兵庫県の斎藤知事のパワハラなどを告発した元県民局長の私的な情報を、複数の県議に漏らしたとして停職処分を受けた県の元総務部長について、兵庫県警は地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで書類送検しました。

▽第三者委「知事および元副知事の指示のもと、『根回し』の趣旨で漏洩を行った可能性高い」

兵庫県の斎藤元彦知事のパワーハラスメントなどを告発した元西播磨県民局長(2024年に死亡)の私的な情報が、外部に漏洩された疑惑をめぐり、県の第三者委員会は去年5月に調査報告書を公表。

元総務部長の井ノ本知明氏が、県議会議員3人に情報を漏らしたと認定したうえで、「斎藤知事および片山安孝元副知事の指示のもと、県議らへの『根回し』の趣旨で漏洩を行った可能性が高いと判断せざるをえない」と指摘しました。

これを受け県は、井ノ本氏に対し停職3か月の懲戒処分を下しました。その後、井ノ本氏は「県参事(兵庫県競馬組合副管理者)」として復職しています。

捜査関係者によると、井ノ本氏について兵庫県警は、地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで書類送検したということです。