株式会社山形松坂屋
TDB企業コード:160034282 山形県山形市 百貨店経営 特別清算を申請 負債60億9500万円TDB企業コード:160034282 | 山形県山形市 | 百貨店経営 特別清算を申請 負債60億9500万円
(株)山形松坂屋(資本金3億6000万円、山形県山形市七日町2-7-10、清算人梅津稜典氏)は、11月29日開催の臨時株主総会で解散を決議し、清算人に代表取締役社長の梅津稜典氏を選任、12月4日山形地裁へ特別清算を申請した。
申請代理人は入谷正章弁護士(愛知県名古屋市東区東外堀町15、電話052-951-3401)。
同社は1956年(昭和31年)2月に山形専門店会会員有志が百貨店経営を目的に(株)丸久の商号で設立。山形市内の中心街である七日町に本店を構え、店頭小売70%、外商販売30%の比率で事業を展開していた。73年1月には商号を(株)丸久松坂屋に変更、3月には8階建ての店舗を新築し、県内では売場面積が最大の百貨店となっていた。しかし、もともと営業力が弱く累積損失の拡大から、79年12月には大手百貨店の松坂屋から代表取締役社長を招くなど同社との連携強化を図り、80年3月には現商号に変更していた。さらに集客力アップを目的に120台分の立体駐車場を建設。さらに、外販体制の強化、各種催し物の開催等企画の強化を図り、近時ピーク時となる94年2月期には年売上高約84億円を計上していた。
しかし、販売管理費の削減が進まなかったことから同期末には約1億2800万円の当期損失を計上。その後は消費低迷や郊外大型小売店の出店から集客力の低下を招き、2000年同期の年売上高は約64億5600万円に落ち込んでいた。累積損失も約55億8000万円にまで膨らみ、財務内容は悪化する一方であった。
このため、人員の削減や売場の見直しなど経営の効率化に取り組んだものの業績回復には至らず、2000年8月20日には閉店を余儀なくされていた。
負債は60億9500万円。