こんにちは!リディラバメディア事業部インターンの的場優季です。
成り行きで今後のブログ管理まで担当することになったのは予定外でしたが、安部さんに「助かる〜!」とおだてられたので頑張れそうです。
今回とあるご縁で本記事で筆をとることに致しました。しばしお付き合いください。
来たる11月17日~19日のソーシャルイノベーションフォーラムにてリディラバは、「社会課題に直面する現場にR&D機能を提供する」=「社会課題と科学技術のハブになる」という企画で出展します。
社会課題に立ち向かうソリューションとしてテクノロジーがどう使われていくのか、少し考えてみましょう。
彼女のいない安部さんも片棒を担いでいるといわれている(前記事参照)少子高齢化の大打撃を受けているのは、言わずと知れた農業界。
1985 年以降、販売農家の農業従事者数は 1932 万人から 340 万人へと大きく減少しています。
現在農業者のうち60 歳以 上が 77%を占めており、新規就農者のうち46% が60 歳以上の定年退職した年代。
この状況を打破するため、注目されているのが「IT農業」や「アグリテック」と呼ばれる試み。
天候や地域環境、農作物や市場の管理など多くのデータを必要とする農業において、IoTやAI(人工知能)の技術を使い、効率化や熟練農家の知識や勘など蓄えられた「暗黙知」の可視化が図られています。
システムを扱う企業が、センサーによるデータ収集、過去のデータ管理、栽培技術のマニュアル化、ハウス内の温度の自動制御など農業を支援するサービスを始めています。
事例1. ロボットトラクター | YANMAR
まずはこちら。かっこいいですねぇ。無人トラクターです。
年間作業時間がもっとも多い農機であるロボットトラクターの自動化は、日本の農業が抱える高齢化や若者の就農率の低下といった課題に直接アプローチしています。
田植機などへの技術展開も検討中で、誰もが安全で正確に農作業ができることによる、農業の参入しやすさを狙っています。
事例2. NEC 農業技術学習支援システム|NECソリューションイノベータ
このシステムはベテラン農家からノウハウを集めてデータ化し、カリキュラムとして組みタブレット端末で学ぶことができる仕組みです。若手就農者をはじめとする新規就農者の効率的な学習をサポートしています。
こうした技術ベースの課題解決の取り組みに投資をおこなっているのが、リアルテックファンド。
リディラバと同じく東大発の株式会社ユーグレナが、地球と人類の課題解決を目指した革新的テクノロジーの投資育成事業として手がけています。
先述したように、私たちリディラバは社会問題と科学技術のハブとなることを目指しています。
社会問題の現場とは数多くのネットワークを持っている私たちですが、サイエンスの世界で日本がどのようなテクノロジーを持っているのかに関してはプロではありません。
そこでリアルテックファンドさんは、幅広い研究者ネットワークを駆使し、「架け橋の向こう」である技術側の情報収集・提供をしていただく重要なパートナーの一つです。
さて、リディラバ代表安部さんの、知る人ぞ知るもう一つの顔といえばマグロ漁師。
日本人は世界一のマグロ大好き民族ですが、国内の漁業だけでは需要にとても追いつかず、世界中での乱獲が資源問題の論点ともなっています。
そのマグロも、テクノロジーによって消費パターンが変わろうとしています。
漁業界でも効率的でハイテクな漁業技術の開発が進み、困難を極めた養殖生産技術もデータ化により向上。初の完全養殖によって市場に出された「近大マグロ」が一種ブランド化したのが記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
「持続可能な開発」が叫ばれて久しい今日この頃、安部さんもマグロさんも頼もしい存在ですね。
参考資料: