【CS連続入賞】5CデンジャデオンGSのススメ
カードゲームにはグッドスタッフという言葉があります。
単体でカードパワーが高いカードを詰めこんだデッキってやつです。
デュエル・マスターズだと【4C邪王門】や【オボロティガウォック】がこれに該当するのですが、2025年後半にグッドスタッフ界に新たな刺客が登場しました。
その名も【5CデンジャデオンGS】!
これは関東圏をベースに活躍されているプレイヤーのエクル選手が考案され、連続で入賞されているオリジナルデッキです。このたび紹介させて頂くことになりました。
『ウワサの入賞環境外デッキ紹介』第12弾です。
本記事では「このデッキの構築」と「採用カード」、「基本の立ち周り」を解説します。
ウワサの入賞環境外デッキ取材シリーズ
バックナンバーはこちら
第1回 - 【青緑レクスターズ】のススメ
第2回 - 環境外デッキで競技環境に挑む方法論
第3回 -【4Cスノーフェアリー】のススメ
第4回 -【緑単スノーフェアリー】の入門書
第5回 -【ハイランダーボルコン】使いの座談会
第6回 -【ドロマーゴッド】の聖典
第7回 - 【青黒ハンデス】のススメ
番外編 - 『リーフ.Star』デッキの銀弾108選
第8回 - カードゲームのプロに聞く「環境外デッキとの戦い方」
第9回 - 【ドロマー墓地退化】のススメ
第10回 - 【ドロマーHDMDWDHLO】のススメ
第11回 - 【ケロヨンカルテット】のススメ
第12回- 【5Cデンジャデオン】のススメ
第13回- 【白緑フレン・E・ルスタリオ】のススメ
第14回- 【ラッカドラッヘ】のススメ
第15回- 【青単ブリザド=ザルド】のススメ
第16回- 【緑単スノーフェアリー】のススメ(2026年版)
デッキの特徴とサンプルレシピ
大前提として、このデッキは人を困惑させがちです。一番大きな要因はデッキ名の【5C】がもたらすイメージと、実際の内容の乖離でしょう。
このデッキには既存のアーキタイプである【5Cザーディクリカ】や【5C蒼龍】の基板、つまり『フェアリー・ミラクル』や『獅子王の遺跡』などが入っていません。なんなら『天災 デドダム』さえも。ゆえに既存の【5C】系統の知識があればあるほど、違和感を感じることになります。
この前提の上で、エクル選手のデッキレシピを見てみましょう。
轟速奪取 トップギジャ×4
天体妖精エスメル / 「お茶はいかがですか?」×4
雷撃の冥将クーゼン / ダーク・ライフ×2
連射のカルマ ユキメ / ショット・水晶チャージャー×1
異端流しオニカマス1
Q.Q.G.QX. / 「この子はさわらせないわ!」×4
真気楼と誠偽感の決断×4
襲来! 鬼札王国×4
天革の騎令嬢 ミラクルステラ×3
流星のガイアッシュ・カイザー1
超時空罠 デンジャデオン / 「トラップ?ちがうわ、お願いしてるだけ!」×4
飛翔龍 5000VT×2
鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ×2
聖魔連結王 ドルファディロム×2
シェル・アルカザール×1
CRYMAXジャオウガ1
初見でうーんわからんと思った方、大丈夫です。私もインタビューするまでは想像がつきませんでした。見た目が既存のデッキと全然違うため、困惑しますよね。
そんなあなたに、4行で説明します。
このデッキは端的に言うと
【アナマルル】のマナカーブ(2-4-6)で動く、
確定除去の受け札がたくさん搭載された
【5Cグレイトフルベン】×【オボロティガ】
のような銀弾デッキです。
少しはイメージがわきましたでしょうか。
コンセプトカードである『超時空罠 デンジャデオン』が『砕慄接続 グレイトフル・ベン』同様のマナ加速+マナ召喚能力を持っているため、それを着地させることがメインの勝ち筋になっております。
その上で『デンジャデオン』が『ベン』と異なり
1) 1コスト軽い単色カードであること
2) 墓地肥やし無しでマナを増やせること
3) 確定除去の受け札も兼ねていること
を最大限生かし、『ベン』を採用する場合に生じる色やギミック上の制限を逓減して構築されています。(ギミック上の制限例 = ブロッカー踏み倒しカードを入れないといけないなど)
マナ召喚をばっちり活かし、似たような役割のカードを散らして入れているのもポイント。【オボロティガウォック】と近いアプローチです。
既存のアーキタイプの構築論にとらわれない自由な発想で組まれたグッドスタッフデッキ。ここからは採用カードについてご説明します。
確定枠
超時空罠 デンジャデオン / 「トラップ?ちがうわ、お願いしてるだけ!」×4
コンセプトカード。このカードは、
・7マナ単色
・墓地肥やしなしでマナを増やせる
