レポート
株式会社櫻之宮鉄工所
TDB企業コード:580588476 大阪府大東市 鉄骨工事 民事再生手続き開始を申請 負債95億円TDB企業コード:580588476 | 大阪府大東市 | 鉄骨工事 民事再生手続き開始を申請 負債95億円
(株)櫻之宮鉄工所(資本金7440万7000円、大阪府大東市新田旭町3-6、金本弘一社長、従業員90人)は、11月15日大阪地裁へ民事再生手続き開始を申請し、16日保全命令を受けた。
申請代理人は阿多博文弁護士(大阪市中央区高麗橋3-1-14 興和法律事務所、電話06-4707-6262)。
同社は1967年(昭和42年)2月に創業、73年(昭和48年)1月に法人改組された鉄骨工事業者。大手ゼネコン、商社からの受注を得て、工場、ビル、マンションなどの建設に伴う鉄骨工事(60~70%)を主体に、改修工事、仮設店舗新築、増改築工事(30~40%)を手がけ、大型重量鉄骨工事において数多くの施工実績を持ち、技術力にも定評を得ていた。また、86年には現本社ビルの増築や岸和田工場を開設したのをはじめとして、93年には和歌山県に南海工場を建設、さらに94年8月には関東工場を開設するなど関東方面からの受注も得て業容を拡大、ピーク時の98年3月期には年売上高約79億7700万円を計上していた。
しかし、度重なる過大な設備投資による金利負担から、売り上げの伸長に対して収益性は低調に推移していた。こうしたなか、不況による建設市況の低迷の影響を受け、受注は減少。2000年同期の年売上高は約44億800万円にまで落ち込み、経費負担を吸収できずに約4億円の赤字決算を余儀なくされ、資金繰りは多忙化、今月20日の決済難から自主再建を断念し、今回の措置となった。
負債は約95億円。