私は「おしゃれ」からほど遠いところで暮らしています。近くにはいつも「着れりゃいい」があります。

「ほんならおしゃれにならんくてええわ」とはっきり思った日のことを覚えています。


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高校生のとき、「ちょっとさすがにださいか自分」と焦り、本屋のファッション誌売り場へ。

基礎からおしゃれをたたきあげられる本はないか探したところ、「おしゃれの基本30 BOOK」みたいなムックがありました。

表紙を見た感じ、抜け感のあるカジュアルファッションで、「これええんちゃうん」と思ってパラパラめくると、コーディネートにおける色の話や、袖や丈の長さのポイントなど有益そうな情報が載っています。私をおしゃれへと導いてくれそうな予感が・・・。

「買おうかな」と思った矢先、あるページが目に留まりました。

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そこには「おしゃれな人は、絶対虫刺されNG!」という文言が。


「肌を見せるコーディネートの時に、虫刺されがあるのはNG」
「アウトドアの際は虫除けスプレーがマスト」


これを見て瞬時に、

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「虫に刺されたらあかんのやったら、おしゃれにならんくてええわ」と思いました。

虫除けなんて効かんことの方が多いし、アウトドア中、虫に刺されへんかずっと気にしてる人がかっこええわけない、

それがおしゃれやと言うのならおしゃれ辞める(そもそもおしゃれにはなれてないけど)、


今後も虫がいっぱいおるところへ積極的に行く、


そういう気持ちが沸き上がりました。



今思うと、ファッション誌特有の「言い過ぎ」だったとは思いますし、その後、おんなじこと言ってる本も人もみたことがありません。虫除けグッズ会社とのタイアップページだった可能性もあります。

ただ、そもそもこのトピック1つを目にしただけでおしゃれ修行を放棄してる時点で、私のおしゃれへの熱はかなり一過性だったと思います。

あの時の気持ちは変わらず、土臭いかっこうで低山とか湿地とか虫がいっぱいおるところへ積極的に行ってます。でも、虫刺されをボリボリ掻くのはさすがに大人なのでやめたいです。