Gravity45〜シンプルっていいよね〜
3行まとめ
はんだ付け不要の40%キーボードで、自作キーボード初心者でも安心して組み立てられるベアボーンキットみたいなキーボード
配列は慣れ親しんだロウスタッガード配列で、専用キーキャップ付きなのでコスパも高い
ノーマル/ロープロファイル両方対応、Remapでのキーマッピング変更での、カスタマイズ性も優れている
どんなキーボードなの?
GreenEchoes Studio社製の、40%(30%)キーボードです。
下記のような特長を持っています。
40%キーボード
慣れ親しんでいるロウスタッガード配列
30%キーボードレイアウトへの挑戦もできるシステム
はんだ付け不要
ノーマルプロファイルとロープロファイル両方対応(排他)
大きな特長としては、やはりはんだ付け不要なキーボードな点でしょうか。
一般的なキーボードメーカーから出ているキーボードとは別のキーボードを試してみたい、でも自作キーボードで自身ではんだ付けするのはちょっと不安……な人にお勧めしやすいと言えます。
厳密な意味での自作キーボードかと言うと、議論が生まれそうですが、形としてはベアボーンキットに近い形です。
どこで手に入れられるの?
2025年8月27日から9月26日までの予約受付を経ての予約販売商品のため、現在明確な入手先はありません。
※ 予約期間について、当初は24日まででしたが、9月23日に行われたTOKYO KEYBOARD EXPOを受けてか、26日まで延長されました。
また、Aluminium Editionもあり、こちらは最低受注数に達しなければ全額キャンセル返金されるタイプとなります。
なお、こちらは最低受注数を超えており、予約期間の変更はなく、年明け1月の発送予定でアナウンスされておりました。
ただ、SNSを見ると、年内到着見込みとの情報も……。
再販はありそう?
自作キーボードのサークルさんの再販傾向や前作機のGravity36の様子を見る限り、基板が残っていれば少数再販の可能性はなきにしもあらず、と言った感じです。
あくまで1ユーザからの所感で、実際の再販意思等は販売元によると言う点は、ご注意ください。
組み立て
基本的には上記のビルドガイドに沿って、ねじ止めやキースイッチをはめ込んでいきます。
ビルドガイドの写真しか載っていないですが、カッターマットや方眼があるマットの上で組み立てた方が良いです。
特に、ゴム足取り付けはアクリル板側にガイドがないので、配置バランスを考える上で非常に便利です。
個人的につまづいたところ
ゴム足配置ミス
ビルドガイドの写真と照らし合わせれば回避できたのですが、アクリル板の裏表を間違えてゴム足をつけてしまいました。
後の手順の時に気がついて、いそいそと直す羽目に……。
最初に写真と照らし合わせるか、トッププレートとボトムプレートと基板を仮置きして、裏表を確認してから作業した方が良かったです。
キースイッチはめ込み
構成がトッププレート - 基板 - ボトムプレートのみのシンプルな構成なのですが、基板とボトムプレートに少し隙間があります。
※ アルチザンアクリルプレートが間に入りますが、中央部分のみにしか影響しません。
そのため、キースイッチはめ込み時は、しっかりトッププレートと基板を押さえておかないと、中途半端なはめ込みになってしまいます。
かといって、力を入れすぎるとキースイッチ側のピンが上手くはまらず曲がるので、いい塩梅を見つける必要があります。
キーマッピング
Gravity45はRemapに対応しています。
ビルドマップ記載の通り、接続した上で「キーボードをカスタマイズ」から使用する環境に合わせてキーマッピングしていきます。
ブラウザ上で完結するので、専用ソフトウェアを入れられない環境でも簡単にキーマップを変更できるのがメリットです。
使ってみての所感
よかった点
専用のキーキャップ付き
Gravity45用に用意されたキーキャップで、デザインが秀一です。
どうやら記載されているのは宇宙語見たいです。
KAM ASTHAキーキャップに変な文字が刻印されていますが、これは何語ですか?
宇宙語です。 ほんとです。
ちなみに上記で案内されているキーキャップシリーズのBaseキットが$80なので、40%レイアウト用とはいえ1.5万円でキーキャップもついてくるのはかなりお得と言えそうです。
もちろん、好みのキーキャップをつけるのもありです。自分だけのキーボードを作りましょう。
ノーマル/ロープロファイルに切り替え可能
1度キースイッチを全部外し、アクリル板を外す必要はあるものの、同じ基板でキースイッチのプロファイルを変えられます。
ただし、ノーマル/ロープロファイルでアクリル板は使い回しできないため、もう片方のプロファイル用のアクリル板は別途調達が必要となります。
ノーマル/ロープロファイル用アクリル板は上記のように遊舎工房で取り扱いがあります。
取りつきやすいロウスタッガード配列
自作キーボードだと、普段使っている配列じゃないから……と、敬遠がちな人に対しても、移行コストが小さくオススメしやすいです。
もちろん慣れている人にもオススメできるキーボードです。
気になった点
(特に)アルチザンキー押下時の基板への負荷懸念
アルチザンキー用にアクリル板があり、その高さ分ボトムプレートとの隙間が生まれ、押下時に押し込まれる感じがあります。
ここは、Aluminium Editionならボトムがしっかりとして大丈夫かもしれません。
ノーマル/ロープロファイルでアクリル板の色合いが異なる
説明欄にも記載されていますが、ノーマルはグリーン系、ロープロファイルはブルー系のアクリル板となります。
こちらは、ノーマルとロープロファイルで見た目統一したい!と言う人はちょっと気になるかも、程度です。
とはいえ、上記の通り遊舎工房でアクリル板は入手できるので、ほぼ言いがかりです。
マイコン(RP2040)のBootやResetボタンへのアクセスが不便
こちらも捻り出した点ですが、何らかの理由で押す必要がある際に、トッププレートを外す必要があります。
とはいえ、マイコンのこれらのボタンを押す必要があるのは、自分でVialファームウェアを導入(もちろん動作保証外)をするなどなので、通常利用に影響はないでしょう。
終わりに
60%以下の配列のキーボードは、なかなか市販では見ない(ないわけではないが)上に配列も専用のものなので、一般の人におすすめするのは難しいところがありました。
その点、Gravity45はロウスタッガード配列なので、単に60%キーボードから数字キーを取り除いた感じで、移行しやすい1台と言えそうです。


コメント