夕飯のカレーをこぼしてしまったしんちゃん。何とか元に戻そうと、一から自分で作り始める。
・『お帰リモコ~ンただいマンモス~
』と幼稚園
から帰宅した
しんちゃん
・その足で台所へ向かうと、やはりみさえ
が晩ごはん
のカレーを作っていた
・『確かにウチのカレーは美味いけどさ~、お肉
がイマイチ
薄くて小さいのよね~。たまにはドッカリ塊のお肉
が入ってるのを食べたいものですな~
』とみさえ
に注文を付けるしんちゃん
・ところが今日のカレーはひと味違うらしく、何と特売品
のビーフ肉
が入っていた
輸入肉だけど
・ビーフ肉の味見をリクエストするしんちゃんだったが
、断られてしまう
・するとここでみさえが買い忘れたモノがあると言い出し、ガスコンロの火
を止めて、しんちゃんにひまわりの世話を頼んで
買い物
へ出かけようとするも
、ひまわりがグズるため
仕方なく2人
で外出することに
・これで家の中には自分一人だけとなり、何やらほくそ笑むしんちゃん
・『つまみ食いはダメよ!ママにはすぐ分かるんですからね!』と外出時
、しんちゃん
にキツく注意するみさえ
・『ブ・ラジャー!』と威勢よく返事するしんちゃんだったが、みさえが出かけるや否や
迷わず台所へ直行する!
・だがついつい味見をし過ぎてしまい、鍋
の中のカレー
が随分減ってしまう
・つまみ食いをしたことがみさえにバレたら怒られる
と焦ったしんちゃん
は、鍋
に水を足して
量を増やすことに
・しかし鍋を運んでいる最中に転倒してしまい
、流しの中に鍋
がひっくり返って
カレー
を全てぶちまけてしまう
・幸い、野菜
とお肉
は流しに落としてしまったモノを再利用
・そこで戸棚の中にあったカレーヌードル
(辛口)で代用
することに
2箱開けて麵
だけは食べ
、スープを鍋
の中へ入れてみるも、これだけでは味が薄い
・いったん手を止めてテレビをつけると、とある料理番組
が放送されていて、何と今日のレシピは「カレー
を使った一皿」が紹介されると知って『ラッキー!』と喜ぶしんちゃんだったが
カレーはカレーでも魚の方のカレイ
だったためガックリ
・切羽詰まって家を出ると
ちょうどいい所に北本さん
がいたため、カレー
のルー
を使わないで
カレー
を作る方法を尋ねる
①まず小麦粉とカレー粉
を入れてスープで溶く
②野菜とお肉
を煮たヤツに
①を加える
③リンゴをすって入れたり、ジャム
を入れたりすると味がまろやかになる
④隠し味にソースを入れたりもする
・早速家に戻って
言われた通りにやってみようとするも、肝心のカレー粉
が無い
・とりあえずブイヨンとカツオだし
を、先ほど放置していた鍋
の中に投入
カレー粉と色も似ているので味噌
も投入
・ジャムとソース
を入れてみるのも良い
と言われたことを思い出し
イチゴジャム
とソース
も鍋
の中に投入
『何しろ色んなモノを入れちゃえば、それだけお味が複雑になってそれだけ美味しくなるってことだよね~
』と拡大解釈し
、更にマヨネーズ
と牛乳
も投入
辛くなきゃカレー
じゃないと、カラシ
とワサビ
とタバスコ
と豆板醬
も投入
しかし塩を投入する際に、誤って
鍋
の中に大きな塊ごと入ってしまったため
バランスを調整しようと大量の砂糖
も投入
・ドラえもんのジャイアンシチュー
ならぬ、しんちゃんカレー
がここに完成!
お玉でかき混ぜてみると
カレー
とは似ても似つかぬ、変な団子
が出来上がっていた
・するとそこへ、買い物を終えたみさえがひまわりと共に
家
に帰って来る
帰宅して早々『お腹空いたでしょう?』と、いつのまにかリビング
に移動して、こちらに背を向けて正座
をしているしんちゃん
に声を掛けるが、『うーん、それほどでも...』と弱弱しい返答をするしんちゃん
『オラ、なんか、お腹が痛いような...』と蚊の鳴くような声でつぶやく
しんちゃん
・そんなしんちゃんは放っておいて『今日パパ
遅いから、先に食べちゃおうね~』と台所に移動して鍋のフタ
を開けるみさえ
しんちゃんの名を叫ぶも、すでにしんちゃんの姿はもうどこにも無かった
以上