レポート

ホリイ株式会社

2002/09/03

TDB企業コード:985756001 東京都千代田区 事務用機器、事務用品の製造販売 明治27年創業、日本初の謄写版を発明 2回目不渡り 負債76億円

「東京」 ホリイ(株)(資本金9600万円、千代田区鍛冶町2-3-3、代表堀井耕次氏、従業員150人)は、9月2日に三井住友(日本橋)で2回目不渡りを出した。

 当社は、1894年(明治27年)7月に堀井新治郎氏が日本で初めて「謄写版」を発明し個人創業、1944年(昭和19年)3月に法人改組した事務用機器、事務用品の製造販売業者。従来は謄写機、原紙、製版機等の印刷機関連の扱いを主力としていたが、謄写機の受注減のなか、近時は官公庁や公立の小、中、高校向けのパソコン、ワープロ、シュレッダー等のOA機器及び消耗品類の販売を主力に転換。LAN工事を含めたシステム受注工事や本社ビルの不動産賃貸なども手がけ、学校でのパソコン教育の普及率が高まった、99年12月期には、年売上高約77億1000万円を計上していた。

 その後は官公庁や学校向けのパソコン受注が減少したことに加え、同業者間の競合が激しくなったことから、2001年同期の年売上高は約71億7300万円にとどまっていた。この間、2001年7月には関係会社の多摩ホリイ(株)を吸収するなどリストラに努めていたが、資金繰りは改善せず、7月15日には1回目不渡りを出し、その後7月17日には取引金融機関から債権譲渡登記を設定されるなど対外信用は失墜していた。

 負債は2001年12月末で約76億円。