・エレメント確定除去トリガー持ちの
・NEO進化で即時打点にもなる
『グレイトフルベン』です。
見た目?から過小評価されている気もしますが、本当にすごいカードなんです。『ベン』が7マナになって下面に確定除去が付いたらどうなるか考えてみてください。バグりますよね。
このデッキの心臓なので、文句なしの4投です。
轟速奪取 トップギジャ×4
2コスト初動その1です。現環境では確定枠ですが、環境が変わると入れ替わることにはなります。(つまり自由枠では)
現在の構築では『鬼ヶ覇覇覇ジャオウガ』や『飛翔龍5000VT』など、中盤に相手のリソースを減らしたり、ロックをかけたりするカードが入っているため、彼らの軽減に貢献するカードとして『トップギジャ』が採用されています。
破壊されたときの自身のマナを減らすというデメリットがありますが、現環境ではそれほど気になりません。理由は2つ。
まず仮想敵の少なさです。2025年12月-2026年1月の環境では、このカードに「破壊」という形で干渉してくるデッキが少ないです。せいぜい【ボルシャック】と【バイク】。
そして2つ目の理由が、これらのデッキがどちらも盾を触ってくるということ。このデッキは受け札が多く、かつ、『襲来、鬼札王国!』という蘇生カードが入っているため、『トップギジャ』が破壊されると出したいカードをマナから墓地へと能動的に送り込み、そのまま蘇生することができるのです。
天体妖精エスメル / 「お茶はいかがですか?」×4
初動その2です。かわいい。
トリガー持ちなのと、光文明を持っているのが偉いです。特に後者はデッキ全体の色バランス的に光文明は枚数が少なくなりがちなので、自然な形で採用できるのが便利。
細かいですが、盾が減るので『鬼札王国!』の鬼タイムのカウントも進みます。(盾が6枚以下だと破壊と蘇生能力の両方が使えます)
雷撃の冥将クーゼン / ダーク・ライフ×2-3
初動その3であり、またデッキの潤滑油として働く名プレイヤー。
『デンジャデオン』はマナ召喚能力を持っているため、『クーゼン』のフシギバースとの噛み合いが非常に良いです。マナに送って出しなおすことで、あらゆるカードの出たとき能力のおかわりができるようになります。
例: 場に『デンジャデオン』がいるときに場の『VT』をマナに置いて2コストで『クーゼン』を蘇生、『VT』を出しなおす
ただ、多色枚数の兼ね合いから4枚フル投入!とはなっておりません。デッキのバランス的に多色枚数は18枚にしたいため、ある程度削っています。ここは【5Cザーディクリカ】など多色が22-24枚あるデッキと大きく異なる部分ですね。(このデッキは2ターン目から動きたいため、3ターン目に始動する多色デッキよりも単色の必要枚数が多いです)
異端流しオニカマス×1
メタカード枠です。【アナカラーマルル】などと同じく2-4のマナカーブで動くデッキながら、ヨビニオンギミックが入らないため、こういったカードが採用できるのがこのデッキの強みです。
ピン投ではありますが、この次に紹介する『連射のカルマ ユキメ』とメタの範囲が似ているため、デッキとしては2枠取れていることになります。『デンジャデオン』がマナ召喚能力を持っているおかげで、似た役割のカードを散らすことに意義があります。以前の【ハイランダーボルコン】の記事でもあがった考え方とも結構似ているかもしれません。
このカードの採用理由としては、刺さる対面の多さ、選ばれない能力によるリーサル貢献などが挙げられます。
連射のカルマ ユキメ / ショット・水晶チャージャー×1
メタカード枠その2です。『オニカマス』とほぼ同じ能力を持っているので実質同じ枠。
『オニカマス』にはない、このカードならではの強みも多岐に渡り、1) 足りなくなりがちな赤単色を補う 2) チャージャーによる4-6のマナカーブのサポートがあります。さらにメタ能力が自分ターン中にも有効なので、 3)『ジャオウガ』などによって蘇生することによる詰め盤面の強化、も見逃せません。
Q.Q.G.QX. / 「この子はさわらせないわ!」×2-4
めちゃくちゃ強い4-6の動きを担保してくれているカードです。自分のやりたいこと=マナ加速をしながらメタを立てられるカードで、しかも受け札も兼ねている、というのがすごい。
【緑単キャベッジ】が環境落ちしてしまったのであまり見なくなりましたが、このカードは数ある山札メタの中で最強クラスの1枚です。パワーが12000もあるので、ほぼ処理されません。
そのおかげで【ドリームメイト】【サイバー】【ボルシャック】【俳句爵 Drache der’Bande】のメインギミックや【4Cゼーロ】の『天災 デドダム』がすべて機能不全に陥ります。この凄さ、伝わりますでしょうか?
