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奇妙な入手経路

横浜市場での闇マグロ情報をスクープした業界紙『日刊食品速報』によると、このマグロを買ったのは同市場の水産仲卸業者「角太商店」。同業者は漁獲証明書のないマグロを仕入れたことを認めているが、奇妙なのはその入手ルートである。

「なぜか角太は、東京都内にある税理士法人からクロマグロを買っていたんです。しかも、12本も。事務所ぐるみではなく一人の職員が取引を担当していたようで、その職員は『ブローカーからマグロを受け取り、それを角太に回した』という旨の内容を『食品速報』に語っている。

ちなみに、職員とブローカーは、秘匿性の高いメッセージアプリ『シグナル』でやり取りをしていたそうです。この流れを見るだけでも、さまざまなルートで『闇マグロ』が市場に入り込んでいることがわかる」(同前)

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市場を管理する横浜市も今回の問題は認識しており、仲卸ら関係者を集めて注意喚起を実施。横浜市場の担当者は本誌の取材にこう語った。

「まさかうちの市場で……と、関係者一同、驚きをもって事態を受け止めています。当市場による事実確認の調査は、おおかた終了している。(税理士法人から)12本のクロマグロは2回に分けて届きました。すべて生の状態で、漁獲証明書はついていませんでした。

ただ、すべて契約書類には産地が表示されていて、最初の2本は大間産、残り10本は(大間以外の)青森産でした。産地表示に矛盾はないと考えていますが、DNA検査などで産地を調べたわけではありません。再発防止のため、当市場では仲卸をはじめ関係者に、各種ルールの厳守を呼び掛けています」

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