単位が取れないのなぜ? 大学の知能検査で知った「自分」 困りごとの背景に発達障害
困ったときの「どうする」 考えられるように
佐賀大大学院生の健太さんは、24年秋、忘れがたいミスをした。 大学院入試の出願に必須である外部の英語テストの受験料を払いそびれた。支払期限の「13日」を「31日」と見間違えてメモしていた。テストを受けられなければ出願できない。 以前の自分なら、そこで諦めたかもしれない。だが失敗した時には誰かに相談すること、助けを求めれば伝わることを、もう知っていた。大学の入試課で、今からでも間に合う別のテストがあると教えてもらった。 「変わったな」。自分を少し見直した。大学院生となった今は、特別な支援や配慮を受けていない。研究は「ぼちぼち」やっている。この調子なら、最後までハードルを越えられそうだ。
※この記事は、毎日新聞とYahoo!ニュースによる共同連携企画です。