受け札部分は不安定ではありますが、デッキのうち使っている自身を除くと12枚がパワー12000以上なので、30%の確率で踏み倒すことができます。これが少ないと感じるか多いと感じるかは人次第ですが、対面目線だとこれまたいやらしいです。
何枚パワー12000のカードを積んでいるかなんてわからないですからね。割り切るのか、ケアするのか、相手に考えることを強要できます。
小テクですが、『エスメル』の下面と同時にトリガーした際は、さきに『「この子は触らせないわ!」』から処理することで、デッキトップからシールド・トリガー持ちのカードが捲れた場合にそのまま盾に仕込むこともできます。
真気楼と誠偽感の決断×4
振り回されていた印象しかありません。
このデッキのカウンタープランの屋台骨です。キーカードの『デンジャデオン』と『鬼札王国』がどちらも確定除去のS・トリガー持ちなので、
相手ターン中の猛攻を『デンジャデオン』の下面または『鬼札王国』で凌ぐ
↓
ターン終了時に『ペテンシー』で手札交換+S・トリガープレイを選択
↓
『鬼札王国』をプレイすることで、『デンジャデオン』または好きなコスト8以下のクリーチャーを踏み倒すことができます。
『デドダム』などでキーカードを墓地に置く必要がなく、またキーカードがどちらも受け札を兼ねているのが強力ですね。デッキスロットの圧縮効率の良さがこのパッケージの強みです。
襲来、鬼札王国!×4
確定除去を兼ねる蘇生札。先述の通り『デンジャデオン』と『ペテンシー』と合わせて採用することで、デッキのカウンター力を大幅に高めることに成功しています。
よく『ブレイン・スラッシュ』じゃないの? と聞かれます。
『ブレスラ』との違いは
・火文明が取れる
・確実に1面を止められる
・鬼タイムが発動したときのメタの貫通力(『PP-「P」』などを破壊→蘇生もできる)
などが挙げられます。3つ目は『エスメル』初動した場合、T・ブレイカーで盾を3枚割られるだけで鬼タイムがアクティブになるので意外と狙えます。
そもそも『ペテンシー』+『ブレスラ』を取るデッキはその時点で水文明が基盤の中心となり、ルーター(手札交換能力持ちのカード)や『デドダム』などで墓地を肥やすため『ブレイン・スラッシュ』が有効です。墓地肥やしが乏しい自然中心の【5C】カラーだからこそ、『鬼札王国』が輝くわけですね。
天革の騎令嬢 ミラクルステラ×3
中盤域で相手の動きを止めるカードその1。ジャストダイバー+メタ能力の悪質さが際立つ、確実に時間+リソースが稼げるカードです。
刺さらないデッキの方が珍しいのであまり言うことがありませんが、このカードでターンを貰う→『デンジャデオン』や『鬼ヶ覇覇覇ジャオウガ』に繋げるのがこのデッキの黄金ムーブの1つです。
何枚も投げればそれだけ勝ちが近くなります。
流星のガイアッシュ・カイザー×0-3
『ミラクルステラ』の4枚目兼魅せ札です。相手はこちらの採用枚数を読めないので、マナに埋めておくだけでも牽制効果がありますね。役割が似ているのと『デンジャデオン』との相性が良いのであえて散らしています。(『ガイアッシュ』の能力はマナゾーンからでも誘発します)
細かいところだと相手ターン中に出すことで『ジャオウガ』のハイパーエナジーの種を増やせる、『鬼札王国』から蘇生して追撃を止められる、と『ミラクルステラ』にはない細かいシナジーもちょこちょこあります。
飛翔龍 5000VT×2
中盤域で相手の動きを止めるカードその2です。
これまた言わずと知れたパワーカードなのであまり語ることは無いのですが、時間稼ぎ、メタの一層、フシギバースの種、打点としての活用、詰め盤面での活用など、幅広い活躍をしてくれます。
鬼ヶ覇覇覇 ジャオウガ×2
中盤域で相手の動きを止めるカードその3兼フィニッシャーです。
このカードの強いところは、相手のリソースを刈り取って『デンジャデオン』の安全な着地に繋げる中継ぎの役割と、それにこだわらずリーサルを形成して押し切るフィニッシャーの役割を両方兼ねられるところです。
ゲームのレンジを試合の状況に合わせて選べる、スーパーカードですね。
聖魔連結王 ドルファディロム×1-2
カードだそうです
出せたら最強のエンドカード……なのですが、最近だと縛れるデッキが減ってきているのも事実。【青白神帝】とかは止まるんですけどね……。
