ビルの再開発に伴い閉店する福岡市中央区天神の家電量販店「ベスト電器福岡本店」が15日、最終営業日を迎えた。店内では1994年のビル建設時に定礎箱に保管された品々が公開され、当時の雑誌や新聞、テレホンカードなどを来店客が懐かしそうに見入っていた。
ビルは福岡市役所前の「ベスト電器福岡店・みすず庵共同ビル」。閉店を前に定礎箱から取り出されたタイムカプセルには、店員の制服や社内報、開店記念テレホンカードに加え、雑誌や新聞、映画パンフレットなど世相を表す品々が入っていた。
雑誌のうち「主婦の友」「週刊朝日」「MORE」はいずれも現在は休刊。当時の新聞紙面では細川護煕氏率いる日本新党の解党が報じられていた。
石岡諭志店長は「ベテラン社員には懐かしく、若い社員は知らないものばかり」。常連客や元社員も訪れ、思い出話で盛り上がったという。今後は「アウトレット博多店」(福岡市博多区千代)が福岡本店となり、今春リニューアルオープンする。【平川昌範】
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