を二次試験の、しかもたかが2時間の中で、たった一度引いただけで+1年以上人生が後退してしまうことになる、ということです。


やはり、色々分析しましたが、正直言って私は運が悪かったと思います。

まず英語の悪癖を正すことができるイベントに出会えなかったこと。たらればの話をしてもなんの意味もありませんが、むしろ秋のオープンでは英語が偏差値50を切るべきだったのかもしれません

数学に関してもです。戦略の杜撰さや目標設定の曖昧さのことを差し引いても、
そもそも問題の相性が悪かったのです

秋の時でさえ、実戦やオープン、そして過去問演習の際に全く手付かずなんてことはあり得ませんでした。本番にこれを引くという…

A判定をとった時点で、受験生は実力を発揮しきりさえすれば、合格するのです。


でも実力を発揮し切ることができるかなんて、運では。

今年の京大文系数学を一つとってみても、相性は人によりけりでした。

私は大門2がすんなり解きやすそうに見えた(実際できはましだった)のですが、受かった子は真っ先に切り捨てて(その子曰く)楽そうな1(2)を解いたそうです。逆に私はこの整数問題は無理だときりすてました。そんなものです。


努力したら"必ず"報われる 
この言葉は嘘とまでは言いませんが、やはり綺麗事としか思えないです

この言葉は十分性を満たしていません。
合格した人は努力しているでしょうが、
努力している人は合格するわけではありません



でもそれが入試です。
悪運を引く可能性は全然あるということは2025年2月25日、26日の自分が証明してくれました。


ただ、勉強法が間違っているかどうかぐらいは気づける可能性を上げることができそうです。
こう考えるのは、私が浪人してから気づいた次のことに基づいてのことです。


謙虚さ

私は浪人して、自分の勉強法が間違っていることに気づけました。

なぜ気づけたか

それは、河合塾の先生に質問しまくり、自分の問題点を見つけようとしたからです。

なぜ質問しまくろうと思ったのか。

それは、自分は大した存在ではないのだと思って、謙虚さを取り戻したからです。


現役生の時に足りなかったものは何か。

A判定をとってしまった人が失いがちなのは何か。
それは、謙虚さだったのです。


A判定をとって現役生のみなさん。
賢い賢いと持ち上げられてきた現役生のみなさん。

持ち上げられても謙虚さは失わないでください。
それが伸び代となります。

自分の勉強法が間違っているかどうか、を理解できる可能性を少しでも上げるための方法は
謙虚であること
これに尽きると思います。


謙虚さとは


「謙虚であれ!」
と言われてもいまいち抽象的すぎてピンとこないですよね

なので、謙虚さとは何かもう少しだけ細かく言語化していきたいと思います。


まあ要するに謙虚さとは
自分のことをまだ未完成であると理解し、伸び代を貪欲に探し続けること
だと私は思いました。


自分はまだまだ未熟すぎる、と心の底から思っている段階では、自分は勝手に努力してくれます
成績も上がります。

危ないのが、伸びて模試でいい成績が取れた時。
いい判定がでて気が緩んだとき、上に書いた謙虚さ、言うなればハングリーさを取り戻してほしいなと思うわけです。


受験のリアルおまけ

進学校の生徒として、大学受験を経験した私が模試の判定についての感じたことをを述べたいと思います。
それは…

A,B,Cで合格率はそんなに変わらない
ということです。

まあBC判定の方が母数が多いからかもしれませんが、A判定での合格率とC判定での合格率は大して変わらないと強く思いましたね。

もっと言い換えれば
Aでも実力発揮しきれなかったら普通に落ちるし
B,Cでも実力発揮し切ったら普通に受かる

そういうわけです。


これは実際に入試を経験した人しかわからないと思うのですが、
実力を発揮することができた際には、
「できた」
という感覚が残ります。


ゆえに受験生は本番にて
「できた」
と思えるほどの出来に持っていくことができることが目標となるわけなのです。


いっぱい書いたこれらのことを、現役生、そして未来の私が意識した上で少しでも合格に近づければなと思っています。


ではまた。

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コメント

3
とく
とく

現役生です。まさに今の自分の境遇と同じですごくタメになってます!

ゆー
ゆー

現役生で自分も4月の模試で数学が上振れて気を抜かしてたので気をつけようと思います。今年度こそいっしょに受かりましょう!

Ta66
Ta66

まじで俺もそんな感じで京大落ちて、まじで本当にメンタルがおかしくなって不安で不安で死にそうですが、お互いがんばりましょう!!!

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地方公立高出身の京文志望の浪人生
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