最近の環境のゲームレンジとあまり合致していないので、抜けちゃう可能性もあります。『デンジャデオン』でマナから呼び出せるんで1枚くらいお守り感覚で入れておくのがよいでしょう。
シェル・アルカザール×1
初動の9枚目でリベロの如く幅広い活動を見せるカードです。
・『ペテンシー』から打てる
・体があるのでハイパーエナジーや『VT』軽減に貢献できる
・邪魔なエレメントを除去できる
・『エスメル』をマナに置いて光マナを供給できる
・トリガーでもある
と八面六臂の活躍を見せてくれます。
CRYMAXジャオウガ×1
黒単色で『鬼ヶ覇覇覇』側と枠を共有している鬼札です。
出ただけで仕事をする『覇覇覇』と異なり、基本的にはこのカードを出す→リーサルを狙うことになりますが、その分突破力は抜群。このターンで決めないとまずい、といった緊急事態に見切り発車で投げましょう。それができるのが『デンジャデオン』基盤の強いところ。
自由枠
大虹帝 ミノガミ / 「ミノマルちゃん!わたしがついてるわ!」
過去の入賞構築で採用されていた初動枠です。
『Q.Q.G.QX』を3ターン目に出せると、4ターン目の頭にこのカードの自己回収能力が使えます。ほぼ確定で単色カードが手札に入るため、事故率を軽減しつつ、デッキの動きを安定させてくれます。
逆に『トップギジャ』とは違って『覇覇覇』や『5000VT』の軽減には寄与しないため、採用を検討する際はその長短を見極める必要があります。
轟く邪道レッドゾーン
色が合うデッキなら大体入るフィニッシャー。
以前紹介した【4Cスノーフェアリー】なんかもそうですが、受けが強い中速ビートダウンデッキにおけるこいつは本当にずるいです。とりあえず雑リーサルを狙っても、返しのターンで逆王手をかけられづらいわけですから……。
『覇覇覇』に寄せた構築の場合、自然文明のブーストクリーチャーを盤面に出しがちなので、このカードを自然と採用しやすくなります。
奇石ミクセル/ジャミング・チャフ
『オニカマス』と枠を争う1枚。
役割が複数持てるツインパクトのメタカードは、このデッキとの相性が良いです。今の環境ですと【青白神帝】などを減速させたり、呪文を止めてターンを取ることができます。
デッキの動き方の部分で詳しく書きますが、このデッキにおいては中盤で相手に蓋をして『デンジャデオン』を安全に着地させるのが狙いたい動きなので、『ミクセル』のような複数ターン稼ぎやすいカードは採用筆頭候補になります。貴重な光単色なのも偉いですね。
五輪の求道者 清永
このデッキはツインパクトカードが多いので、真面目にピン投での採用が検討できます。
2-4-6で動いた際の中盤域に使うカードとしては非常に優秀です。マッハファイターで相手の盤面に干渉しながら、一気にリソースを稼ぎ、ジャストダイバーで次のターンにも使えるため。踏み倒しに失敗したとしてもマナブーストはできるので、腐りづらい点もNICE。
立ち回りについて
基本的な動きは2-4-6の古き良きマナカーブでゲームを進めていくこととなります。多色を逃がしながら6マナを目指しましょう。
このデッキは受けが厚い『ペテンシー』山なので、相手の動きの最大値や、盾で受けた場合のゲーム展開も加味してゲームメイクしていきましょう。特に、ほとんどの主要クリーチャーが『鬼札王国』で蘇生できる点は忘れないように。
6マナ圏に到達したら、相手に蓋をしていきます。『Q.Q.G.QX』や『ミラクルステラ』などを使って、相手の動きを減速させつつ対処を強要したり、『覇覇覇』で相手のリソースを大幅に削ったり。『Q.Q.G.QX』が3ターン目に設置できていると、ここでの動きがぐっと楽になります。
自分が優位なゲーム展開を作ることに成功したら『デンジャデオン』を着地させましょう。手札から素直に召喚するもよし、相手の攻撃を逆手にとって蘇生するもよし。マナ加速+マナ召喚能力で一気に選択肢が広がります。
詰め盤面では『ミラクルステラ』や『オニカマス』など処理されづらいメタクリーチャーや『VT』によるロックを絡めながら、『覇覇覇』でリーサルを作って殴り倒しましょう。
デッキの強み
環境外デッキ、かつ、採用できるカードの種類が多いので、わからん殺しができるのは前提として、このデッキならではの強みをいくつか言語化していきたいと思います。
1) 除去要素が多い『ペテンシー』山である
皆さんの多くは受け札が豊富な『ペテンシー』山の強さはご存じだと思います。このデッキの場合、それに加えて受けの手段が確定除去だというのが今の環境とマッチしています。『終止の時計ザ・ミュート』のような、単に止めるカードではなく、除去なので『邪道レッドゾーン』などの攻撃もいなせます。
