「チームみらい」の政策質疑応答システム「AIあんの」をめちゃめちゃ紹介します
AIあんのに聞いてみよう
こんにちは、チームみらいメンバーの沖田です。みなさまはもう「AIあんの」をお試しになられましたか?
昨年の都知事選に安野たかひろが出馬した際、「政策についておしゃべりできるAI」として話題を呼んだ「AIあんの」、東京以外の方には馴染みがないかもしれませんので、改めて紹介させていただきます。
「AIあんの」は、チームみらいのビジョンや政策を学習させた、党首・安野たかひろのAIアバターです。YouTubeのライブ配信で、コメント欄に質問を打ち込むことで、「AIあんの」が様々な質問に答えてくれます。
7月3日のYoutube版公開から沢山の方にご利用いただいており、合計21.4万再生、のべ視聴時間18,000時間とご好評いただき、その中で20,000件を超える質問にお答えさせていただきました!
(なお、AIあんのは電話版もご提供しており、そちらは1,350回お電話いただき、のべ73時間ぶん皆様とお話させていただきました)
※こちらの動画はアーカイブになります。現在ライブ配信されているものは、チームみらい公式YouTubeチャンネルの再生リストよりご確認ください
では実際に、「チームみらいの物価高対策について教えて」とチャット欄に打ち込んでみましょう。さて、解答は……?
こんな風に、チームみらいの政策を踏まえて答えてくれます。それはいいんだけど、ちょっと内容が専門的かも?
そう感じたのなら今度はこう聞いてみましょう。「チームみらいの物価高対策について、政治に詳しくない人でも分かるように、優しい言葉で教えて」すると、より分かりやすい説明をしてくれました。(下の画像は冒頭部分で、回答はもっと先に続きます)
AIあんのはなぜ生まれたのか
「AIあんの」の初登場は、都知事選のときでした。開発の一つ目の理由は、「テクノロジーで政治を変えよう!」と提案する安野たかひろ自身が、AIを使ってこんな便利なことが出来るよ、と見せること。
もちろん、自分たちの政策について知ってもらいたい、ということが二つ目にして一番大きな理由です。マニフェスト(政策集)は、政治において大切なものだからこそ、どうしても長く詳しくなってしまいます。けれどそれによって、自分の知りたい内容がどこにあるのか、まず見つけることも大変。
その点、AIあんのであれば、自分の知りたい論点について、ひとこと質問するだけで教えてくれるし、さらに深堀りもできます。マニフェストに留まらず、行政サービスへの応用するというアイディアもあります。
行政サービスで分からないことがあった時に、何十ページもの資料があるよ、と言われるんじゃなくて、直接質問して、こういった形で回答してくれるしくみ。選挙だけでなく、さらにその先の行政の改善というところにも効いてる話だと思ってます。
AIあんのを使う事で、政治を身近に感じてもらいたい、ということも大事な目的の一つです。対話を繰り返す中で、理解が深まるだけでなく、自分の中から別の問いが湧いてきたりする。そうして興味や関心が強まっていくことは、チームみらいの目指す政治のあり方にも通じています。
政治は、 限られた人のものじゃない。
本来、私たち一人ひとりの手の中にあるべきものだ。
私たちはテクノロジーで、政治とあなたの距離を近くする。
もっと気軽に参加できる、もっと参加したいものへ変えていく。
AIあんのはめちゃめちゃ進化して帰ってきた
さて、AIあんの、一年経ってぐーんとアップデート。どんなところが進化したのでしょうか。ここからは開発をメインで担当された伊藤さんにバトンタッチして、開発面でのこだわりや、AIあんのにかけた思いについて語っていただきましょう!
開発担当の伊藤です。「AIあんの」のこだわりポイントについてご紹介します!
まず、開発が始まったのは公示日の約1ヶ月前。2024年版で開発の中心的な役割を果たしていた稲原むねよしさん・角野なすかさんが立候補(!)をしてしまい、今回は提供が間に合うのか?と危ぶまれる瞬間もありましたが、フタを開けてみればサポーターを中心にとても強い開発チームが構成され、大きなアップデートを実現できました。
それぞれ、詳細を書くと長くなってしまうのですが、今年特にこだわったポイントを3つご紹介します!
圧倒的なビジュアル&音声のクオリティアップ
今回アバター・背景・UI・BGMとすべての要素で大幅なクオリティアップが行われています!これらはすべて、今回の参議院選からAIあんのの開発に関わっていただいたサポーターの方のたゆまぬ努力で作り上げられました。モデル・背景・BGM全てにわたって生成AIを使わず描き下ろしです!
