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吹き矢

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ふきや

「吹き矢」とは、筒の先端に矢を込め、筒の片側から息を吹き込んで、その空気圧で矢を射出する武器(飛び道具)である。

概要

本体はただの筒。銃器のようなカラクリも、弓のように張力を作り出す構造も必要ない。など丈夫な植物の節や髄を抜いたものから造りだせる簡素な飛び道具のひとつである。

フィクションでは針を撃ち出すイメージが強いが、安定して飛ばしたり、吹き付ける空気を受け止めるには太さがあったほうが良いので、形はダーツに近い。

構造は非常に簡素なので、古来より世界各地で狩猟具として利用され、現在でも南米東南アジアなど一部地域では小型動物用の狩猟具として現役である他、日本でも麻酔銃同様に大型動物の捕獲の際に使用される事もある。

麻酔として使う場合、銃の免許を必要とせず薬剤を扱う医師免許のみで使用が可能だが、射程が短いので、括り罠や箱罠などにかかり動けない対象など対して使用される。

現実の狩猟や動物の捕獲にしろ、フィクションでの使用例にしろ、矢に麻酔痺れ薬睡眠薬などの薬物を仕込むのが基本。

矢自体の威力ではかすり傷程度にしかならず、薬物を撃ち込む事が本命である。

先端の針に薬品を塗るイメージがあるが、現代の動物捕獲用吹き矢は小さな注射器のようなものを飛ばしたり、実際に小型の注射器を獣医師が手ずから加工して矢に作り替えることもある。

野毛山動物園で使われている麻酔吹き矢の例

武器としての飛距離や威力は弓矢に劣るものの、弓矢より携帯が容易、風切り音が静か、密林など枝葉が邪魔な場合に有利などの利点がある。

フィクションにおいては隠密性・奇襲性の高さ故か、不意打ちする暗器という印象もある。

忍者などが使ったという伝承があるが、定かではない模様。

また現代の日本では、円錐形に丸めた樹脂ペーパーなど、あまり鋭くないものを矢にして柔らかい的を撃つ「スポーツ吹き矢」も登場している。

道具が簡単に揃う、激しい運動をしないので年齢や体力に関係なく挑戦できる、強く吹く呼吸で腹筋に良い、集中力を高めるなどの効果を謳い、日本吹矢レクリエーション協会のような普及促進団体もある。(外部リンク参照)

フィクションでは、バトルものや忍者ものなどで上記のような武器として登場するほか、玩具としてクレヨンしんちゃん、趣味としてはご注文はうさぎですか?などにも登場している。

特技としているキャラ(五十音順)

関連項目

飛び道具 狩猟 狩り 捕獲 暗殺 暗器

麻酔 痺れ薬 

麻酔弾

ヤドクガエル:矢じりに抽出した毒を塗られたことからこの名が付いた。

:フィクションにおいては吹き矢の機能を持たされることがある。

双葉山:5歳の頃に何者かが吹いた吹き矢により右目を失明