割り算がいくつも続く式を見ると、計算の進め方に迷ってしまうことがあります。
しかし、割る数どうしの関係に目を向けることで、計算をまとめて考えられる場合があります。
順番に処理するだけでなく、式全体を整理する視点を身につけていきましょう。
問題
次の計算をしなさい。
630÷3÷3÷7
まずは自分で計算し、どのような答えになるか考えてみましょう。
解説
今回の問題の答えは「10」です。
はじめに、基本となる計算の流れを確認します。
630÷3÷3÷7
=210÷3÷7
=70÷7
=10
このように、割り算が続く式は、左から順に計算することで正しく答えを求めることができます。
次に、計算をより簡単にする工夫を見てみましょう。
割る数に注目すると、
3×3×7=63
となります。
この関係を利用すると、式全体を次のようにまとめられます。
630÷3÷3÷7
=630÷(3×3×7)
=630÷63
=10
「3で割る」「3で割る」「7で割る」という三つの操作は、「63で割る」ことと同じ意味になります。
割り算を一つにまとめることで、途中の計算を減らし、計算ミスを防ぎやすくなります。
まとめ
割り算が続く式では、左から順に計算する方法が基本になります。
一方で、割る数を掛け合わせて一つにまとめると、計算が簡単になることもあります。
問題に応じて計算の工夫を使い分け、正確に解く力を身につけていきましょう。
※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。
文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」
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