広島地検検事の自殺、国が遺族に1億9400万円の解決金 和解成立

広島地検の男性検事が自殺したことを巡り、国が上司らの不適切な指導を認めて和解した後、記者会見する検事の父親=東京・霞が関の司法記者クラブで2026年2月13日午後3時47分、安元久美子撮影 拡大
広島地検の男性検事が自殺したことを巡り、国が上司らの不適切な指導を認めて和解した後、記者会見する検事の父親=東京・霞が関の司法記者クラブで2026年2月13日午後3時47分、安元久美子撮影

 広島地検公判部の男性検事(当時29歳)が2019年12月に自殺したのは、長時間労働と上司からのパワーハラスメントが原因だったとして、検事の遺族らが、国に損害賠償を求めた訴訟は13日、東京地裁で和解が成立した。遺族の代理人弁護士が同日記者会見し、明らかにした。国が上司による指導や対応が配慮を欠いた不適切なものだったことを認め、遺族に解決金1億9400万円を支払う。

 和解条項には、遺族が申し立てた公務災害の認定について、国が当初、調査を十分しなかったことや、その後の遺族への情報提供が不十分だったことを認める内容も盛り込まれた。

 遺族の代理人弁護士は「国が安全配慮義務を怠ったことにより、仕事が原因となって死亡したことを国が認めてくれたと理解している」と評価した。【安元久美子】

相談窓口

・#いのちSOS

 「生きることに疲れた」などの思いを専門の相談員が受け止め、一緒に支援策を考えます。

 0120・061・338=フリーダイヤル。月・木、金曜は24時間。火・水・土・日曜は午前6時~翌午前0時

・いのちの電話

 さまざまな困難に直面し、自殺を考えている人のための相談窓口です。研修を受けたボランティアが対応します。

 0570・783・556=ナビダイヤル。午前10時~午後10時。

 0120・783・556=フリーダイヤル。午後4時~同9時。毎月10日は午前8時~11日午前8時、IP電話は03-6634-7830(有料)まで。

・まもろうよ こころ(https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/soudan/sns/

 さまざまな悩みについて、LINEやチャットで相談を受けている団体を紹介する厚生労働省のサイトです。年齢や性別を問わず、自分に合った団体を探せます。

・こころの悩みSOS(https://mainichi.jp/shakai/sos/

 悩みを抱えた当事者や支援者への情報のほか、相談機関を紹介した毎日新聞の特設ページです。

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