「公明新聞を購入」することで選挙応援を…公明党支持者の「組織票の実情」を自民党の議員秘書が暴露
公明新聞を大量購入することで「組織票を買っていた?」
一夜明けた2月9日の会見で公明票が小選挙区で動いたのか、との質問に斉藤鉄夫共同代表(74)は「全面的に支援したと思っている」と応じ、こう続けた。 「比例で1043万という数字をいただいた。議席が(自民党に比べて)6分の1で、大突風が吹いた自民党の半分(自民党の比例代表の得票数は2103万票)を取っている」 奈良1区で落選し、役員会に徒歩で移動してきた馬淵澄夫元国交相(65)に尋ねるとこう述べた。 「1040万の比例代表の票を獲得した。(公明票が)動いた、ということでしょう」 関西地域の自民党ベテラン秘書が内情をこう語る。 「自公政権では、学会の地域のブロック長と話し合い、公明新聞を100部単位で購入することで選挙応援をしてもらっていた。選挙の際も自民党の市議や県議が持つ名簿を使って学会員が電話で選挙活動を行っていた。学会員が選挙区に1万人もいるのか不明だった。 今回の選挙で公明出身の議員を通すために2枚目の投票用紙には中道と書いたのだろうが、1枚目に立憲の候補者の名前をちゃんと書いたのだろうか」 急な解散により、中道は衆議院議員のみ各党を離党し、新党に集合した。参議院議員と地方議員は各党所属のままだ。「分裂をしないよう丁寧に議論を進めていく」と野田佳彦共同代表(68)は語るものの、’27年春に統一地方選を控えた立憲の地方議員が中道入党にメリットを感じるのだろうか。また2年後に参院選を控えた参議院議員はどう動くのか。不協和音は至る所から漏れ聞こえてくる。 「斉藤共同代表を巻き込んで恐縮ですけど、どうしても時代遅れ感が2人には付きまとっていた」 9日の会見でそう自嘲した野田氏は代表辞任を示唆しながら「灯した種火を守る仕事は続けていきたい」と党運営にかかわることに含みを持たせた。 結党からわずか3週間で壊滅状態に追い込まれた中道。野党第一党の座はかろうじて守った。さりとて再生への道は果てしなく遠い。 取材・文・PHOTO:岩崎 大輔
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