社長になる人の名前で「ひろし」が1番多いということを知ったひろしは、脱サラして起業することを決意する
・双葉商事で勤務中のひろしに
、武里という会社の同期から電話が掛かって来て
何でも名古屋に転勤する
という
春日部市南部に武里(たけさと)という同名の地域がある
武里の転勤先が名古屋と聞いて『ハヤシもあるでよ~、ってちょっと古かったかな~』とジョークを飛ばすひろし
「ハヤシもあるでよ~」とは、1969年に放送されたオリエンタルカレーのCM
でコメディアンの南利明さんが発した、当時としては珍しい名古屋弁で「ハヤシライスもあるよ」という意味のセリフで、流行語
にもなりました
ひろしは35歳の設定なので、1969年は作中では29年前に当たるため、6歳ごろに見聞きしたこととなる
・川口から武里が名古屋支店長に昇進した
と聞かされたひろしはショックを受け落ち込む
そんな同期とは対照的に、万年係長の自分は部長に企画書のやり直しを命じられる現状とあって、益々落ち込んでしまう
『ダメだよ~、今どきこんな企画書~』とダメ出しまで受ける始末
・その夜、仕事終わりに後輩の川口
を連れて「けいちゃん」という焼き鳥屋
へ飲みに行くひろし
すっかり酔っぱらってしまった///二人
『どうしたんですか~、係長!今日はず~っと塞ぎ込んじゃって~』
『俺が~?まさかぁ、塞ぎ込んでなんかいねぇや~』
『またまたぁ〜、僕にはちゃ〜んと分かってるんです!係長のこと愛してるから…なぁ〜んちゃってぇ〜
』と酔った///川口に絡まれるひろし
そんな意外と酒癖の悪い
一面があった川口のウザ絡みは更にエスカレート
『気にすることありませんて~!世間じゃ35歳がサラリーマン
のターニングポイントだなんて言うけど~
』
『全然大丈夫!出世するつもりなら35歳から死に物狂い
で頑張らなくちゃとか言うけど
』
『平気平気!転職の限界も35歳なんて言ってるけど…アレェ!?係長っ35歳でしたっけぇ〜???な~んだ限界限界!!
』と空気の読めない
言葉を連発
その言葉を聞いて余計落ち込んだひろしは川口
を店に残して一人帰ることに
・その後ため息をつきながら帰りの電車に乗っていると
、ふと電車内の中吊り広告に目をやるひろし
週刊大笑 週刊大衆のパロディー 価格は290円
社長の名前を調査したところ
、「ひろし」という名前が最も多かった。後、「のりゆき」「けいいち」の順で続く。という胸踊る内容に、一転して大喜び
黒澤明日→黒澤明のパロディー
小津高二郎→小津安二郎のパロディー
とらぼ~い→とらばーゆのパロディー
ラクルート→リクルートのパロディー
・帰宅直後、ひまわりを寝かしつけたばかり
のみさえ
を叩き起こすひろし
その喧噪に気付いたしんちゃんも眠い目をこすりつつ
『松たか子に会ったの?それともさとう珠緒に会ったの?』と尋ねる
さとう珠緒とは、日本
の女優、タレント
1991年に芸能界活動を開始
1995年テレビ朝日系のスーパー戦隊シリーズ
「超力戦隊オーレンジャー」に丸尾桃
(オーピンク)役でレギュラー出演
1996年からはテレビ東京系の「出動!ミニスカポリス」で初代ミニスカポリス
としてバラエティやグラビアで活躍
放送当時25歳 ちなみに松たか子は放送当時
20歳
先ほど見た中吊り広告を真に受け、脱サラして起業しようと決意したひろしは、2人
にむかって『会社
を辞める!!』と唐突に
宣言
ひろしが退職を決意したのは72c以来5年ぶり2度目
・帰宅途中に購入したと思われる週刊大笑
の特集記事「社長は、ひろしに!」のページを広げ、2人に脱サラする理由を説明するひろし
ひろしが会社を辞めると聞いて一度は驚くみさえだったが
いつもと違うひろしを見て『何か会社
であったんだ?』と優しく尋ねる
『そりゃあ会社勤めしてればイヤな事くらいあるわよね~』と理由も聞かずひろしに寄り添う聖母みさえ
『しんちゃん!パパを励ましてあげよう!』としんちゃんと2人でひろし
を励ましてあげることに
72c同様、夫ひろしを思いやる妻みさえの深い愛情が垣間見える名場面
八ヶ岳自然雪解という名のミネラルウォーター
NIKKO→NIKKAのパロディー
・お酒を出し、話を聞いた2人
はひろしを慰め
もしもひろし
が社長
になったらという話題になると、一家そろって大盛り上がり
まずみさえは、社長夫人となって優雅な暮らし
を送る自身の姿を想像する
お蝶夫人→社長夫人の聞き間違い
みさえのお蝶夫人の作画が凄い
「月刊プラモの店」という、プラモの店を出すためのノウハウが記載されている
雑誌
をおもむろにカバン
から取り出す
小さい頃、プラモ
の店を出すのが夢だったそうで
店名は「ノハラプラモ店」
コーヒーは勿論だがパリ
のパリアージュから紅茶
を取り寄せたり、美味しい手作りケーキ
を出したり...と妄想を膨らませる
店の名前は「野原の小さな家」
父ちゃんが何をやったら嬉しいか、ひろしに尋ねられると『オラ、虚しいから期待しない
』と一度は冷ややかな返答をするものの、おもちゃ屋
か、お菓子屋
か、松たか子
のマネージャーか、アクション仮面
秘密基地のガードマン
か、カンタムロボ
の博士か
そのどれかになってくれたら嬉しいとのこと
・客のひろしよりも次第に自分の酒の量が増え、悪酔いし始めるスナックのママみさえ
『っけ!私だって一生懸命やってんのよ~!!』『主婦の仕事なんて大したことないと思ってんでしょ~!!』『家事労働だって大変なんだぞ~!!』とひろしに管をまく
そろそろ寝よう...と酔ったみさえをリビングに残し眠りにつくことにする
2人
・翌朝、またいつもと変わらない日常に戻るも
、昨日とは違ってどこか晴れ晴れとした
気持ちで出勤する
ひろしなのであった
以上