また、先述した通り切り札の『デンジャデオン』自身が受け札を兼ねていたり、『鬼札王国』が蘇生札を兼ねていたりするのが偉いです。受け札を使う=自身の蘇生の準備になるのが非常に強力。ただ受けて延命する「だけ」でなく、ちゃんと自分の次の動きに繋がっています。
2)妨害をしながら 2-4-6の動きを取れる
ここが【5Cザーディクリカ】や【アナカラーマルル】との差別化ポイントです。2ターン目からマナブーストするため、【5Cザーディクリカ】ほど後攻時の動きが残念なことになりません。
また『Q.Q.G.QX』や2コストのメタ獣を搭載しているおかげで、1ターン中にマナ加速「しつつ」メタ獣を配置するという動きがとりやすく、3ターン目が【アナカラーマルル】ほど無防備になりません。
3) 『デンジャデオン』+蘇生札による銀弾戦法
【4Cグレイトフルベン】や【カツキングMAX】を1度でも使ったことがある方は、ご存じだと思いますが、マナ召喚能力はピン投の銀弾戦法とめっぽう相性が良いです。初手に引いたカードを躊躇することなくマナに埋めておけますからね。
このデッキの場合は『ペテンシー』と『鬼札王国』もあるため、マナのみならず墓地からの蘇生プランも兼ね備えています。これにより、公開領域を広げていくことで、採用したピン投のパワーカードを相手に合わせて叩きつけることができます。【オボロティガウォック】などとも似て非なるアプローチですね。
むすびに
ツインパクトの利点を最大限生かして枠を節約し、
圧倒的カウンター性能と対応力を得たグッドスタッフデッキ。
いかがでしたでしょうか?
デュエマが始まって25年。【5C】や【グッドスタッフ】の型は出尽くした……と思いきや、見慣れない新機軸の構築がこのように発掘されるのは、このカードゲームの奥深さを象徴しているなぁ、と筆者は感動しました。エクル選手に感謝です。
カウンターによる切り返しや、銀の弾丸戦法、クリーチャーコントロールが好きな方には特におススメしたい名デッキです。
拡張性や発展性も間違いなくあるので、気になったら下の Deck Maker の購入用リンク(@カーナベルさん)を見てみてください。
告知
今後も「ウワサの入賞環境外デッキ」シリーズは続けていく予定です。
次回は【〇〇〇〇〇ー〇〇〇】を予定しているとか?
ウワサの入賞環境外デッキ取材シリーズ
バックナンバーはこちら
第1回 - 【青緑レクスターズ】のススメ
第2回 - 環境外デッキで競技環境に挑む方法論
第3回 -【4Cスノーフェアリー】のススメ
第4回 -【緑単スノーフェアリー】の入門書
第5回 -【ハイランダーボルコン】使いの座談会
第6回 -【ドロマーゴッド】の聖典
第7回 - 【青黒ハンデス】のススメ
番外編 - 『リーフ.Star』デッキの銀弾108選
第8回 - カードゲームのプロに聞く「環境外デッキとの戦い方」
第9回 - 【ドロマー墓地退化】のススメ
第10回 - 【ドロマーHDMDWDHLO】のススメ
第11回 - 【ケロヨンカルテット】のススメ
第12回- 【5Cデンジャデオン】のススメ
第13回- 【白緑フレン・E・ルスタリオ】のススメ
第14回- 【ラッカドラッヘ】のススメ
第15回- 【青単ブリザド=ザルド】のススメ
第16回- 【緑単スノーフェアリー】のススメ(2026年版)
もし読者の方で、自分がCSで実績を出した環境外デッキを紹介していいよ、記事化してもよい、という方がいらっしゃったらご教示ください、
よろしくお願いします。
※「CS環境で入賞した環境外/Tier 外デッキ」として紹介するにあたり、想定している実績としては、CSベスト4以上の入賞×1回以上(同一人物じゃなくてもよし)となります。
※この記事はファンコンテンツ・ポリシーに沿った非公式のファンコンテンツです。ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の認可/許諾は得ておりません。
題材の一部に、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の財産を含んでいます。
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