また声の進化はCartesiaという音声合成エンジンを使うことで圧倒的にクオリティが上がりました!あわせて「めちゃめちゃ」「これは本当に」など、安野本人がよく使うワードも登録することで、本人と聴き間違えるようなボイスを実現することができました。
多様な情報源DBとリアルタイムなアップデート
実は、AIあんのは昨年よりも幅広い質問に答えることができるようになっています!都知事選バージョンでは、ほぼ政策マニフェストのみを回答の情報源としていたのですが、今年は「安野の過去のインタビュー」「マシュマロへの回答」など多様な情報を登録することにより、より多くの質問に正確に答えることができるようになりました。
それを可能にしたのが、今回から採用したAIミドルウェアのDify。昨年は自前でPythonコードをたくさん書いていたので情報源のアップデートに時間を要していたのですが、Difyでは管理画面から情報が登録・更新できるので、必要に応じて適切な情報を追加することができました。
継続的な改善による使い勝手・見やすさの向上
これが何よりも今年のクオリティアップにつながった点だと思うのですが、今年のAIあんのは、リリース以降、皆様からのご意見を聞き、14日で7回のアップデートを行ってきました。
文字が小さくてスマホだと読めない→文字を大きくして見やすくする
もっとラジオ感覚で聴きたい→質問コメントを読み上げる音声を追加
といった形で、いただいたフィードバックをもとに改善することで、より見ていただきやすいものにしたり、
AIあんのが話を聞きながら、手を振ってくれる
夜には夜専用の背景&BGMでゆったりと聴ける
といった、遊び心あふれるアップデートを入れたりなど、楽しみながらアップデートを行ってきました。デザイナーのnatsuさんが書いていただいた以下の記事に具体的な詳細が記されていますので、ぜひ合わせて読んでみてください。
2025年のAIあんのにかけた思い
開発メンバーの一人として、一人でも多くの方にとっつきやすい形でチームみらいのビジョンやマニフェストを理解いただきたい、という気持ちで開発を行ってきました。
一方で、自分としてはそれと同時に裏の狙いもありました。それは、テクノロジーで政治をアップデートすると謳うチームみらいが、口だけの政党ではなく、実際に開発力があるということを示したいということです。
ここでいう「開発力」とは先進的な技術を使っているということではありません。利用者にとって使いやすく、価値を感じていただけるプロダクトということです。
今回、実際にみなさんの声を聞きながら多くのアップデートを通じてシステムを改善し、結果として20,000件以上の質問に答えられたことは、チームみらいにしっかりとした開発力があるということの一つの証明となっているのではないかと思います。
みなさんの意見を真摯に聴いて改善していくというのは、チームみらいにおいてはプロダクトも政策も同じだと考えています。AIあんのを見て、期待できると思った方は、ぜひチームみらいを応援いただければと思います!
7月20日(日)は参議院選挙!比例は「みらい」へ、よろしくお願いします!



コメント
2noteを含め、たくさんの開発事例があると思いますが
>2024年版で開発の中心的な役割を果たしていた稲原むねよしさん・角野なすかさんが立候補(!)をしてしまい、今回は提供が間に合うのか?と危ぶまれる瞬間もありましたが
この文章は完全に「チームみらい」ならではで、すげぇエピソードだ、と感じました。AIツールや、プログラマらしい思考が、実際の政治に活かされるようになる日が楽しみです…!
チームみらい、安野さんの当選おめでとうございます。
AIの時代になっていく未来、いろんなものが変わるように思います。
エンジニアなどのAIの開発などに関わるわけではありませんがAIがどうなっていくのか?というのは関心をもっています。
また自分はクリエイターとして、AIの成長にはAIの開発だけではなく、人の成長が大事だと思っています。そのようなことをGemini、ChatGPTと対話、壁打ちをして、どうすべきかということを意識しています。
自分は文才がないのでもしよければそのやり取りを参照ください(https://gemini.google.com/share/6125462bf771)。
そして伝えたいことは、「テクノロジーを使いこなす能力とは、もはや技術的なスキルではなく、自分自身をどれだけ深く探求しているか、という人間性の問題になる」です。
AIの開発競争が加速している中、日本の未来を考えてもAIだけに注目するのではなく、AIに適した社会、組織、人材を作ることが大事だと思っています。