「言うこと聞かずいらだった」と高齢入居者に暴行 元介護施設長らに有罪判決 岐阜

岐阜県羽島市の介護施設で昨年9月、高齢の入居者に暴力を振るったとして、暴行罪に問われた元施設長、大塚律代被告(72)と施設の元職員、中尾厚代被告(57)に岐阜地裁は13日、いずれも拘禁刑1年6月、執行猶予3年(求刑拘禁刑1年6月)の判決を言い渡した。

平手一男裁判官は判決理由で、被害者が言うことを聞いてくれないことにいらだったと被告側が述べたことについて「認知機能の低下のためにそのような状態にあることを理解し、介護を業務として引き受けていたのだから、同情できない」と指弾。「刑事責任は軽視できない」とした。

一方で、介護の職を辞して反省の態度を示していることなどを考慮し、執行猶予を付けた。

判決によると、中尾被告は昨年9月12日、勤務先の認知症対応型グループホームで入居者3人の顔を複数回殴るなどした。大塚被告は同日、うち1人の髪をつかんで頭を揺さぶるなど暴行を加えた。

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