古道京紗
2023-12-10 00:58:28
506文字
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【太乙真人の手記】


乙型33号33号雲型1号乙型6月6日
実験生体宝貝モデル乙型33号を起動。ハードウェア機能面、情緒面での異常はなし。霊珠反応正常。

6月21日
自我の発達状況はこれまでの個体同様、人間の5〜6歳児程度の発達を見せている模様。このまま観察を続行する。

9月3日
今までの実験体よりもバイタル面に安定が見られる。このまま安定して成長を続ければ、もしかすれば

11月11日
33号が友人を所望。対面する人間が私一人では確かに寂しかろう。
同型機をもう一体増やすことは不可能ではないが、それでは彼の希望に応えられまい。どうしたものか。

11月15日
雲中子が遺伝情報の提供を申し出てくれた。これを元に新しいモデルの実験生体宝貝の投入を決定。

3月22日
実験生体宝貝雲型1号を起動。身体機能面、情緒面共にオールグリーン。基となる遺伝情報の違いからか乙型よりも更に一風変わった思考ネットワークが発達しているようだ。

【アーカイブはまだ途中のようだが続きのファイルが見つからない。別の記録媒体に記録されているか、もしくはこのケースが現在進行形で記録されているのか、現段階では不明。引き続き調査を独行する】